逃亡者は北へ向かう

逃亡者は北へ向かう

2,090円 (税込)

10pt

大震災直後に殺人を犯し、死刑を覚悟しながらもある人物を探すため姿を消した青年。自らの家族も被災した一人の刑事が、執念の捜査で容疑者に迫る。壊れた道、選べなかった人生――混沌とした被災地で繰り広げられる逃亡劇! 『孤狼の血』『盤上の向日葵』の著者が地元・東北を舞台に描く震災クライムサスペンス。

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逃亡者は北へ向かう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    久しぶりにボロ泣きしながら読んだ。
    東日本大震災の最中、連続殺人事件が起きてしまう。被害者、加害者、警察、家族…いろんな視点の思いに馳せ、そして胸が詰まる。
    全部の真実を知ってるのが読者だけだからこそ、やるせない気持ちになる。刑事さんの人情の深さにも涙あふれたなぁ。これが、直木賞候補…受賞でよくな

    0
    2026年03月03日

    Posted by ブクログ

    中盤からハラハラしながら一気に読み終わった
    最後は泣きながら祈る、誰も死なないでほしい
    どうしてと思う不条理もやりきれない事も言い訳にはならない
    それでも救いを求めるのが人間であり、救われる瞬間は必ずあると思えた
    最後にこれを読んだすべの人が直人くんの未来に幸せを祈らずにはいられない
    また時間が経っ

    0
    2026年02月16日

    Posted by ブクログ

    真柴亮、直人、その父圭祐、刑事陣内康介。トラブルに巻き込まれ犯罪を犯す男。何も語らない子供。妻亡くした男。娘を亡くした男。それぞれが震災で家族を亡くしたり、住むところを亡くし、全ての登場人物が行き場の無い気持ちを抱える。切な過ぎる!

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    切ないお話でした。
    犯人の真柴亮が不憫でした。本当のことを知っていたら違う人生だったような気がします。
    震災の描写も辛かった。
    生き延びることができた人たちには幸せになって欲しい。

    0
    2026年02月08日

    Posted by ブクログ

    幼少期に不幸な生い立ちを過ごした青年が不運にも人を殺めてしまった後、自分自身の出自である父を探して逃亡という名の旅をする。
    社会が幸せな子供を守ることが、犯罪を減らすのだと思う。厳罰化ではなく、その子、人の癒しを大切にしたいと思った。

    0
    2026年02月07日

    Posted by ブクログ

    すべて東北被災地の現実がリアルに描かれているのは、作家さんが岩手県の出身地であり、山形県在住だからなんでしょうか。

    遺体が多すぎて二十四時間稼働している火葬場。
    遺体安置所で身元確認により感情的になった人がいても、野次馬で人垣ができないくらいみんなも同じ状況。
    毎日悪夢を繰り返す後遺症など。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    東日本大震災の混乱の中、不運が重なり二人を殺してしまった男が、入院している親のいる病院を目指して北へ逃亡する物語。

    犯罪者というと極悪人を想像してしまうが、主人公の背景を知るにつれて「一歩間違えれば自分も同じ立場になっていたかもしれない」と考えさせられる。震災という極限状態の中で、選択することの重

    0
    2026年03月06日

    Posted by ブクログ

    生まれつき不幸な身の上に育った人生。幸せに育っても一瞬の津波で絶たれる人生。比較するものではないが、考えさせられた。
    前者は不幸な身の上でも投げ出さす、自分を律していけば戻れると思う。小さな幸せを見つけて欲しい。

    0
    2026年03月02日

    Posted by ブクログ

    人気の本だったので、読んでみた。

    東日本大震災前後に、罪を犯して逃亡した犯人のこれまでの人生や、捜査する警察官の人生などが語られていく。

    かなり分厚くて、そこそこ読むのに時間がかかったが、同じ話を立場を変えて語っていたりして、それほどの内容はないかと思った。
    犯人は恵まれない境遇とは言え、そんな

    0
    2026年02月26日

    Posted by ブクログ

    作者は岩手のご出身で震災被害の当事者とのこと。覚悟の作品である。
    北へ向かう真柴亮。彼を追う刑事陣内。陣内は自らが被災し娘を亡くしており、そのために家族との関係が崩れかけている。
    亮は愛情を受けることなく、幸せの記憶のないまま、生きる以上のことを望まない人生を生きてきた。彼の選択は、ことごとく彼の望

    0
    2026年02月24日

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