政界再編 離合集散の30年から何を学ぶか

政界再編 離合集散の30年から何を学ぶか

924円 (税込)

4pt

4.1

1993年に細川政権が発足し、日本政治は政界再編の時代に突入した。非自民勢力の結集は新進党で一度挫折するが、二度の合流で伸長した民主党は2009年に政権交代を果たす。しかし政権崩壊後、民主党は四分五裂し、「第三極」も低迷。自公政権のもと「一強多弱」に陥った。大同団結しなければ選挙に勝てず、政党が拡大すれば路線対立が激化する――。ジレンマを乗り越え、「政権交代可能な日本政治」実現の道を示す。

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政界再編 離合集散の30年から何を学ぶか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    何で政党がこうもくっついたり離れたりを繰り返すのかが分かりやすく書かれていました。
    これからの政治を考えるためには、過去に何があったのかであったり、どういった力で政治が動いているのかを知ることはやはり大事ですね。
    最近政治に関心を持ち始めた人にも良い一冊だと思います。

    0
    2021年09月05日

    Posted by ブクログ

    山本健太郎(1978年~)氏は、東大経済学部卒、東大大学院総合文化研究科博士課程修了、東大先端科学技術研究センター特任研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)、北海学園大学法学部准教授等を経て、同教授。専門は政治学、現代日本政治。
    本書は、1955年の保革合同以後、特に、1993年の自民党の分裂(自

    0
    2022年01月25日

    Posted by ブクログ

    いよいよ本日衆議院解散。短期決戦、今月31日の投票日に向けて各党は公約を発表していますが、自民も分配、立民も分配、争点はいったい何なのか?都議選でもそうでしたが、何を持って候補者を選ぶのか、政党を選ぶのか、たぶん選挙当日になってもわからないような予感…です。この選択肢の無い感じは日本だけではなくて世

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    2021年10月14日

    Posted by ブクログ

    これまでの政治の流れが分かった
    民主党政権前後のことはよく覚えているので興味深く読めた
    一強多弱は選挙システムの構造上の問題で今後も克服できるか怪しい

    0
    2021年10月08日

    Posted by ブクログ

     この分野にはずっと関心を抱いているが、いろんなトリビアめいた記憶の呼戻しがあった。ただ、今の自民党の「テイタラク」でも政権にあるというような緊張感の無さが、2010年台から続くというのが、現在の日本の停滞の根本的原因。せめて理念ある小規模政党の存在を。

    0
    2021年08月01日

    Posted by ブクログ

    日本の1993年以降の政界再編の歴代を、選挙制度改革に伴う制度的背景、選挙のための大同団結の必要性と党内の路線対立というジレンマ、を軸に振り返り、歴史的教訓、今後も起こりうる再編を観察する上での座標軸を示している。

    0
    2021年09月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目まぐるしかった
    それを新書にコンパクトにまとめておりその意味では資料価値が高いと思う
    でも「何を学ぶか」と題する部分の解説がほとんどないと思うので1点減点

    0
    2021年10月10日

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