ヤクザと原発 福島第一潜入記

ヤクザと原発 福島第一潜入記

611円 (税込)

3pt

暴力団専門ライターの著者が、ジャーナリストでは震災後初めて作業員として福島第一原発に潜入。高濃度汚染区域でいきなり4ミリシーベルト食らったり、熱中症で昏倒したり、汚染水で作ったセシウムスイカを食べたり……。著者ならではのヤクザと原発の密接すぎる関係も全部暴露。フクシマ50の中に3人の暴力団幹部がいることや、作業員派遣で暴利をむさぼる親分など、ヤクザにとって「最大のシノギ」としての側面もたっぷりと伝えます。

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ヤクザと原発 福島第一潜入記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年01月06日

    東日本震災後から数年経て東京から原発30km圏内の地元に戻りまず驚いたのは、反原発の声が東日本よりも小さいこと。この本を読んで納得しました。

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    Posted by ブクログ 2013年02月08日

    福島原発の裏側。マスコミの情報からは伝わってこない現実の重さ。タイトルの通り、ヤクザと原発は密接な関係がある。ヤクザ=暴力団は大きな間違い。また、反社会勢力でもない気がする。ヤクザは必ずしも悪いものではないということと、福島第一の実態をとことん知れる名ノンフィクション。著者はぶっ飛んでる。

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    Posted by ブクログ 2012年07月21日

    知らなかった事実があり、それはやはり東電が隠蔽しているもののひとつであった。
    こういった地元に根付く事業だからこそ絡んでくる伝統的な村の体質。まさに昔よく言われていた村八分のようなしがらみ。

    今もう原発はできてしまっていて、誰が悪いかとかいう話ではない。
    ただわかりきっているのは、もう原発は終わり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月27日

    3.11の震災後、様々な地震・原発関連の本を読んできたが、この本はまた異色。筆者渾身の潜入ルポは、ありのままの福島第一原発の姿を映し出している。語り口はやわらかいが、内容はかなり深刻。こうした状況で本当に福島第一原発は大丈夫なのかと真剣に不安をかきたてられた。

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    Posted by ブクログ 2021年08月08日

    普通の人では発想しない切り口でとても興味深い。しかも、実際に著者自身が原発の作業員として潜入して、作業現場をリアルに著している。
    原発に限らず、また、今も昔も、人がやりたがらないものがシノギとしてのうまみがあるということだろう。
    「これは原発だけの話じゃない。…火力でも水力でも原子力でも、やり方とし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月18日

    ○ルポライターの鈴木智彦氏の著作。
    ○暴力団関係のルポを得意とする著者による、福島第一原子力発電所事故処理に関わる暴力団組織の役割について、自ら潜入調査をすることでルポにまとめたもの。
    ○徹底した取材で、原発に関わる人々の裏も表詳細に描いている。
    ○時系列で記載されているため、潜入前の下りなど、やや...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月21日

    原発事故に関して、もっとも現場に近いところから書かれているルポ。この本を読まずに原子力について語ることはできない。

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    Posted by ブクログ 2012年09月07日

    暴力団専門ジャーナリストの著者が、原発作業員として事故後の福島第一復旧作業に潜入したルポ。
    あくまでも作業員目線でのルポだけに、それは違うだろうとツッコみたくなる箇所もチラホラ。現場にいるからこそわかることもあれば、現場にいるからこそわからないこともあるのだろう。
    なんにしてもフクイチ内部の状況を伝...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月24日

    潜入記というだけあって、筆者が体験したことと筆者が直接話を聞いたことしか書いていない。その視点の限定のされ方が新鮮。いったん当事者となった人の書くものならでは。
    筆者の興味は事故後だけではなく、事故前は福島第一原発や原発そのものがどういう位置づけだったのかについても及んでいて、少しだけ裏側が覗けた気...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年01月24日

    どこかの書評を見て読んでみた。ヤクザ取材の専門家が、原発とヤクザの繋がりを確認するためにも、原発で働く体験記。メディアで言われていることとの相違も多く、おもしろい。現場は、思っていた以上に過酷な環境で、思っていた以上にいい加減。原発での体験もおもしろいが、ヤクザを取材対象としてつき合っている作者の言...続きを読む

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