物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国

物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国

946円 (税込)

4pt

ロシア帝国やソヴィエト連邦のもとで長く忍従を強いられながらも、独自の文化を失わず、有為の人材を輩出し続けたウクライナ。不撓不屈のアイデンティティは、どのように育まれてきたのか。スキタイの興亡、キエフ・ルーシ公国の隆盛、コサックの活躍から、一九九一年の新生ウクライナ誕生まで、この地をめぐる歴史を俯瞰。人口五〇〇〇万を数え、ロシアに次ぐヨーロッパ第二の広い国土を持つ、知られざる「大国」の素顔に迫る。

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物語 ウクライナの歴史 ヨーロッパ最後の大国 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年02月28日

    スキタイの興亡、キエフ・ルーシ公国の隆盛、コサックの活躍からの1991年の新生ウクライナ誕生までのロシアに次ぐ大国のナラティブを読破します。

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    Posted by ブクログ 2022年09月02日

    ウクライナは、同国語で、ルーシー、つまり、ロシアの語源なのだ。ロシアはウクライナから分かれていった国とある。その関係は、モンゴル支配終了から始まる。

    ウクライナの重要性 
    ①ヨーロッパの大国になりえる潜在力 面積ロシアについて、第二位、5千万の人口は、フランスに匹敵する
    ②地政学的の要所である。西...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年08月11日

    内容の濃い一冊だった。
    ウクライナ人というのがどういう人を指すのかわからなくなるほどいろいろなことが錯綜した歴史。今回のプーチンの攻撃も流れの中の一つか。
    独立したといってもまだまだ30年ほどの短い平和。誰にも侵す権利はない。人々を殺すな。子どもを殺すな。

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    Posted by ブクログ 2022年07月20日

    彼の地域が、ウクライナという国になるまで。紀元前から近現代まで網羅されていて、世界史好きだと、単語調べながら読み進めたくなる。

    ただ文化的に円熟してくると、人物名の羅列がスゴい(個人比)。ウクライナやロシア文学、バレエなどに詳しくないと、呪文の詠唱に見えてくる。

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    Posted by ブクログ 2022年06月24日

    長い伝統と重厚な文化を持ちながらも、近年はとくにソ連崩壊後、わずか30年しか独自の国も持たなかったにもかかわらず、ロシアを上回るほどの国に成長したウクライナの歴史と物語。

    所詮、国民国家とは、幻想であり、それゆえに脆い。

    もちろん、「日本は世界で一番長い歴史を持つ国」というのも、フェイクである。

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    Posted by ブクログ 2022年06月14日

    ロシアがウクライナに侵攻したがる理由と、ウクライナが絶対に譲歩したくない理由が、少しは理解できた気がする。

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    Posted by ブクログ 2023年10月10日

     22年のウクライナ侵攻を受けて、ちょっと歴史を学んでみようかと購入。肥沃な土地を有するが故に東から西からずっと他国に支配され続けてきたこと、独自の民族・言語を有すること、ロシア人と混同されがちな多くの文化人を輩出してきていることなど、勉強になった。日本とは地政学的条件が全然違うので、こういった国の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月23日

    ウクライナの淵源はラテン、ゲルマンに属さないスラブ人が9世紀に建てたキエフ「ルーシ」国(ルーシはロシアなので、首都キエフをつけて区別する)、988年キリスト教化/モンゴル帝国に対抗して独自コサックが生まれ/反宗教改革の浸透で、ロシア正教から分派しユニテリアンとなった/19世紀にステップ地帯の開発で穀...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月04日

    よく言われる
    わたしたちに何ができるのか→まず知ること
    から始めている
    「ウクライナ」という国が現在の位置のままで太古からあったわけではなく変遷がある。逆にだからこその「愛国」ってあるのだろう。

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    Posted by ブクログ 2022年09月15日

    ウクライナの歴史を紀元前から遡って解説。ざっくりとではあるが、そもそもウクライナの歴史を何も知らなかった自分としては十分に得るものが大きな作品であった。
    また現在のウクライナに対するロシアの思惑を理解するのにも役に立つ作品である。
    特に近代史は周辺国の知識もある程度あったので理解が深まった。
    一方で...続きを読む

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