一人称単数

一人称単数

小説・文芸
790円 (税込)

3pt

人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。
――8作からなる短篇小説集、待望の文庫化!

ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。
同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。
鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。
スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。

そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。

「一人称単数」の世界にようこそ。

※この電子書籍は2020年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    一人称単数
  • タイトルID
    :
    1299131
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年02月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

一人称単数 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    村上春樹さん、最近長編小説を出さないなあと思っていたところ、とうとう新作が発売になったようです。そこでと書店を覗いたところ、新作は買わずに⁉︎この本を見つけ、買い求めた次第です。
    短編小説が8篇あり、内容はエッセイとも言えるような村上さんの半生のエピソードが詰まっていて、大変興味深い内容でした。大学や高校生の頃の付き合った女性の話は、ノスタルジーな要素や不可思議な要素も相まって心に残ります。神宮球場好きやヤクルト・スワローズ愛と言ったちょっと微笑ましいシーンも含め、「品川猿」のような内容はやっぱり、村上作品だなあと思わせるものでした。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    最後の表題作「一人称単数」のパンチがすごかった。やはり村上春樹は「他者」の描き方がすぐれている。まったくの部外者でなく、逆に全くの身内でない他者。心当たりはないのに、邪顕に出来ない。それでいて自分に意味を持つ他者。

    同じことは「クリーム」にもいえる。ピアノの演奏会に招いた女の子。公園でまっすぐに告げるおじいさん。他者。

    「石のまくらに」。なぜ、まくらが漢字ではなく、ひらがななの?短歌の中の言葉だから?五感と語感?

    「品川猿の告白」。この本全体に回想、記憶がテーマ。猿に背中を流してもらい、猿とサシでビールを飲む。昔話のような雰囲気。なにがおきても受け入れられる。我慢できない猿。名前を盗む。7人+1名?また、品川に戻っている?暴力的な手段(力尽くで放逐)で群馬に?犯罪矯正への寓意?

    0
    2026年06月09日

    Posted by ブクログ

    初めての村上春樹作品でした。言葉の選び方というか、言い回しというかとっても素敵でした。重かったしちょっと疲れたけど、こんな作品をずっと求めていたような気がします。不思議だけど心に刺さる話ばかりでした。おもしろかった!!

    0
    2026年06月06日

    Posted by ブクログ

    フィクションが入り交じったエッセイとして読んだ。共感できるところ、書き口の独特さで読ませるところがあるなと思いながら読み進めたが表題作である最後の1編で突き放された。
    全然意味が汲み取れなかった。

    そもそもこれは小説だったのか(=フィクションだったのか)、私小説だったのか、なんだったんだろうと考えさせられた。

    0
    2026年04月12日

    Posted by ブクログ

    はじめての村上春樹。
    石のまくらに、「ヤクルトスワローズ詩集」
    かなりのヤクルトファンだということがわかった、風の歌を聴けを読みたくなった

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

    日常の何気ない出来事から、記憶や過去、孤独を掘り下げていく短編集です。
    現実と幻想の境目が曖昧で、どこか夢を見ているような不思議な読後感があります。
    派手な展開はないけれど、読み終わったあとにじわじわ残る村上春樹らしい一冊。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    私にとっては初の村上作品だった。
    読む前まで周りからはかなり癖の強い物語を書くと聞いてはいたが、確かに独特だった。それは以前読んだ舞城王太郎氏の『短編七芒星』を想起させた。
    村上春樹について全くと言っていいほど知識はないが、官能描写を多く表現する傾向にあるのか、『一人称単数』を読んでいて感じた。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    「夏帆」を読む前に軽くウオーミングアップと思って、2020年に出版された村上春期の短編集。最近は長編が好みだが、昔は春期といえば短編のほうが出来が良かった。そんな昔を思わせる、味わい深い短編集。いずれ劣らぬ佳作だが、自作の架空アルバムと不思議な夢を描いた「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」、古びた温泉宿で働き、女性の名前を盗む不思議な猿との邂逅を描いた「品川猿の告白」は特に秀逸。

    0
    2026年08月03日

    Posted by ブクログ

    どこまでも不思議な迷路の森に迷い込んだような感覚で読み進めた。村上春樹氏の世界は、良く分からないからこそ気になってしまう、強く引っ張られてる感じはしないのに、自然と誘い込まれる感じ。「謝肉祭(Carnaval)」が一番好きだった。F*と言う女性の、外見や知性、そしてそれらを凌駕する、言葉にならない魅力に惹かれた。

    0
    2026年06月08日

    Posted by ブクログ

    村上春樹の作品に登場する主人公はいつも社会的弱者である。それぞれの人物は個性がはっきりとしていて、それが故に対人関係でうまくいかないこともある。人との出会いを通じて、自らの考えが改まっていく主人公の姿から違いを認め合う大切さを教えてもらった。

    0
    2026年05月07日

一人称単数 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    一人称単数
  • タイトルID
    :
    1299131
  • ページ数
    :
    256ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年02月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

村上春樹 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す