無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
双眸に星を宿した天の申し子。人々を真なる道に導く――そう予言され生まれてきた柳宮家の嫡男白珠は、ある事件をきっかけに右目ばかりか宮城内での地位もすべて失い、世捨て人のような生活を送っていた。だが、妹の代わりに旧都香久の御所守を買ってでたことから、運命の歯車は大きく回り始める。うち捨てられ、鬼の巣窟となったかつての都。そこに巣くっていたのは、元は人でありながらも妄執に囚われ鬼と化した、鬼の王陽炎だった。『星砕きの娘』から遡ること数百年、星の目を持つ男と鬼との壮絶な闘いを描いたファンタジイ大作!/解説=東雅夫
...続きを読む
鬼と仏と
最後は何だか仏教の深淵に触れたかのような気になりました。主人公は損な性分というか、難儀な奴です。そして、鬼になった陽炎と恋人の話が切ない。阿竹もいい奴なのにな。人の嫉妬心とか悪意は怖いものです。白珠は色々なしがらみから逃れて自由になれたようですが、きっと今後も色んな事に頭を突っ込むことは止められない
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。