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秋元康初の長編、産経新聞の連載小説ついに単行本化! 余命半年と宣告された主人公・藤山幸弘、48歳。残された時間で、彼はある決意を実行に移す。家族との絆、仕事、友情、そして男女の愛。切々と描かれる、中年男が「死ぬまでどう生きたか?」。号泣必至の傑作の単行本発売を記念して、一部抜粋編集した電子書籍。
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Posted by ブクログ
夫とはこういうものなのかもしれない 妻とはこういうものなのかもしれない 愛人とはこういうものなのかもしれない 父親とはこういうものなのかもしれない 母親とはこういうものなのかもしれない 息子とはこういうものなのかもしれない 娘とはこういうものなのかもしれない 家族とはこういうものなのかもしれない...続きを読む たった1冊の本の中に、それぞれの存在の縮図がある 腑に落ちないことがある。 - 主人公、幸弘への私の気持ち。 不埒なのに、なぜ「誠実だ」と感じてしまうんだろう 1番嫌いなタイプのはずなのに、なぜすんなりと「受け入れられる」んだろう 身勝手なのに、なぜ「優しい」と感じてしまうんだろう 考えても、分からない。 なぜなのだろう。
【10/24】賛否両論の話題作が映画化されると聞いて探してたら、古書店でみつけたので読んでみた。秋元康の歌の世界を小説にしてみました…そんな感じ。確かにそんなに都合よく事は運ばないし、もっと世間はドロドロしてる。だけど見たいとこ、きれいなとこだけ集めた作品があってもいい。娘になったり、愛人になったり...続きを読む、妻になったりしながら泣いてました。美和子が幸弘に寛容なのは2歳年上だから…と思う。わたしも最期に「お疲れ様」と云える妻になりたい…けど、やっぱり先に逝くのを看取られたいな。
出演:役所広司 今井美樹 同世代の人に薦めたい1冊 秋元康がこういった作品を書いていたとは 正直、意外でした。
秋元康さんの小説を初めて読んだ。良かった。 他の作品もあれば読んでみたいと素直に感じた。 大切なことはいつも、身近にあり日々を大切にすることを小説を通して改めて考えさせられた。
感想 平等に訪れる死。頭では理解するが心が拒否する。しかしいつかは向き合わなくては。自分が消えた後に何が残るのか。ではなく何を残すか。
48歳サラリーマン、肺がんの為、余命半年。延命治療を拒否し、残された時間で今までお世話になった人達へ色々な形の遺書を書く。最後は家族に見守られながら他界する。 本に付いていた帯の文言が印象的だった。「身勝手すぎ」vs「男の理想」、正に見る人によって両極端に分かれる内容だった。死の直前で浮気相手...続きを読むが出現したとして自分ならどういう態度をとるか・・・。難しい。 こういう本を読むと後悔しないように生きようと思うのだけれども、無為な時間を過ごしてしまう現実。自分に正直になれない性格。忙しい毎日。サラリーマン。 「それは、逃げだ。何でも話すことが誠意じゃない。」 「”正直に話せば許される”わけではない。思いやることを放棄しているだけだ。」
あと半年の命…。末期ガンを宣告された中年男性藤山幸弘が、穏やかに家族との生活にある日、医師に告げられた主人公。そして愛人。読み進めていく中で、奥様が健気に使えておられる姿に同情するばかり、最期に及んでも、身勝手すぎる主人公に、男性って!と思いするも、こうして逝けるのは男の理想かなとも感じた。 最近...続きを読む、身近で若い方たちが癌で旅立たれたお姿をお一人お一人、思い浮かべながら、涙々で読ませて頂きました。
もし、余命が半年しか残っていなければ、大事にしなくてはならないことを最優先するんじゃないかな。 今やっている『どうでもいいかもしれないこと』と『大事なこと』をいつも天秤にかけてなるべく誠実に生きて死にたいと思わせる本でした。 秋元康氏やるぅ。
末期癌であることを告げられてからの余生を描く。 人は常に死ぬことを意識しながら生きるべきなのだと感じた。それだけで世界は違って見えるのだと。 生きることは自分を思うことであり、死ぬことは周りの人間を思うことであることを本書を通じて学んだ気がする。
医者から余命半年と宣告されたごく普通のサラリーマン、藤山幸弘。 藤山は延命治療を拒否し、残りの人生を「やりたいこと」に費やすことにした。彼の「やりたいこと」とは、関わった人たちに直接会って”遺書”を渡すこと。 自分と関わった人たちと出会い、過去を振り返ることによって、「自分の人生とは何か」に気...続きを読む付いていく藤山。 果たして彼は、最後に何を思うのだろうか。 --------------------------------------------- もし自分が癌で余命半年と宣告されたら何を思うだろう?と考えてしまった。何十年も会っていない人に、伝えたくて伝えられなかったメッセージを伝える、なんて、できるだろうか? 僕にもそういう人はいる。そういう人を探してお別れを言ってまわるなんて、できるかなあ? こういうことは何も言わずにお墓にもって行くべきこと考えていたので、ちょっとコペルニクス的な衝撃を受けました。 「自分の醜いところもみんな、家族なら受け入れてくれるに違いない」と何もかも家族に素直にさらけ出すって、ちょっと身勝手すぎじゃない?と鼻につく場面もあったが、後に残された家族にいい想い出を残してあげたいと思う気持ちとの対立軸もきちんと議論されていた。 よい死に方とは一体何なのか?という事をまじめに見つめていた点は評価したい。 圧巻なのはホスピスの事を実によく描けている事。 僕も死んだ事はないのでよくはわからないが、 死ぬとはこういうことなのか、とわかるような気がした。 そして僕の好きな一節、ホスピスの医者を評して ”「この人は医師になるために生まれてきた人だ」 と思った。天職に出会えた人間のみが持つ、 独特の自信のようなものがある。” 患者さんが「この医者についていこう」という 目を僕にする時がごくたまにありますが、 それってこういう時なのかなあ、と思いました。 秋元康の人間ウオッチング、なかなかです。 井坂聡監督、役所広司・今井美樹主演で映画化されています。
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