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私たちはどこにいるのか。そして、どう生きるべきか――。『サピエンス全史』『ホモ・デウス』で全世界に衝撃をあたえた新たなる知の巨人による、人類の「現在」を考えるための21の問い。
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Posted by ブクログ
村上龍の「半島を出よ」を読んで、政治や経済や国際情勢や歴史に、興味と知識を持たないことは弱点だと気づいた。 とにかくなんでもいいから読みたくて、有名な本書を読んだ。 現代社会が抱える諸問題についてわかりやすく、面白く書いてある。 世界と未来に関して自分も何かしなくてはと思った。 もう一度読み直し...続きを読むたい。
テクノロジー、宗教、戦争などの様々な切り口で、我々が無意識に(だが冷静に考えてみれば根拠なしに)抱いてしまっている思い込みや偏見を明らかにしてくれる。 世の中で起きている事柄について、多少なりとも見方が変わるような気付きをいくつか得られた。
単行本が出版された時に読んだのだが、途中で放り出したままになっていたのだが、サピエンス全史が文庫本化されたのを契機に、サピエンス全史、ホモデウス、21Lessonsと全て文庫で読み直しました。 21Lessonsはあまりにも取り扱う分野が広くてどれだけ理解したのかわからないのですが、サピエンス全史...続きを読むから通読したのでやっと征服した感を得ることができました。この21Lessonsの中で最後のLessonは「瞑想」なのですが、ユヴァル・ノア・ハラリは2000年にヴィパッサナー瞑想のレッスンを受けて、それ以降まいにち2時間の瞑想と毎年1か月から2か月の瞑想修行を続けているそうです。この瞑想の実践が提供してくれる集中力と明晰さがなければ「サピエンス全史」も「ホモ・デウス」も書けなかっただろうと振り返っています。 確かに情報をいくら与えられても、自分が考えていると思っていることの多くが虚構でありそれと現実を区別することがますます困難となっている現在、自分の集中力を研ぎ澄ます訓練なしには何事も明確な発言はできない。ハラリの主張はまさに明確であるのは、ユダヤ人だからではなく、瞑想の訓練をしているからなのだというのは驚きました。 いずれにしてもバイオテクノロジーと情報テクノロジーが進歩するにつれ、私たちの周りに様々なアルゴリズムが私たちをじっと見ているようになり、アルゴリズムが私たち以上に私たちを知るようになるのは時間の問題だと言えます。そのアルゴリズムに支配されずに自分自身を知るためには、努力が必要だということがわかりました。
・自由民主主義や自由貿易は完璧な制度ではないが、最善の制度ではあるというのが21世紀の答えになっているが、果たして今後もそうだろうか。データ社会となり、頭のいいAIが理論上最適解を導ける社会が到来したとき、無知の人間に等しく投票させる自由民主主義は好ましいのか。最も納得感のある制度であることは間違い...続きを読むないが、正しい解を導けるかは分からない。 ・チャンスを掴む人間というのはチャンスを掴む準備をしていた人間であり、何もしていない人間は、どんなに社会が機械化、AI化したとしても、棚ぼた的な成功はつかめない。今後の世の中というのは、より格差が生じる社会となる。
ー 人間は、事実や数値や方程式ではなく物語の形で物事を考える。 そして、その物語は単純であればあるほど良い。どんな人も集団も国家も、独自の物語や神話を持っている。だが二〇世紀には、ニューヨーク、ロンドン、ベルリン、モスクワのグローバルなエリート層が、過去をそっくり説明するとともに全世界の将来を予測す...続きを読むるという触れ込みの、三つの壮大な物語を考え出した。 ファシズムの物語と、共産主義の物語と、自由主義の物語だ。 ファシズムの物語は、異なる国家間の闘争として歴史を説明し、他のあらゆる人間の集団を力ずくで征服する一つの集団によって支配される世界を思い描いた。 共産主義の物語は、異なる階級間の闘争として歴史を説明し、たとえ自由を犠牲にしても平等を確保する、中央集権化された社会制度によって、あらゆる集団が統一される世界を思い描いた。自由主義の物語は、自由と圧政との闘争として歴史を説明し 、あらゆる人が自由に平和的に協力し、たとえ平等はある程度犠牲にしても中央の統制を最小限にとどめる世界を思い描いた。 ー 単純化して言ってしまえば、人間は物語の中で生きている。物語りの単位は個人から始まり、家族、共同体、部族、民族、宗教、国家、人類、地球、宇宙、、、大小問わない。その物語りの中で生きている自分をその物語を通じてしか認識できないか、その物語りの外から認識できるか、その違いが重要。 物語りの外から世界を眺める事により、この世界の真実が見えてくる。その真実から、本来の我々のなすべき事を考えられるかどうか、その事によって、世界が救われるかどうかの明暗が分かれる。 それが、この21のLessonsの本質だと思う。
怒涛の5冊買いの2冊目は、ハラリの21Lessonsです。21世紀をどういきるのか、知の巨人の未来への羅針盤です。
なんて書いてあるか本当に分からんかったです。 ただ、辛うじて読み取れた所はいくつかあって、私一人の生活にはあまりにも多くの人が関わっているから、顔が分からない人でも遠くに住んでいる人でも倫理的な責任を負わなくちゃいけない。即ち、困っている人がいたら助けてあげなくちゃなーとは思いました。
著者・ユヴァル・ノア・ハラリさんのサピエンス全史を読んでホモ・デウスを読む前に先に21 Lessonsを読んでしまいました。21 Lessonsという事でテクノロジー、政治、絶望と希望、真実、レジリエンスの5つのカテゴリー内に雇用、文明、移民、戦争、正義、教育等21の議題について書かれている本です。...続きを読むAIの発達が人類に及ぼす影響や欧州になだれ込む中東やアフリカ難民、人々の持つ熱心な信仰心と狂暴性の二面性等、読んでて頷ける事が多々ありました。特に移民問題と宗教についての著者の考察は同意する事ばかりでした。2022年は未だ始まったばかりですが、お勧めの一冊です!
サピエンス全史、ホモデウスと読んできたが、 前2作で語られてきた視点から現代社会の重要なテーマについて述べられており、世の中で起きている事を俯瞰的に理解することができる本だと感じた。
絶対的な正義や真実を否定して、虚構を認める能力こそが、人類同士の協力を可能にし今日の繁栄に至ったというのが、サピエンス全史以来の筆者の考察と思います。ただ本書ではテクノロジーの発展により人類のアイデンティティ(存在の意味?)か脅かされるのではないかとも、主張しているとも感じました。解決策を見つけるの...続きを読むは難しいのでしょうが、歴史と今の我々を結びつけて考えさせてくれるのは素晴らしいと思います。
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21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考
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ユヴァル・ノア・ハラリ
柴田裕之
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