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なまず博士とともにイスタンブールで大なまず釣りに挑んだり、ドイツでとことんビールを飲んだり、八丈島に大きな波を見に行ったりといった愉快な旅エッセイ9篇を収録。
本作用に表紙イラストを椎名誠が描き下ろし。巻末には、「対談 椎名誠×目黒考二」「電子書籍版あとがき」「椎名誠の人生年表」を掲載。
<目次>
イスタンブールでなまず釣り
西ドイツビールガブのみ血笑旅
あやしい探検隊突如としてダンゴ屋を攻める
突然的帝都縦断一〇一キロ一五二〇円の旅
八丈島のどっかん波を見に行く
ナラタケモドキを掘りに行く
我々は雪の夷隅川をいかにして心やさしく下っていったか
ヒマ人カイボリ団はドジョウ男に惨敗した
東京湾でキスを釣りながらサカナの痛みについて考える
あとがき
文庫版のためのあとがき
対談 椎名誠×目黒考二
電子書籍版あとがき
椎名誠の人生年表
Posted by ブクログ 2019年11月05日
内容(「BOOK」データベースより)
なまず博士と探検隊は、魔都イスタンブールの空港に降り立った。5メートルのヨーロッパ大なまずを求めてサカリヤ川に挑む一行が遭遇した大逆転技とは…。その他、西ドイツのビール祭をひたすら飲みほすガブ飲み旅、突然的帝都縦断101キロ1520円の旅、八丈島のどっかん波を見...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年04月27日
著者とその仲間たちの、いつも通りのおかしな旅の記録です。
「なまず博士」とイスタンブールでなまず釣りを試みたり、ドイツのビール祭りに繰り出したりと世界をまたにかけて飛び回る一方、タクシーを使って団子屋めぐりをしたり、東京都をバスで縦断したりと、スケールが大きいのか小さいのか分からないような微妙なプ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月10日
1度聞いたら忘れない、タイトルのインパクトが良い。文章に勢いがあるので、ぐいぐい読んでしまう。
「イスタンブールの人たちは、酒の代わりにラッシーでスパイスの利いた食べ物を食べる」
「ドイツ人は、朝にビール、昼にビール、夜にビールと一日中ビールを飲んでいる」
通勤電車に揺られながらも、作者と一緒に現地...続きを読む
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