日本の軍隊 兵士たちの近代史

日本の軍隊 兵士たちの近代史

880円 (税込)

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4.0

1873年の徴兵令の制定以来,文明開化の推進力となり,全国に近代秩序を浸透させた日本の軍隊.それが反近代的な皇軍へと変貌を遂げたのは,なぜか.日本の民衆にとって,軍隊経験とは,どのような意味があったのか.豊富な史料をもとに,「天皇の軍隊」の内実を解明することで,日本の近代を描き出す.

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日本の軍隊 兵士たちの近代史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    大きく分けて2種の観点から日本軍を見る。
    ひとつは一兵士から見た日本軍。それは徴兵される存在であり、成人への儀礼通過の象徴であり、満期を上等兵で向かえ故郷に錦を飾るべきものであり、またその職業は貧しい農村出身者の生活手段であった。
    祖父がそのまた祖父⁽予備役⁾の載る日露戦役の出征リストを見て、上等兵

    0
    2014年05月07日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    1873年の徴兵令制定以来、文明開化の推進力となり、全国に近代秩序を浸透させる役割を果たした日本の軍隊。
    それが、十五年戦争期のような反近代的で精神主義的な軍隊になってしまったのは、なぜか。
    日本の民衆にとって、軍隊経験とは、どんな意味があったのか。
    豊富な史料をもとに「天皇の軍隊」の

    0
    2011年05月15日

    Posted by ブクログ

    昭和天皇に関する本を読んだので、それじゃあ軍隊そのものはどうなのかなと思い読み始める。近代化推進の機能がいかに反近代的組織になったのかが理解できる。

    0
    2011年08月13日

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