作品一覧 2023/05/23更新 学習まんが はじめての日本の歴史 試し読み フォロー 考古学から学ぶ古墳入門 試し読み フォロー 古墳とはなにか 認知考古学からみる古代 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 出雲・吉備・伊予 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 畿内と近国 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 筑紫と南島 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 東国と信越 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 東アジアと日本 試し読み フォロー シリーズ 地域の古代日本 陸奥と渡島 試し読み フォロー 縄文とケルト ──辺境の比較考古学 試し読み フォロー 全集 日本の歴史 試し読み フォロー はじめての考古学 試し読み フォロー 美の考古学―古代人は何に魅せられてきたか― 値引きあり 試し読み フォロー 1~13件目 / 13件<<<1・・・・・・・・・>>> 松木武彦の作品をすべて見る
ユーザーレビュー 美の考古学―古代人は何に魅せられてきたか― 松木武彦 自分にとって良い本とは、読んだ後にこれまで意識しなかった世界を想起させてくれる本です。美と考古学の観点から古代の世界観をわかりやすく描き出し、近現代を生きる我々との相違を浮き彫りにしたことで、自分の中に人間像に対する新しい疑問が生まれたことが個人的な収穫です。 古代が好きな人には情報量は物足りないの...続きを読むかもしれませんが、美と考古学というタイトルに沿えば素晴らしいまとまりでした。 Posted by ブクログ 全集 日本の歴史 第1巻 列島創世記 松木武彦 旧石器時代・縄文時代・弥生時代・古墳時代それぞれにおける、人々の思想的な営みがよく理解できた。本書で扱う原始時代という時代は、文献資料がない時代ということで、古代以降の歴史と比べて当時の人々の理性的・人間的な部分を軽視してしまいがちな時代であると思う。しかし、そこには人間の理性の萌芽ともいえる「文明...続きを読む」が存在していたということを本書を通じて実感した。 原始時代人の理性のどのような部分が、今を生きる現代人と共通しているのかに注目していきたい。 Posted by ブクログ 全集 日本の歴史 第15巻 戦争と戦後を生きる 大門正克 本書は、1930年から1955年の25年間の歴史を、著者が聞き取りをした5人の人々の経験と照らし合わせながら考察する日本史の通史書である。 政治に目を向けがちだった戦中・戦後史に、庶民の人生を反映させることで、当時の時代背景がよく理解できた。 本を読み、史料を読み解くだけでは分からない、聞き取り...続きを読むによる歴史の検証法は、戦中・戦後史を探求する上で欠かせない方法であると実感した。 戦後75年以上が経過し、戦争経験を語る人々が少なくなりつつある現在、聞き取りという方法はますます重要度をますように思う。 聞き取りとは、ただ聞けばいいというものではなく、戦争を知る経験者と戦争を知らない聞き手とが相互に立場を理解することが大切であると学んだ。 Posted by ブクログ 全集 日本の歴史 第9巻 「鎖国」という外交 ロナルド・トビ 「鎖国」というカッコ付きの表現が使われるようになって久しい。江戸時代の日本は実際には国を鎖ざしてはいなかった。ではなぜ鎖国という概念で江戸時代が語られるようになったのか? 実態はどのようなものだったのか? 朝鮮通信使を利用する幕府、海外の情報収集に熱心な幕府、吉宗の輸入品国産化プロジェクト、異国人に...続きを読む対する認識、通信使の受容のされ方、異国からも見える富士山というフィクションが庶民にまで広まった事情などなど、どの章も実に面白い。江戸期の対外交渉を知る入り口となる一冊。 Posted by ブクログ 考古学から学ぶ古墳入門 松木武彦 さくっと、考古学的エッセンスを交えながら古墳について学ぶことができる。専門的知見もふまえながら概説してくれるのでありがたい。例えば、須恵器の編年で年代特定していること(稲荷山古墳鉄剣)など今までなんとなくだった知見が更新された思いだ。また、古墳の見つけ方では、最近のGISを用いて古墳を発見した人など...続きを読むが紹介されており、刺激的である。前方後円墳のでき方についても、おそらく諸説あると思われるが、楯築などの張り出しが、周囲から断絶する形で巨大化していったというせつが、やはりなるほどである。 Posted by ブクログ 松木武彦のレビューをもっと見る