『失われた時を求めて』への招待

『失われた時を求めて』への招待

968円 (税込)

4pt

4.5

岩波文庫版『失われた時を求めて』(全14冊)の完訳を達成したプルースト研究第一人者が作品の核心に迫る解説書.この不世出の大長編は,なにを,どのように語った作品なのか.全体の構成,特長,勘所を分かりやすく読み解く.魅惑の読書体験へといざない,全篇読破に挑戦する人には力強い羅針盤となるスリリングな一冊.

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『失われた時を求めて』への招待 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年05月19日

    大学で『失われた時を求めて』を読んでから、手に取った。一昨年には読み終えていたのに、なんで感想を書かなかったのか。ぼんやりした自分よ。

    出版当初から、話題になっていたけれど、とてもわかり易い入門書だと思う。私は先に講義を受けて、作品を読んで、休暇の楽しみに読んだので、おさらいとしてはすごく入りやす...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年10月24日

    ”パリの社交界を描いている”という紹介がされることがあるが、なんで現在の自分となんの関係もなさそうなパリの社交界の話なんて読む必要があるんだろうという、当然の疑問に対してちゃんと回答してくれている。”無意識的想起”と”印象”で”時を超えるもの”として”永遠”を描く、というのはわりあい納得。その他もい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月09日

    突然、読書のモチベーションが雲散霧消してしまった。
    それを救ってくれたのが、「文學界10月号」に掲載されていた吉川先生の「見出された『失われた時を求めて』初稿」だった。

    最初、ちくま文庫の井上究一郎訳を読んでいた僕は、第5巻で頓挫してしまっていた。
    その時出会ったのが、立教大学の公開セミナー「新訳...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年09月18日

    岩波文庫での『失われた時を求めて』を読みたくなった。
    まったく紐解いたことはないけど、分かりやすい文体になっているんじゃないかと期待できそう。この新書で引用される文章からはそう思える。
    それくらい本作品では、あの大作の構造がうまく紹介できていると思うけど。

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