ぼくのメジャースプーン

ぼくのメジャースプーン

847円 (税込)

4pt

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。(講談社文庫)

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ぼくのメジャースプーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ぼくと幼馴染みのふみちゃんと不思議な能力が交わる青春小説
    切なくて最後は苦しくて、でも読んで良かったと心から思える作品

    すごく面白かった
    先生が悪でもなく善でもなく
    ぼくにたいして誤魔化しをしない、子供扱いしない、本気で向き合うところが誠実で素敵だなと思った

    文章は難しくないけど心情を理解するた

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。クライマックスの展開には思わず息が止まったし、それまでの刺すような言葉たち、苦しい展開に、まるで登場人物たちがその場にいるように、目を逸らしたり、かける言葉も思いつかない自分がいた。
     
    やや子ども向けの本なのかと思いきや、とんでもない。
    人間の心にある「悪意」というもの、それを改善して

    0
    2025年10月20日

    Posted by ブクログ

    真っ直ぐすぎて、覚悟もすごくてかっこいいと思った。反面、やっぱりもっともっと大人や身近な人に頼ってほしいと思った。

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    当事者性を感じて自分は主人公と同じ側にいるなと、心が震えた。同じ感じ方をする人がいるといいなと思います。

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    言葉にならない衝撃、再び。読んでいる間中ずっと心が痛く、ラストに向かうにつれ泣き崩れ、読み終わってしばらくは唖然としていた。
    PTSDという重いテーマを様々な角度から捉えた物語。ぜひ"順番通り"にどうぞ

    0
    2025年09月08日

    Posted by ブクログ

    罪と罰。どの程度の悪意があって、それをどの程度だと見計らって、どの程度の罰が相応しいとするのか。
    人間にそれが判断できるのかな。

    辻村深月、好きなのに、読む順番があったなんて知らなかった^^; ところどころ、ん?と思う箇所があるが、そのせいか。関連する本を読んでみよう。

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    我が子が小学校中学年くらいになったらぜひ読んでほしいと思える1冊。

    不思議な能力を持つ主人公が、ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまった同級生の心を取り戻すため奮闘する。
    同じ能力を持つ親戚の「先生」との対話で、罪、罰、正義、復讐とは…思考を深めていく様はそのまま道徳の授業になりそう。

    0
    2025年08月31日

    Posted by ブクログ

    大好きな辻村深月さんの本なので読みました。読んだのは結構前なのですが、私の心に強く刺さって未だに抜けないお話です。
    主人公の「ぼく」が、大好きな「ふみちゃん」のためにした決断に、とても考えさせられました。愛ってすごく独りよがりなものだけど、強い力がありますよね。ぼくが切羽詰まったなかで重く難しいテー

    0
    2025年08月28日

    Posted by ブクログ

    物語とは少しずれてしまうかもしれないが、現代において当てはまる部分が多かったように感じる。現代を生きる上での筆者からのメッセージがあったように自分は感じた。言葉の重み、物事の価値付け。今一度自分の生活と向き合うことが必要なのかもしれない。そんなきっかけをくれる一冊であった。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    はじめは、読むのが辛くてこのまま読み進めるのが辛いのに、先が気になってしまい気づいたら読み終わっていました。
    私だったらどんな言葉を市川にかけようと思いながら読み進めていました。

    最後にふみちゃんの回復の兆しが見えてホッとしました。

    やはり辻村先生の本は引き込まれてしまいます。

    0
    2025年08月09日

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