購入の際に少々揉めた第6巻、初っ端から藤井八冠(当時、2020年7月に棋聖:タイトル獲得)のお姿が凛々しい。そして棋聖サーバーの渡辺くんは作者からいびられる。その後、渡辺くんは次から次へとタイトルをサーブする。Mr.タイトルサーバーと言っても過言ではない。翌月にようやく名人を獲得しても、その後は・・
...続きを読む・きちんとサーバーの御役目を果たしていく運命が待ち受けている。悲しい。
第6巻では面白い作品が3つある。
一つ目は、竹部さゆり女流四段の負けず嫌いの話。渡辺くんとそんなに仲が良いとは知らなかった(競馬仲間でもある)。いつも見ているAbema将棋では竹部女流四段は素晴らしい聞き手として活躍している。才女でカワ(・∀・)イイ!!のでAbemaに出る度に応援している。あと同じ女流四段では香川愛生と加藤桃子が大好き。三人の中で一番好きなのは・・・言わないでおきましょう、角が立ちますから。
二つ目は、タイトル防衛とタイトル奪取の話。どんどん防衛して鼻高々になるのと対比的に藤井八冠との相性の悪さをコミカルに描いているのが面白い。三匹の子豚の話なんかもう絶品です。
そして最後の三つ目は単行本おまけ漫画「転生しても最強棋士だった件」。最後のオチの所で、このタイトルに「藤井君が」と吹き出しを入れているのも最高です。
本巻は全体の後半に面白いものが多かった。前半ではちょっと中だるみを感じたが、さすが後半で挽回した感じ。