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いまの永田町には、骨のある政治家がめっきりいなくなった。安倍晋三、菅義偉、小沢一郎、石原慎太郎......亀井静香が出会い、権力闘争のただ中でともに笑い泣いた、100人の政治家たち。その功も罪もひっくるめ、亀井節がバッタバッタと切り伏せる。永田町を震撼させた週刊現代の人気連載「亀井静香の政界交差点」がついに待望の書籍化。
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Posted by ブクログ
政界を引退した亀井静香さんが、政治家人生で自分が知り合った101人の人となりと思い出を語ってくれます。「日本をダメにした・・」という副題がついているけど、人の悪口とか曝露話しというようなものはほとんどなく、むしろ、自分が気に入ってた見どころのある政治家達紹介してくれている。結果的に日本がダメになって...続きを読むいるので、日本をダメにしたというのはあながち間違いではなだろうけど。 本書を読むと、単なる報道だけでは知ることのできない、この50年ぐらいの政界を動かしてきた人間達の活き活きとした様子が描かれていて、なかなか面白い。田中直紀(田中真紀子の旦那)とか、つい先日亡くなった武村正義のところなんかの下ネタとか、自分がもらっていた裏金のこととか、こんなことバラして良いのか、という部分も散見される。
政権交代の激変期に多くの政党を渡り歩き、大臣や政調会長を務めた大物政治家、亀井静香氏が出会ってきた100人の政治家について、様々なエピソードを交えて語った1冊。 週刊現代の連載をまとめたもので、著者の「俺が…」で始まる歯に衣着せぬ物言いの文章は、書かれた側からすると抗議の1つも出そうな気もしましたが...続きを読む、そこは著者の人柄なんですかね。 テレビで様々な政治家さんを見る限りでは、「この人が諸悪の根源…?」「この人なんでこんなコトを発言しちゃうんだろ」とか勝手に思っていても、実はそうではなかったり、ちゃんとした背景・事情があったり、というのを教えてくれるのも本著。 そして著者自身のエピソードもあるのですが、機敏さ、とはこういうことか。そして、かくも機敏な人でさえ、政治の波には翻弄されてしまうのか…というのを感じました。 「竹中の言いなりで政策を進めた小泉政権は、ひとことで言うと『人災』だ」として、国としての自殺行為を働いていたと指摘しており、昔は「小泉さんの敵」的な印象だったのですが、今となっては「そういう思いで動いてたのか…」と。。 本著を読んでいて悩ましいのは、政治家って、どんな人がなるべきなのか?ということです。 様々なエピソードが並びますが、ほとんどが政治家同士の足の引っ張り合いの「政局」で、将来を見据える「政治」は少ないのでは?と思ってしまいます。例えば・・・ 「大事なのは、仲間に金を配ることだ」 「能力のある政治家というものは、みんな刑務所の塀の上を走っているようなものだ」 「毎晩料亭で侃々諤々と語り合った」 「利害調整ができて、党内の空気に敏感に反応しつつ策を立てて動き、さらには義理人情で接する」 「権力を奪取するためには、手段を選ばない」 ただ、その裏に背景が透けて見える記述もあって、平沢議員を評したくだりでは「わずかでも時間が空けば地元に戻り、会合やお祭り、冠婚葬祭をハシゴする。(中略)タバコを買うときは、一箱ごとに買う店を変え、散髪するときは毎回違う店だ。選挙民に顔を覚えてもらう意味もあるが、最大の目的は、地元の人たちが何に困っているか、生の声を聞くためだ」というのは、肚落ちする感じがありました。 脇道の話ですが、本著に挙げられた100名の政治家「以外の人」の方が、ちょっと気になりました。 エピソードベースでは名前が出ているので、単に接点がなかったとは思えない…という方もいたりして、本著のサブタイトル「日本をダメにした101人」という言葉の意味合いを考えてしまいます。
タイトルがイカしてます。歴史の生き証人として、関わった政治家の生々しい姿が書かれていて非常に面白かったです。
亀井静香とは名前とは違い本当に五月蠅オヤジだと思っていたが、よく考えている頭のいい奴なのかもしれない 登場する政治家もいい男(女)が多いのか 日本のために頑張ってほしい
政治家を引退しても、まだまだ元気な亀井静香氏が「週刊現代」に連載していたものに、大幅に加筆、修正した作品。この一冊には、亀井氏本人を入れて101人の政治家の素顔、永田町の知られざるエピソードをこれでもかと書いている。
癖の強い政治家の代表格である著者が、昭和から令和までの101人の政治家を寸評。 昭和の政治感丸出しで著者の自画自賛的な要素も強いが、各政治家をざっくばらんに評しつつ、著者の愛も感じられる内容でなかなか面白く読んだ。政治家として大事なのは政策よりまず「人」ということを再認識した。
「俺が俺が」の亀井氏らしい傲慢さが鼻につくが、歯に衣着せず言いたい放題で、話半分で読む分には楽しめる。それにしても色んな政党、政治家が…いまどうしているのだろう?活気はあった方がいい。「政権にとって政策の中身など関係ない。単に人のつながり」悲しいが、それが現実。
週間現代連載時から早く一冊にまとまるのを楽しみにしていた。 たとえば、佐高信の目から見たら、人物評価は、ずいぶんと違う物になっていたはずだ。どちらが良いというわけではなく、それぞれの見方で掬い取れるものがきっとあるということで。 言いたいことが言える。何も生み出さず、ただ長かっただけの時代に、組...続きを読む織の中で、そういう「健全さ」が政党から失われていったことを、歴史として実感する。
亀井静香(1936年生まれ、1979年衆院議員、2017年政界引退)「永田町動物園」、2021.11発行。政治家の光と影、101人の政治家の素顔とエピソードをまとめた書。週刊現代、2018.10~2021.6の単行本化。昭和を築いた政治家、平成を駆けた政治家、令和に生きる政治家・・・、面白かったで...続きを読むす。令和に生きる政治家、頑張って欲しいです。自民党以外では、著者は、玉木雄一郎と前原誠司に大きな期待をかけています。
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