頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」

999円 (税込)

4pt

草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、“情に厚い”親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。

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頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     やー、おもしろいわぁ。これはいい。わかりやすい。現代の私たちに置き換えて説明してくれるから、頭での理解はもちろん、感覚としてわかる。遠い鎌倉時代の武士たちが、実際に生きた人間としてすごく身近に感じられる。『吾妻鏡』などの史書に書かれているセリフも、〈直訳だと雰囲気が伝わらないので〉と、現代の言葉づ

    0
    2022年01月29日

    Posted by ブクログ

    いやぁ〜、面白かった。

    なんと言っても文体が面白かった!

    かなり砕けた文体で、分かりやすく書いてくれています。たとえば頼朝が伊豆に配流されたあたりのところでは、

    >頼朝は四月生まれなので(『武家年代記』治承四年条)、この時、数え年では十四歳だが、満年齢なら十三歳になる直前、もうすぐ卒業式を控え

    0
    2021年12月25日

    Posted by ブクログ

    源頼朝は鎌倉幕府を開いた。これは日本初の本格的な武家政権であり、日本の歴史上、画期的な出来事である。しかし、征夷大将軍就任で鎌倉幕府を開くという視点は古い歴史観になっている。頼朝は鎌倉殿としての私的権威を拠り所にしていた。

    鎌倉幕府の成立をいつとするかは諸説ある。主な説は以下である。
    ・治承四年(

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    「鎌倉殿の13人」がきっかけで読みました。
    メインは源頼朝と御家人の話。

    文章も読みやすく、史実をペースに書かれているので、大河と比較してみるのもいいかも。

    0
    2022年10月30日

    Posted by ブクログ

    大河「鎌倉殿の13人」と並行して読み進めていたが、途中から一気に最後まで読んだ。史実と著者の視点による解釈が比較ができて面白かった。

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

     教科書の中では抜け落ちる、人間らしさを前面に出した歴史書。小説とは違うが、歴史漫画にちょっと近付いている。
     ただ、内容は、それほど軽くは無い。鎌倉幕府に参じた御家人達は、決して一枚岩ではなく、抗争の連続であったことを再認識。
     今年の大河は、この本をドラマ化したのではないかと思ってしまう。

    0
    2022年03月21日

    Posted by ブクログ

    大河ドラマの予習に。
    著者言うところのこの時代の「物騒とゆるさ」「残虐とほのぼの」感、初心者にもわかりやすく面白かった。
    くだけた現代語訳や文章の調子は、好き嫌いわかれるかも(自分は途中から大泉洋の声で再生された。笑)
    付編もボリュームあります。

    0
    2022年03月06日

    Posted by ブクログ

    鎌倉殿の13人&アニメ平家物語視聴にあたっての副読本として。この時代、自分はいまいち体系的な理解が出来ていなかったので学び直しができて良かった。1年間の大河市長の間、ちまちま読み返す!

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    頼朝時代の鎌倉幕府の実態と御家人との関係性を、様々なエピソードを元に描き出そうとする一冊。再刊にあたって加筆修正と、頼朝後を扱った付編が追加されている。かなりフランクな意訳が特徴的で、併記されている読み下し文と比べると面白い。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    プロローグ  物騒な主従漫才
    第1章    流人の生活
    第2章    ドキュメント・鎌倉入り
    第3章    「オレたちの町」鎌倉
    第4章    御家人たちの「溜まり場」鎌倉幕府
    第5章    御家人たちのハートを掴んだ頼朝
    第6章    故郷としての都市鎌倉
    付編     頼朝の後、後の頼

    0
    2022年01月15日

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