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「自分のために作る料理」が、様々な悩みを解きほぐす。
その日々を追いかけた、実践・料理ドキュメンタリー。
【磯野真穂さん(文化人類学者)推薦!】
食べることは生きること。
なのに、自分のための料理は億劫。
それはなぜ?
料理を愛する著者が贈る、これまでにない料理本。
* * *
著者のもとに寄せられた「自分のために料理が作れない」人々の声。「誰かのためにだったら料理をつくれるけど、自分のためとなると面倒で、適当になってしまう」。そんな「自分のために料理ができない」と感じている世帯も年齢もばらばらな6名の参加者を、著者が3ヵ月間「自炊コーチ」! その後、精神科医の星野概念さんと共に、気持ちの変化や発見などについてインタビューすることで、「何が起こっているのか」が明らかになる――。
「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、
自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する一冊。
* * *
【目次より】
料理は大変だと思っているあなたに
Stage1 料理の問題たち
1 料理についてこんがらがってしまっていること
2 自分のために料理するのって難しい?
Stage2 実践!自分のために料理を作る
Stage3 自分のために料理を作る七つのヒント
絶対に自炊して欲しい、なんて言えない
おまけ・本書で紹介したレシピ
しょうが焼き
ワンパンで作れる「トマトツナパスタ」
レンチンで作れる「シーフードカレー」
好きな野菜で作れる豚汁
カブの葉とじゃこの炒め物
カブとしらすのサラダ
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Posted by ブクログ
誰かにシェアする話でもない‥今日いいことがあったという誰にも奪われない自分だけの嬉しさを味わうことって生きていていい自信にもつながる。
料理は誰からも指図されない、思うままにやっていい。成果がすぐに現れてちゃんと美味しい。料理で自尊心を保つことができる、自分を丁寧に扱う行為、自分をケアする行為なんだなという文が心に沁みた。誰かのためじゃなく、自分の為の料理が自尊心を育み、人生を生きやすくするんだ。
料理は元々好きだったけど、もっと自分の為に作って良いんだなって、誰かに許された気持ちになりました。自分が喜ぶ食材を買って自分が好きな味付けにして、ここまで自分をケアできる行為って他にないかもしれないな。
Posted by ブクログ
本書から、自炊料理という日常的で、個人的で、ともすれば誰からも褒められることもないかもしれないささやかな行為に悩む人達が、実はその背景に自尊感情に悩んでいたり、傷ついていたりするということが分かってきます。そして、料理が個人的な行為だからこそ、もっと自分の五感や気分に素直になって、自分自身を労ってあげても良いと料理家の著者と精神科医の星野氏は優しく説いているように感じました。
比べるのは他人とではなく、料理を楽しめなかった以前の私であり、自分が食べたい物を食べたい味で食べられるのは、健康的な人生において大切なことと思いました。明日からの料理のハードルが少し低くなった気がします。
Posted by ブクログ
みんなが悩む「自炊」について、
料理研究家の方がパッションではなく
かなりロジカルに解説された本書。
山口さんと星野さんの柔らかさ、
会話形式という方式により
非常に読みやすくなっているが
あまりに美しい因数分解に舌を巻いた。
そして驚くほど腹落ちし、とても許された気分に。
(なぜ料理が億劫なのか、料理とは、など)
きっとどの料理家さんも思っていることだとは思うんだけど、他の本だとあまりにパッションだけが全面に出過ぎているイメージがあり、
「だからそこにいくまでに至ってないんだって、、泣」とずーっと胸焼けしていたので。
対談内のお二人の寄り添い方、距離の取り方が
とても心地よく、なんとなく自分を大事にできてないな〜と頭の端で感じている方にはかなりおすすめ。
はっとする金言も多数。
いやーよかったなーいい本読んだ。
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