ジブリの授業

古川晴彦

ジブリ映画から聴こえてくる、〈近代〉に閉じ込められた多層的な〈声〉を生徒たちと掘り起こす授業の記録。
高校生と教師が〈教わる者〉〈教える者〉の垣根を超え、主体的に議論する「ジブリの授業」は12 年にわたって続いている。ジブリ映画には、忘却された様々な記憶が封印されている。映画から聴こえてくる〈声〉に耳を傾けながら、教師と生徒が授業で熱く語り合う中から生まれたジブリ論。


◇ 収録作品『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』『風の谷のナウシカ』
◇ 章末に授業で登場したキーワード集を付す。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 雑学・エンタメ / アニメ・芸能・ゲーム攻略本
• 出版社: アルファベータブックス
• ページ数: 220ページ
• 電子版発売日: 2021年10月01日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★★]

これまではただただ作品を楽しみながら観ているだけだったが、この本を読んでもっと意識して観ようと思った。

各作品に込められた宮崎駿のメッセージを考える内に、ジブリから得る楽しみ方がグンと増した。

次の金曜ロードショーが待ちきれない。