アトランタからきた少女ラーラ

広小路敏

「アトランタからきた少女ラーラ」
銀河系中央部の惑星アトランタから地球にやってきた少女ラーラは、「地球表面に降りて、地球人の少年・少女と交流」することになり、アトランタ星の科学の力を使って、周りの人たちには地球人であるかのように錯覚させながら、「外国人留学生」として、日本の高校生活を体験する。
そして、淡い恋や友情を重ねた一夏の貴重な経験をへて宇宙へと帰っていく。「あれ？ ラーラっていたよね？ 何だったんだろう」。1970年代のリアルな社会状況の描写とSFが交わるファンタジー。

「ケイティ、僕のユーマノイド」
2045年の日本では、ロボットの役割を果たすユーマノイドが主人公たちの身の回りの世話や家事、労働を受け持って暮らしを支えている。ユーマノイドは「万能な生体」で知力も高く、社会生活上の煩瑣な用事をすべて担当していた。そればかりか、政府は、戦闘を担う兵士としても人間型の機械を開発しようとした。
ユーマノイドであるケイティと僕、それぞれの恋の行方、妻子を思う兵士の心情などを軸に、人類が種を超えて信頼し協力しあえるパートナーをもったときに何が起こるのかを描く。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / SF（国内）
• 出版社: 青弓社
• ページ数: 344ページ
• 電子版発売日: 2023年03月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

「アトランタからきた少女ラーラ」読ませていただきました。
物語終盤のブルーラインという言葉に心おどり、
読み進めていると地元の地名も出てきてうれしく思いました。
緊急事態宣言が岡山にも発令され、
帰岡も難しい状態だとは思いますが、
お体に気を付けて、
また会える日を楽しみにしています。