宮本昌孝の作品一覧

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作品一覧

2023/11/17更新

ユーザーレビュー

  • 松籟邸の隣人(一) 青夏の章
    装丁と文字のフォントで、柔らかそうな小説家と思いきや、
    イヤイヤ血生臭い。
    近現代の歴史、政治、医療、内政と外国の事情が横串で繋がるのは面白い。
    読めない漢字にはルビがふってあり、便利。
    それでもわからない言葉は辞書をひく。そんな感じで読み進めた。
    登場人物が頭の中で元気に動いていたので、映像化出来...続きを読む
  • 天離り果つる国(下)
    下巻を読みました。
    歴史が好きな人なら、白川郷にはこういう物語があったのかと興味深く読むことが出来ると思います。
    登場する帰雲城も現存すれば天空の城として、一大観光地だったでしょうね。

    天才軍師の弟子、津田七龍太と姫の恋もどうなるかと思っていたのですが、なるほどと思いました。
    大河ドラマになって欲...続きを読む
  • 武商諜人
     最高の歴史短編集だった。どの物語も面白く、かつ宮本先生らしさが随所に見られ、ファンとしてもさらに好きになった。
     個人的なお気に入りは、『戦国有情』『不嫁菩薩』『武商諜人』『明治烈婦剣』の4作。
    『戦国有情』は赤母衣4人衆の桶狭間後の人生を描く。わずか14pながら追放になってでも友を救おうとする...続きを読む
  • 天離り果つる国(下)
    七龍太と紗雪が異母兄妹ではないかと聞き、紗雪との婚礼を躊躇う七龍太。そこに織田信長の下命で紗雪を佐々成政の側室とする話が舞い込む。白川の独立、二人の恋の行方など内容の詰まった下巻。衝撃のラスト。
  • 天離り果つる国(下)
     前評判通り、非常に良い作品だった。解説にある通り、現実と虚実が見事に交錯した、これぞ歴史小説という作品だった。
     前半、愛する2人が実は兄弟かもしれないという展開で終わり、このまま陳腐な展開で終わるのかという不安もよそに、佐々からの脱獄、秀吉との全面衝突に向かう。ここでも弱者が強者に抗うありがちな...続きを読む

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