法哲学講義

法哲学講義

1,595円 (税込)

7pt

4.3

法哲学とは、“法と法学の諸問題を根本的・原理的なレベルに遡って考察する学問”である。それは法学だけに留まらず、倫理学・政治哲学・経済学・歴史学といった領域とも交わる。法概念論や正義論をはじめ、法哲学における中心的議論はどのような性格を持っているのか。ケルゼン、ハート、ドゥオーキンなど代表的法哲学者への批判を行いつつ、明快に要点を解説。各章末には文献解題を付す。今日望みうる最良の法哲学概論。

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法哲学講義 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ケルゼン、ハート、ドゥオーキンの業績を中心にまとめられています。東洋の法文化についても触れられています。しかし正義論が流行った影響か、西洋的な観点が中心です。文章が読みやすくて、興味がある方ならスラスラと読めると思います。

    0
    2018年06月12日

    Posted by ブクログ

    法理学に関するパート(ケルゼン、ハート、ドゥオーキン)は面白く読んだ。正義論とメタ倫理学は(私の関心から離れることもあり)正直、用語法追うのも覚束なかった。
    全体的にフェアネスを貫徹した客観的教科書ではなく、森村先生の批評的視点が一貫しており、それが逆に読みやすく感じた。

    0
    2023年11月23日

    Posted by ブクログ

    法実証主義とは法と道徳の繋がりを否定する思想であり、自然法主義と対置される。
    前者は西洋近代的思想であり、後者は西洋古代的思想である。
    古代ローマ以来、西洋においては法と道徳が区別されず、法の中にプラスの要素が読み込まれる傾向にあった。
    西洋における法は私法が中心であったのに対し、東洋における法は刑

    0
    2022年01月09日

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