データサイエンスで解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない

データサイエンスで解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない

880円 (税込)

4pt

4.0

古代史最大のナゾである邪馬台国所在地はデータサイエンスの手法を使えば、北部九州で決着する。畿内ではありえない、その理由を古代鏡や鉄の矢じりなどの発掘地の統計学的分析を駆使しながら、誰にも分かりやすく解説。その所在地はズバリここだと示す。

...続きを読む

データサイエンスで解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    テーマは「個のみならず全体で見ることを忘れるなかれ」。
    特定の銅鏡の出土数のような定量的指標が軽視され、(とりわけ京大において)慣習的に定性的な評価が重視される我が国の考古学の現状に筆者は危機感を抱いており、邪馬台国近畿所在説を例に統計学的観点から考古学を再考する、といった内容。
    筆者の懸念点は考古

    0
    2023年09月20日

    Posted by ブクログ

     いやはや。痛快まるかじり。科学的立場で、邪馬台国を論じるべきだ。
    考古学の中には、いまだに権威者がいう説がまかり通っている。だから、捏造事件も起きるのだという。邪馬台国は、データサイエンスで解けば、明らかに福岡であり、朝倉市周辺なのだという。
     著者は、「文章心理学」の研究から始まっている。文章心

    0
    2023年03月30日

    Posted by ブクログ

    新聞などの報道で畿内説に有利な話が出るたびに違和感を覚えていたその理由が、これを読んで理解できた気がする。
    あくまで個人的な肌感覚で九州説か東遷説を推していたところを科学的根拠を述べてくれたというか。
    日本の考古学はよくも悪くも文系学問なのかなと感じた。

    流石にこの本に書かれているほど、どきっぱり

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    魏志倭人伝の記載内容と各地の出土品を照らし合わせ、邪馬台国は畿内ではなく北部九州にあったとする書籍。説得力があっておもしろいし、順当な推定だと思う。ただ、魏志倭人伝の記載が正しいという前提がどこまで堅固なものなのか疑問が残る。

    最近は少しずつ変化しているが、日本の大学では、考古学は文系に属する。だ

    0
    2022年06月30日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルに惹かれて購入。邪馬台国が九州にあったのか、それとも畿内にあったのかが長らく議論になっていることはなんとなく知っていたが、それをデータサイエンス的手法で解明できるという主張に興味がわいた。著者は京都大学文学部出身の考古学者。

    邪馬台国の問題のみならず考古学的問題の解明には、発掘物を詳細に観

    0
    2022年03月03日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「卑弥呼のみやこは99.9%福岡県に」という帯の文句だけで買ってしまった。
    知識があるわけでもなく単純脳なので、この本を読むと「それなら邪馬台国は北部九州にあったんじゃないの?」と思ってしまう。
    印象的だった部分をいくつか。
    =====
    私は、卑弥呼のみやこ(日本語の「みやこ」は、「宮処」で、王の宮

    0
    2021年11月13日

データサイエンスで解く邪馬台国 北部九州説はゆるがない の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

朝日新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

安本美典 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す