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娘と訪れたスキー場で、柚木草平は高校時代の初恋の女性・卯月実可子と二十年ぶりに出会う。以前と変わらない美貌のまま、雑貨店オーナーとして活躍していた彼女が、再会後まもなく何者かに殺害される。実可子の姪から事件の調査を依頼された柚木は、高校の同級生を順に訪ねていくが……。高校時代の懐かしい思い出とともに、次第に明らかになる事件の真相。青春のほろ苦さと、初恋の切なさが秀逸な“38歳”の青春私立探偵シリーズ第2弾。
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Posted by ブクログ
柚木草平シリーズ、2作目。 今作の被害者、および容疑者は全員、草平の高校時代の同級生。そのせいもあって、草平の過去を含めた人間性も垣間見ることが出来る。前作でもチラリと出してはいたけど、見かけによらず、なかなか深刻な過去を色々持ち合わせているらしい。口からポンポンと飛び出す草平のキザなセリフは健在...続きを読む。ここまで達者だとお見事。女性の天敵みたいなキャラだけど、憎めないワ。ただ、相手になる女性がたくさん出てくるけど、2作目にしてすでに似通った傾向になりがちかな。 前作もだけど、このシリーズ、青春モノのようなタイトルなのに、主人公がヤサグレ中年男であるのが笑える。
柚木草介シリーズ第二弾。 いや、今回も会話がシャレててテンポが良くて、 ついつい一気読みしてしまいました(^ ^ 今回は、柚木の高校の同級生が殺されるという事件。 高校時代の「仲良し6人組」と対峙する中で、 徐々に明らかになる隠された軋轢。 さらに柚木の過去の事件についても一部明らかになり、 ...続きを読むなるほどこういう経験がこのキャラクターを作ったかと 納得できる部分も多い。 柚木の「惚れっぽさ」は健在。 ただし今回は「昔の同級生」の出番が多いからか、 前作ほどの「ピンチ」に陥るようなことはない。 「過去と向き合う」ことが多いせいか、 多分に柚木の内省的な記述が多く、そのためか 今回は「別居中の娘」が一番柚木を引っ張り回す。 「ハードボイルドを貫こうとする」柚木のキャラは、 無駄にロマンチストでヒロイックな性格といい、 公開と反省ばかりで改心しない生活態度といい、 世の男性諸氏には共感できる点も多いのでは。 もちろん、柚木ほどもてやしませんがね(^ ^;
女好きなフリーライター、柚木草平シリーズ第二段。 今回も相変わらず皮肉の利いた台詞と軽妙なやり取りが読んでて面白い。 ミステリーとしては足で操作して真実に辿り着く、奇抜なトリックなどない話だけど、登場人物のやり取りは秀逸。
一気に読んでしまった。 柚木草平の軽い台詞が好きかも…。 高校の同級生かぁ〜青春だね! 樋口勇介さんの小説に出てくる男性にいつも惹かれる物がある私です。
電車の中で読んだので記録出来なかったけど、柚木のふざけた台詞はやっぱり好き。 こんな三十八歳いたら惚れるなー。
前作より、スピード感があって、ずっと面白く読めた。 高校時代の同級生にあえば、どんな気分になるか、容易に想像できるからかもしれない。そう仲が良くなくて、顔見知り程度なら ちょっと客観的にだけど、ある部分では興奮気味に柚木くんの気持ちになれる。 仲良さそうに見えても、いろいろある。それは、きっといつで...続きを読むもそう。高校生の思いや考えなんて、大人と子どもあいだで面白い。 そして、あんな聞き分けのいい11歳の少女は、いない。 そういう話じゃないことは、 重々承知しているけれど 大人が大人のために書いたお話の子どもは、 いつも大人に都合がいい。
柚木草平シリーズ第2弾。 やっぱりこのシリーズ好きだなー^^。 今作は謎解き部分が結構大きいため、絶妙な会話のやりとりは少ないけど それでもやっぱり楽しい^^。 このシリーズ全部欲しいのだけど、何故かこの次に持ってるのは第6弾・・・ 3,4,5弾も全部文庫で出てるから買わないとー。
中年オヤジが読むには勇気がいるタイトルである。でも、主人公の柚木草平は38歳の刑事事件専門のフリーライター兼探偵。ストーリーはハードボイルド・タッチに進行する。娘と訪れた草津のスキー場で、高校時代の初恋の女性・卯月実可子と出会う。しかし、1ヵ月後彼女は殺される。実可子は娘・梨早に「自分に何かあった...続きを読むら柚木さんに相談するように」と言い遺していた。この作品は柚木草平シリーズの第2弾。今回は柚木が高校の同級生に捜査のため接触する。柚木が背負っている重荷を振り返る。読者に過去の一部を覗かせる。ふだんは、減らず口や憎まれ口ばかりのシニカルな男であり、美女には歯の浮くような世辞を欠かさない軽い男を演じている。柚木の現在と過去。辛い過去を隠し、道化を演じるように生きる強さが好きだ。そうできる男は理想だ。物語は淡々と語られる。派手なアクションも展開もあるわけではない。しかし、そこがいい。人間の多面性について、考えさせられる作品だった。もうひとつ、この作品は著者・樋口有介さんの真面目さも実感させた。あとがきを読んだら、このシリーズはすべて主人公・柚木草平の1人称視点で描かれているという。風景、状況、登場人物の姿かたちから表情や仕種まで、柚木草平が見た通りの構成ということだ。ぶれることない構成が、安心感をもたらしてくれていたことに気付いた。表紙の絵は、物語の6人のイメージ。柚木はどの子だろう?
内容(「BOOK」データベースより) 娘と訪れたスキー場で、柚木草平は高校時代の初恋の女性・卯月実可子と二十年ぶりに出会う。以前と変わらない美貌のまま、雑貨店オーナーとして活躍していた彼女が、再会後まもなく何者かに殺害される。実可子の姪から事件の調査を依頼された柚木は、高校の同級生を順に訪ねていくが...続きを読む…。事件の謎とともに、青春のほろ苦い思い出が柚木を深く悩ませる、私立探偵シリーズ第二弾。
変わらず、セリフが良い。テンポ良く、あっという間に読める。の被害者の姪とのやりとりで、主人公のセリフが普段のペースから外れる妙も良い。シリーズ全部読みたくなる。
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