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20年以上、カウンセラーとして職場の「嫌がらせ」やいじめなどの問題を扱ってきた著者によると、他人をいじめる大人はおおよそ3種類に分けられるという。自分の感情をコントロールできない「感情型」、自己愛が強い「自己愛型」、他者が自分にとって使える人間かどうかでしか判断しない「他者利用型」である。では彼らによるいじめにどのように対抗すればいいのか。敵愾心を持つのは逆効果。本書では大人としてもっとふさわしい対抗策を解説するとともに、長い目で見て最も有効な解決策として、他者と本当の信頼関係を作り上げる「傾聴」のスキルを紹介する。 (内容例)「自分が正しい」と思い込んでいる人の怖さ/自分たちと違うからいじめるという同調圧力/「そんな発注は受けていない」と言うCさん/上司から大量の本を読むことを強要されたBさん/人の噂に尾ひれをつけて拡散する人たち/公園デビューで仲間外れにされたOさん/自分自身を楽にする「傾聴」の本質
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年12月08日
私は自己啓発的な本はあまり読まない。理由はさまざまだが、一番はタイトルを読んだだけで自己完結できることが多そうだなと判断してしまうからだろう(私は聖人なのではなく、自分の中に答えがあるのだと思って必要としないタイプ)。
そういうわけで、あまり手にしない本のジャンルではあるのだがある日、ふと他者が私に...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月13日
■最近は「自分が正しい」と主張してそれに従わない人をいじめる人が増えている。誰かの借り物ではない「自分の意見」とは自分の頭で考え抜いた後にようやく出てくるもの。
他者を思いやることができず、いじめても良心の呵責を感じない人たちが本当の意味での自分の意見を持っているのか、はなはだ疑問。なぜなら自分の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月20日
いじめの例で出てくるものとしてはとても理不尽なものであり、容易に抵抗することができるものではないと思いました。
筆者の立場としては、法的に争うという手前の関係性の修復やいじめ主の望む対応を取ることにより結果的に穏便にうまくいくことをメインの対策に据えているように見えました。この辺が別の本「大人のいじ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月11日
最終章の傾聴については気付きが多く、もっと勉強したいと思えた。
が、結局は傾聴してもいじめる人は変わらないし、前段では、パワハラ社長には従うしかないとか、多少へりくだる姿勢を見せるとか、著者の言う「「人は、自己実現の願望を持ち、努力をして実現を目指すことができる存在」という人間観を持つこと」との矛盾...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月03日
大人のいじめが起こる原因、加害者の3タイプ(「感情型」「自己愛型」「他者利用型」)、いじめの辛さを軽減するための傾聴について書いてある。
実例がリアル。加害者は変わらないことがよくわかる。
被害者は傾聴スキルを上げて自分を守ったり味方を増やしたり、それでも耐えられなければ転職しかないんだろうか。
人...続きを読む
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