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若くして世の注目を集めたことで、辛酸も知る著者は、一方で友人とのつきあいを大切にし、子育てをし、両親を看取り、50代に入った。10代から60代までの友だちについての悩みに、著者ならではの人生体験の厚みで答える好著。
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Posted by ブクログ
前回読んだ時は、当時の年齢のせいか、仕事とパートナーシップみたいな所に目が行ったのですが、今回読み返して、ご病気で亡くなられた方の箇所が1番心に残りました。 育つうえで、厳しい環境があって、本当は(時間もかかること、むつかしいことだけれど)ゆるむ方向を大切に出来たらよかった。 でもどうしても、厳し...続きを読むい環境で、ぐっと力を入れて生き延びるためにがんばって、なんとかする感じのまま、厳しい環境に身を置く繰り返しのまま、なかなかゆるむ事が難しかった。 そんな事が書かれてあって、あえて厳しい所に行ってしまうくせや、ゆるんでいくことについて、考えるきっかけになりました。 はっとする事が多く、また折にふれて読み返してみたいです。
「友だち」はいらないけれど「仲間」は大切、という言葉があった。私の中では、特に話がある訳じゃないけど顔が見たくて連絡しちゃう人は友だち。それ以外は自分の中ではクラスメイトで括っていたけれど枠はもっと外にもあった。本書の中では私の中での友だちは仲間であるようだった。これまでのコミュニティの中で、ただ楽...続きを読むしげに一緒にいるだけの友だちが私にも沢山居たし、今も居る。みないい人たちだったからその時間を後悔はしていないけれど、思い返してみれば心休まらない日々だった。この本の中に「いつも隣にいて価値観もピッタリという存在がいるとしたら、それは自分自身だけ。」という言葉がとても胸に響いた。自分と仲良くなっていれば、基本的に人間は大丈夫と背中を押してもらったような心地よさを覚えた。無理な友達作りはしなくとも、常に心を開いていろんな人と接していれば空いたところに新しいものが入ってくると私も考えることが出来たのでほんの少し生きやすくなった。私の趣味はいくらかマイナー自分の激しさを隠しながら趣味の世界を生きている変わった人達を見つけ出すのはとても大変だけれど、本当に出会ってよかったと思う。人生が終わるころにはバリエーションが豊かな人間関係が構築されていればいいなと漠然と思う。 本書に登場する〝友だちカウンセリング〟の重要さをいまはよく分かっていない。しかし、本当にちょっとした時、その人の癖が垣間見えた時に「もうそんなこだわり、はずしていいんじゃない?」と自然に言ってあげられることは、カウンセラーではく身近な友だちだからこそできることなので、私だからこそできる自然な接し方で言葉をかけていってあげていきたいと思った。
10代~60代の相談者から寄せられた友達に関する36件の悩みに対して、吉本ばななさんが自分ならこう対処しますという回答をされています。 一口で友達に関する悩みといっても内容は様々で、中には命に関わるようなものもありますが、ご自身の経験に基づいた真摯で具体的な回答をされていることに、頭が下がる思いがし...続きを読むました。 個人的には人との距離の取り方や、相手による気持ちの割りきり方など参考になりました。
吉本ばななさんが一つ一つの質問に真摯に向き合っていて、どの回答もそれぞれとてもスッと心にしみ込んできました。
たくさん心に残ったフレーズがあったけど、 いい友達をもつにはじぶんのことをよく知るように。 人間関係は流動的に ってのが好きだった
読みたいところ、読む気にならないところ両方あった。詩みたいにその時々の状況によって響く言葉とか悩みが違うのだろうって思った。悩みができたら読み返そう。
吉本ばななは下町育ちの自分がすごく好きなんだと感じた。 紹介には「厳しい」とあったが、どちらかというとちょっと偉そうだなと思う回答もちらほら。 それとは別に、なるほどと思った点。 ・問題は分ける。複数の問題をひとつであると勘違いしない。やりがちだが、気をつけないと。 ・恋人から夫婦になるときにはお...続きを読む金が関係する。言われてみればそうだが、財布がひとつになるということは経済を共にすることで、単に籍を入れる以上の経済的な関係になることだった。
読者の悩みに答える形をとりながら、ばななさんが大切な友人との思い出を語っているのが印象的な本でした。とても大切なご友人がいたんですね。あとがきに感動しました。
「例えば宇宙人が地球にやってきてみんなを見たらどう映るか?」 著者が冒頭でおっしゃっていることだが、人間関係という人間の全ての悩みの基礎を、この本は客観的かつシンプルに映し出している。 この一見シンプルな言葉たちは、ご本人があらゆる人間関係に対して試行錯誤してきた過程に生まれたもの。だからこそこれを...続きを読むヒントに、私は私で試行錯誤するしかない、と思わされた。試行錯誤の過程で、ばななさんのように"愛を向ける方角"を捉え、そこにブレずにまっすぐ愛を注げるようになればいいな。
旅のお供として。吉本ばななのエッセイって初めて読んだかも。つーか、吉本ばなな自体、超久々に読んだわ。題名のとおり、友達に関する相談に答えるという形。これをエッセイとは言わないのかもしれんな。あとがきによると厳しすぎて全部読めない、という人もいたそうだ。全然そうは思わなかったな。私も率直に生きたいと思...続きを読むってはいるけど、やっぱ難しい。でも他人からは比較的正直にものを言う人として見られていると思う。あと、結婚について、経済をともにすることであるというのが強調されてて、なるほど、と思った。やっぱ金が絡むといろいろあるよね。私もあのお金が返ってくるとは思えないし。
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