BOXBOXBOXBOX

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1,650円 (税込)

8pt

宅配所に流れる箱を仕分ける安(あん)。ある箱の中身を見た瞬間から次々に箱が消えていって――顔なき作業員たちの倦怠と衝動を描くベルトコンベア・サスペンス。第62回文藝賞受賞。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     単調な仕事に就き、日々それを繰り返すことによる不安感や閉塞感が表現されていた。著者は、宅配センターの仕分け作業について自身の経験を通し「身体は疲れるけど、脳は暇」と言い表していたが、実感がわかない。
     私は仕事を通して、勤務に関わらず責任が問われる緊張感や、終わりが見えず時間が侵食される感覚をおほ

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    題名の「box」に引っ張られているよう気もするが、安部公房的おもしろさがあり、中村文則的おもしろさがあった。不穏で尚且つ推進力のある小説。

    「濃霧」に「ブレインフォグ」とフリガナがふってある言語感覚も好きだ。

    「労働は返事をしない。献身の見返りは薄給で、いずれ体も思考も動かなくなって捨てられる。

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    この作品は素晴らしい
    生きる上のモヤモヤをとても体現している
    芥川龍之介や太宰治のような不安さを感じた
    今年1いい作品だった

    0
    2025年12月15日

    Posted by ブクログ

    気味悪い職場はデストピアかと思ったが、読んでいるうちに、これって現代の職場で感じるものそのものではないかと感じた。職場で何かあるとルールで縛られる閉塞感、正規と非正規の違い、仕事のやりがい、コミュニケーションがなくなっている現場。それによる孤立感、などなど。作品での描写は極端だけど、根底に流れている

    0
    2026年01月18日

    Posted by ブクログ

    物流を担う現場を舞台にしたプロレタリア文学。設定が面白い。登場人物の鬱屈とした感情、無機質で居心地の悪い空間、現代ではなさそうと思わされる警報や怒号。いいバランスだ。霧がかかった室内も不気味さを助長していた。現実と妄想が混濁する展開にもう少し捻りが欲しかったが、真面目な安さんが盗みをはたらくまでに至

    0
    2026年01月17日

    Posted by ブクログ

    霧に包まれた宅配所で働く主人公。ベルトコンベアーで運ばれてくる箱の中身を想像することで単純労働に耐えていたが、ある日箱の中身を見る機会が到来する。
    芥川賞候補作。テーマの扱い方が上手くて題材も時流に即してるし面白い、巧みな現代の病理の詰め合わせ。六面体の内部に思いを馳せる人間の、ドロドロとした劣情を

    0
    2026年01月15日

    Posted by ブクログ

    薄霧たちこめる宅配所で仕分け作業する安は箱の中身を妄想することで単純作業の憂鬱を紛らせていた。
    それがいつしか…
    夢か現か、4人の視点が交錯し不条理な会話劇を観てるような、霧の中で迷い続けてるような、困惑するけどクセになる読み心地。
    作品紹介を読んで面白そうだな、と思い読みはじめたら想像の斜め上を行

    0
    2026年01月14日

    Posted by ブクログ

    ワタクシが排除される労働の観点では担保されない個人の有り様を書いた小説と私は読みました。立ち込める霧のせいで見通しが悪く、横の繋がりが断ち切られている宅配所で打たれた点のように流れ作業に励んでいる様子は、一見するとその場に個人が存在するように感じられるのですが、束の間、仕組みの外へ出て俯瞰してみると

    0
    2026年01月09日

    Posted by ブクログ

    極めて閉じられた、荷物搬送の派遣の仕事とその空間。だんたんおかしくなっていく精神状態と、幻惑、そして単純作業を脳が拒否して盗みを働いてしまう。アドレナリンが出て高揚する感じが心地良くなり繰り返す。狂気の職場と、ひたすら流れていく箱。箱、箱。非常に短くも、きちんと盛り上がって、そしてどんよりと戻ってい

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    箱というモチーフ。そこにご都合主義とも言えるこれまたモチーフとしての霧の存在。3人称視点の物語で、3人称であるべき。現実と非現実が、霧に包まれるように混同していく。

    0
    2025年12月27日

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