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昭和、平成、令和――時代は変わっても、実家から送られてくる小包の中身は変わらない!? 業者から買った野菜を「実家から」と偽る女性、父が毎年受け取っていた小包の謎、そして、母から届いた最後の荷物――。 家族から届く様々な《想い》を、是非、開封してください。
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Posted by ブクログ
ダサいけど、 親の気持ちも分かったつもりでいるけど、 自分の親のことなんてどれくらい知っているのだろうか。
タイトルに惹かれて読み始めて、読みやすい短編集だなーと思いながら読み進めていたら、まさかの最後6話目の「最後の小包」で泣かされた。
6つの話で構成されていて、地方から東京へ、東京から地方へ行った子供に向けた小包の話と全く違うタイプの小包の話が載っている。どれも心温まる話で読んでいて飽きない。
実家からの贈物がテーマの短編集。仲が良かったり悪かったり、それぞれ事情があるけれど、なんとか前を向けたらいいなと思える話。実家の付き合い方に悩んでる人に。
高校にはじまり、予備校、大学時代とお母さんから小包届いていたなと思いながら読んだ。絶妙にダサくて愛情たっぷり。わたしのことを分かっているような、少し幼く感じているような不思議な温かさがあったなあとふりかえった。親になったらまた違う感情で読むのかな。感情に任せて思ってないことまで言うこと、気が張って大...続きを読むきく見せたくなること、読みながら、わかるなあと思うことばかりだった。
最初から これ我が家のこと書いた?と思うほど わたしが娘が心配で、電話かけてるシーンは わたしそのもの。その心理状態が面白かった^_^ 心配性の母は、わたしです^_^ 短編だから読みやすかった
小包にまつわる6つのお話。それぞれがありそうなお話で面白かった。特に最後、“第六話 最後の小包”がよかった。主人公、弓香が母の再婚相手まさおさんに反発し、頑なに拒絶するが、母からの小包がきっかけで心も解けて…電車の中で読んでいて、思わず涙が。6つのお話、全て、読後感がよかった。私は、小包、母からもら...続きを読むった事、なかったなぁー。その代わり、結婚してから父が趣味の畑仕事で作った野菜を頻繁に箱にぎっしりと詰めて送ってくれていた。1回だけ、荷物を受け取って届いたよー、という連絡が遅れたら、すごーく怒られた事を思い出した。そして、父が亡くなった後、たまたま片付けをしていたら、電話台の下の引き出しに宅配便の伝票が沢山入っていて、見慣れた父の字で私の家宛や、親戚の家宛など何十枚も。いつでもさっと送れるように用意してあったんだなぁー。ごめんね、お父さん、いつも文句ばっかり言って「こんなに一度に送ってこられても、食べきれないから」ホントにごめんなさい。 小包が届く、それだけで幸せな事なのにね。 色々な事が思い出されました。 そんな私は、今、海外にいる息子たち家族宛に小包を時々、送ってます。
6話からなる短編の中で登場する小包は、自分が小さい頃に好きだったものや、栄養を心配してくれてるのはわかるけど、こんなにどうするんだ…と思ってしまうものなど、一見すると特別なものなどないからダサく見えるけど、実はすごく愛情が詰まった物たちなんですよね。 私も一人暮らしの時は母が送ってきてくれて、こんな...続きを読むのいらないのに。と思ったこともありました。 そんなことを思ったことを反省しつつ、母にあの時はありがとうと伝えたいと思います。
離れて暮らす子どもへ宛てた、実家の母親からの小包をテーマにした短編集。全6話。 * * * * * 母親は基本、心配性なものです。それは時折、子どもに送る小包にも表れたりします。 見栄えなど気にしない。名より実。花より団子。少しでも子どものためになるものならと、あれもこれも...続きを読む。 とてもいいテーマだと思います。 本作の優れた点は、シチュエーションに幅を持たせ、実の親子関係以外のパターンも描いているところです。 擬装あり、商売あり、隣人あり、そして父親との間で実らなかった恋の相手あり。 どれもよくできていて、軽く読めるのに読み応えがありました。作者のストーリーテラーとしての才のなせるワザなのだと感心しました。 個人的には、(自分がこれまで読んだ) 原田さんの短編集の中では最高傑作ではないかと思います。 とても印象深い作品でした。
すぐに読み終わった。 母親からの小包は、一緒に暮らしていた頃の思い出も一緒に詰まっていて、こんなものまで、と思うこともあるけれど、それもひっくるめて愛おしいんだなと改めて思う。 面白かった。
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母親からの小包はなぜこんなにダサいのか
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原田ひ香
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