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法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。それは法学だけに留まらず、倫理学・政治哲学・経済学・歴史学といった領域とも交わる。法概念論や正義論をはじめ、法哲学における中心的議論はどのような性格を持っているのか。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンなど代表的法哲学者への批判を行いつつ、明快に要点を解説。各章末には文献解題を付す。今日望みうる最良の法哲学概論。
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Posted by ブクログ
ケルゼン、ハート、ドゥオーキンの業績を中心にまとめられています。東洋の法文化についても触れられています。しかし正義論が流行った影響か、西洋的な観点が中心です。文章が読みやすくて、興味がある方ならスラスラと読めると思います。
法理学に関するパート(ケルゼン、ハート、ドゥオーキン)は面白く読んだ。正義論とメタ倫理学は(私の関心から離れることもあり)正直、用語法追うのも覚束なかった。 全体的にフェアネスを貫徹した客観的教科書ではなく、森村先生の批評的視点が一貫しており、それが逆に読みやすく感じた。
法実証主義とは法と道徳の繋がりを否定する思想であり、自然法主義と対置される。 前者は西洋近代的思想であり、後者は西洋古代的思想である。 古代ローマ以来、西洋においては法と道徳が区別されず、法の中にプラスの要素が読み込まれる傾向にあった。 西洋における法は私法が中心であったのに対し、東洋における法は刑...続きを読む法が中心であった。 ケルゼンは法規範の根拠としてあらゆる規範の上位に根本規範があるとするが、内容が不明確であり、現在はあまり支持されていない。ケルゼンの純粋法学は独創的ではあるが、社会的現実や道徳的価値との齟齬がある。 ハートは法と道徳を峻別しつつ、法の解釈論において道徳を加味する立場であり、ソフトな法実証主義ともいえる。 アリストテレスは正義と徳は別のものとした。正義の種類については論ずるが、その中身については沈黙している。 功利主義の難点は最大化しようとする幸福の内容が判然としないことである。主観的心理状態、欲求実現、客観的幸福状態と諸説ある。
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