過疎ビジネス

過疎ビジネス

1,100円 (税込)

5pt

福島県のある町で、「企業版ふるさと納税」を財源に不可解な事業が始まろうとしていた。著者の取材から浮かび上がったのは、過疎にあえぐ小さな自治体に近づき公金を食い物にする「過疎ビジネス」と、地域の重要施策を企業に丸投げし、問題が発生すると責任逃れに終始する「限界役場」の実態だった。福島県国見町、宮城県亘理町、北海道むかわ町などへの取材をもとに、著者は「地方創生」の現実を突きつけていく。本書は「新聞労連ジャーナリズム大賞」受賞の河北新報の調査報道をもとに、さらなる追加取材によって新たに構成、「コンサル栄えて、国滅ぶ」実態を暴く。

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過疎ビジネス のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2026/03/18 「過疎ビジネス」横山勲(河北新報貴社)1988
    1.「企業版ふるさと納税」を使って、地方創生コンサルと業者が連携して市長村を食い物にしている構図を「過疎ビジネス」と名付けた。
    2.2014年「まち・ひと・しごと創生法」が成立し、地方版総合戦略の策定から地方創生は国家戦略となった

    0
    2026年03月18日

    Posted by ブクログ

    福島県の国見町という場所で、「地方創生の一環として、高規格の救急車を12台買い、それを近隣の自治体にリースをする」という事業に10億円近い予算が投入された。普通の人間の感覚では、賛否の前に「いったいどういうこと?」ということになると思う。私もそう思った。
    この事業の目的は、「国見町の評判をあげること

    0
    2026年03月10日

    Posted by ブクログ

    1本目。⭕️「過疎ビジネス」横山勲(つとむ)
    「僕たちは、企業版ふるさと納税っていう制度を使いながら、黒を白に変えている。侵食しまくっている。時にはマネーのパワーで抑え込んだり。⋯救急車の開発ということで、DMMが毎年4億から5億を寄付するんです。それをもってうちに全てがきて、研究開発できる。無償貸

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    著者のこの事件を通じた功績は言わずもがな。職員が今どきガチで接待受けてるのに引いた。
    ただ、役所側の解像度が低く、特に他自治体の取材のところは成功体験を元に何事も疑惑を差し向ける危うさを感じた。

    0
    2026年02月24日

    Posted by ブクログ

    某チャンネルで紹介されており、気になったので購入。
    自治体関係の仕事をしている身としては、
    身につまされるところも少なくなく、
    改めて気を引き締めたいと思ったところもある。

    Yahoo!ニュースの新着記事が
    しょうもなくなって久しいが、
    河北新報の記事はおっと思うのが多いので、
    今後も注目していき

    0
    2026年02月20日

    Posted by ブクログ

    事実と個人的な視点、データが、バランスよく入っていて興味深く読めた。

    メインがきっかけとなった、福島県国見町についての取材で、

    抽象的な議論ではなく具体的な情報が積み上げられている本を久しぶりに読んだ気もする。

    どういうふうに取材を進めていったかといった背景情報もあり、

    実際にネットで見れる

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    ・本書は、福島県国見町を中心に、人口減少が進む地方自治体を舞台にしたノンフィクションルポルタージュである。著者は河北新報の記者で、新聞連載(企業版ふるさと納税の寄付金還流疑惑)を基に取材を重ねて書籍化した。

    ・書名にある「過疎ビジネス」とは、過疎地域の自治体に接近し、制度を介して公金を吸い上げるコ

    0
    2026年02月09日

    Posted by ブクログ

    これぞジャーナリズムと感じる1冊。
    オールドメディアがオワコン化している中で、しっかりと足で情報を取りに行き取材をした上で、コンサルの過疎ビジネスなるもの闇を取り上げた点が意義深く感銘を受けた。

    グレーな所を攻めて金を巻き上げようとするコンサルはもちろん、闇を暴かれた後にグダグダと言い逃れをする首

    0
    2026年02月01日

    Posted by ブクログ

    報道の力は大きい。粘り強い取材から得られた事実は人の心を動かし、新しい情報が寄せられたり、それまで動けなかった人を立ち上がらせたりする。取材を通しての横山記者の現実への落胆や憤りが伝わってくる。それでも、最後の文章の中の“無力を悲観せずに社会の問題を自分事として引き受ける、そんな人間の意思を書き伝え

    0
    2026年03月25日

    Posted by ブクログ

    河北新報所属記者による粘り強い調査報道の記録である。昨年読んだ秋田魁新報社によるイージス艦配備問題同様、いち地方紙による告発が多くの反響を呼び起こし、結果的に国の制度や方針を転換させるに至った快挙である。新聞の衰退による人手不足で、どこの記者も日々の業務に忙殺されるようになり、行政側、警察側から提示

    0
    2026年03月16日

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