ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。(講談社文庫)
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ぼくと幼馴染みのふみちゃんと不思議な能力が交わる青春小説 切なくて最後は苦しくて、でも読んで良かったと心から思える作品 すごく面白かった 先生が悪でもなく善でもなく ぼくにたいして誤魔化しをしない、子供扱いしない、本気で向き合うところが誠実で素敵だなと思った 文章は難しくないけど心情を理解するた...続きを読むめに何度も読み返したくなるような深いメッセージ性や辻村さんの想いが伝わってくる 子供が読んでも大人が読んでも面白いはず! 愛って、好きってなんだろうか その想いは自分本意になってはいないだろうかと色々自問自答するきっかけになった
素晴らしい。クライマックスの展開には思わず息が止まったし、それまでの刺すような言葉たち、苦しい展開に、まるで登場人物たちがその場にいるように、目を逸らしたり、かける言葉も思いつかない自分がいた。 やや子ども向けの本なのかと思いきや、とんでもない。 人間の心にある「悪意」というもの、それを改善して...続きを読む反省させたいと思う気持ちも、「こいつはそういうやつだ」と自分の手で確かめて枠に閉じ込めたい気持ちも、そうやって描くのかと、本当にお見事。 辻村さんの、人の感情を鋭く刺して描き切る語りが、大好きだ。 人の愛と、悪意を描いた作品。思い出深いところだけでも、何度も読み返したい。
真っ直ぐすぎて、覚悟もすごくてかっこいいと思った。反面、やっぱりもっともっと大人や身近な人に頼ってほしいと思った。
当事者性を感じて自分は主人公と同じ側にいるなと、心が震えた。同じ感じ方をする人がいるといいなと思います。
言葉にならない衝撃、再び。読んでいる間中ずっと心が痛く、ラストに向かうにつれ泣き崩れ、読み終わってしばらくは唖然としていた。 PTSDという重いテーマを様々な角度から捉えた物語。ぜひ"順番通り"にどうぞ
罪と罰。どの程度の悪意があって、それをどの程度だと見計らって、どの程度の罰が相応しいとするのか。 人間にそれが判断できるのかな。 辻村深月、好きなのに、読む順番があったなんて知らなかった^^; ところどころ、ん?と思う箇所があるが、そのせいか。関連する本を読んでみよう。
我が子が小学校中学年くらいになったらぜひ読んでほしいと思える1冊。 不思議な能力を持つ主人公が、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった同級生の心を取り戻すため奮闘する。 同じ能力を持つ親戚の「先生」との対話で、罪、罰、正義、復讐とは…思考を深めていく様はそのまま道徳の授業になりそう。
大好きな辻村深月さんの本なので読みました。読んだのは結構前なのですが、私の心に強く刺さって未だに抜けないお話です。 主人公の「ぼく」が、大好きな「ふみちゃん」のためにした決断に、とても考えさせられました。愛ってすごく独りよがりなものだけど、強い力がありますよね。ぼくが切羽詰まったなかで重く難しいテー...続きを読むマに向き合い、思い切った行動を取ったのは、その根底にふみちゃんが大好きって思いがあるからなのかな?と思いました。 愛を描いたもので、ここまで心を揺さぶられる小説は初めてでした。もう一回記憶を消して読みたいです。
物語とは少しずれてしまうかもしれないが、現代において当てはまる部分が多かったように感じる。現代を生きる上での筆者からのメッセージがあったように自分は感じた。言葉の重み、物事の価値付け。今一度自分の生活と向き合うことが必要なのかもしれない。そんなきっかけをくれる一冊であった。
はじめは、読むのが辛くてこのまま読み進めるのが辛いのに、先が気になってしまい気づいたら読み終わっていました。 私だったらどんな言葉を市川にかけようと思いながら読み進めていました。 最後にふみちゃんの回復の兆しが見えてホッとしました。 やはり辻村先生の本は引き込まれてしまいます。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
ぼくのメジャースプーン
新刊情報をお知らせします。
辻村深月
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
傲慢と善良
かがみの孤城 1
噓つきジェンガ
かがみの孤城 上
朝が来る
琥珀の夏
噛みあわない会話と、ある過去について
神様の罠
「辻村深月」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲ぼくのメジャースプーン ページトップヘ