ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
著者は天然記念物並みに希少な全国に20人程度しかいない現役の刑務所管理栄養士。知られざる刑務所の給食事情を、笑いありホロリありのエピソードを交えて紹介する。クサくないメシづくりをめざして調理経験ゼロの受刑者たちと奮闘する日々を描く炊場ドタバタ実録。
アプリ試し読みはこちら
努力、挑戦、そしてパッション
著者は努力家なので共感が持てる。公務員なのに、時々言葉使いがちょっと、と思うのはマトリが潜入捜査とかしてヤクザ言葉が板についてしまうのと同じような現象なのだろうか。しかし文章表現は上手いです。現場のことがよくわかります。本人の性格とか味が出ているので言葉使いもこれでよしとします。更生施設で10年も尽...続きを読む力して、人に頼られ、素晴らしいキャリアだと思う。そのリーダーシップを活かしてこれからも頑張ってください。
#タメになる #笑える #アツい
Posted by ブクログ
刑務所の給食とは誰がどうやって調理しているのか?現場で奮闘する栄養士さんの面白すぎて考えさせられるレポート。きちんとした手料理を美味しく食べるって大切なんだなと感心させられる食育本。
とてもとても面白かった。 小説と思って読んでいたら違った、という思い込みから始まったけど読めば読むほど引き込まれた。 刑務所という人生で関わることの無い空間について知ることが出来た。 食べることは生きること、それが刑務所にも当たり前にあることに改めて気付かされた。 こんなにもあたたかく、なのに少...続きを読むしだけせつないのは刑務所という場所だからなのかな。
知られざる刑務所の食事事情。刑務所栄養士が明かす塀の中の世界。 単調な生活であればあるほど楽しみは食事に限られる。予算も限られカロリーも固定、トラブル防止のため、量も統一。そんな制約の中から少しでも食事を楽しんでもらおうと奮闘する栄養士。 オリジナルメニューが魅力。「獄旨ドーナッツ」のネーミング...続きを読むに爆笑。
面白い! 刑務所の台所、そこでは受刑者と栄養士が食事を作る。 笑いあり涙あり、映画化したら面白いんじゃないだろうか。 受刑者はもちろん罪を犯した者だが、彼らの更正する姿や触れ合いも描かれている。しかしやはり食事作れる人って偉大だわ。
刑務所の中で3食の調理をするのは、受刑者たちだった。黒柳さんは管理栄養士(法務技官 岡崎医療刑務所勤務)として勤務。メニューを決め、食材を手配し、受刑者たちの調理を監修する。包丁や火を扱うので、炊場(すいじょう)に来られる受刑者は厳選される。 その包丁を持ったこともないものも多く、調理指導は仔細に渡...続きを読むり指示しなければならない。一口大ってどんな大きさ?茗荷はどこまで剥くの? 夏は高温多湿、冬は極寒の炊場で調理される食事は、1日あたり(1食ではない!よく間違えられるそうだ)1人520円の予算。たまに行事食として出されるお菓子の予算は60円。摂取できるカロリーも、仕事の種類などで決められている。そこを計算して食材や調理方法を工夫するのが仕事だが、かなりの制約があることは想像に難くない。あんこやカスタードクリーム、ドーナッツだって低予算の中で工夫して手作り。もちろん、作るのは受刑者自身。 エピソードはどれも面白く、へぇ〜!という驚きに満ちている。決して豪華ではないが、美味しそうなレシピまでついているから驚く。 黒柳さんは受刑者たちの「美味かったっす!」の声を励みに、多分今日も仕事をされている。
面白かった。刑務所内の食事情や炊事場の面白エピソードから、更生ってなんだろうみたいなハードな話まで。
知らなかった。刑務所のご飯を受刑者が作ってるなんて…でも3食きちんとちゃんとしたものを食べるって大事な事だし、美味しいご飯があればがんばれる事もある。そういう気持ちを教えているんだなと思う。
刑務所で栄養士を務める、女性による本。 非常に面白かった。 なんつか、まず文章が読みやすい。初めての本らしいけど。 刑務所にそんな業務があったとは、言われてみれば当然なのだが意外だったし。お仕事自体はそう以外ではなかったが限られた予算の中で、の工夫は素晴らしい。 刑務所ならではというか、平等とい...続きを読むうのが無茶苦茶重要だったり、調理を行うのも「受刑者」なので、事故も事件も起きないように、塀の外とは全く違う気配りも興味深い。 何より、描かれるその「受刑者」が素直で極めて魅力的なのだ。 彼らは「犯罪者」なのである。 著者も書かれているが、描かれているのはほんのその一面に過ぎないのだが、色々と考えさせられる。 この本を出すことの功罪を、少なくとも出版の時点で咀嚼しきれておられないようだったし、周囲からの反対意見もあったようだ。もちろん、個人とか罪とかは特定されていないにしろ、被害者の方、その家族の方が読んで、どう思われるかも難しい所かもしれない。 それでもなおと言うか、だからこそ、というか、いい一冊になっていると思う。
この本を通して、刑務所栄養士のお仕事は、『食を通して、人と向き合うお仕事』だなと思いました。 栄養士の世間一般?的なイメージは、きっと「献立を考える人」だと思います。 でも、それ以外にも食材を発注したり、食材のチェックをしたり、調理のサポートをしたり、と多岐にわたる業務なのが、栄養士さん。 その...続きを読む仕事を、「こんなもんでいいや」ではなく、少しでも食経験を美味しく、豊かにするべく、許される範囲で日々尽力されているんだな、ということを感じました。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシつくります
新刊情報をお知らせします。
黒栁佳子
フォロー機能について
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
▲めざせ!ムショラン三ツ星 刑務所栄養士、今日も受刑者とクサくないメシつくります ページトップヘ