神と王 謀りの玉座

神と王 謀りの玉座

781円 (税込)

3pt

『神様の御用人』浅葉なつ による新シリーズ『神と王』第二巻!

丈国の建国十年を祝う式典への招待状が斯城国王・琉劔のもとに届いた。
名代として丈国へ赴いたのは、琉劔の若き叔母・飛揚。
記念日に沸く民の様子を目にした彼女は、ふと違和感を抱く。

「世界のはじまり」の謎を追う琉劔は、歴史学者の慈空とともに
畏怖の森「闇戸」へ。そこに暮らす一族・日樹の祖父母から、
杜人に伝わる不思議な物語を聞かせてもらう。
だがそんな時、丈国には恐ろしい災厄が襲い掛かっていた――

危機に陥ったこの小国を支配する女神と、民から忌避される王。
闇戸の一族にのみ伝わる深い知識と伝説は、何を示唆しているのか?


古事記からインスピレーションを得たという壮大な世界観が提示された
第一巻『神と王 亡国の書』に続く、待望の第二巻。

壮大なテーマ「神とはなにか」をリアルに追いつつ、この世界の行方から目が離せない!
ますます熱い神話ファンタジーです。

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神と王 謀りの玉座 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一巻より面白さが数倍増した二巻。
    世界観がわかってきたから、とか、キャラクターもわかってきたから、という理由はあるだろうが前回より物語がシンプルかつ、力強かったように思う。

    それは王である牟西のキャラクターによるところが大きいと思う。
    葛藤はあっても信念があるからブレない、何が大事か即座に判断でき

    0
    2023年12月09日

    Posted by ブクログ

    人を助けるのも傷つけるのも、神ではなく生きた人間。
    願いや想いを伝えるのも、怒りや憎しみをぶつけるのも、生身の人の言葉。
    自分の足で立って、手を伸ばして掴んで、言葉で伝える……生きるって動く事なんだなぁ。

    0
    2023年11月24日

    Posted by ブクログ

    神と王の二冊目。今回の方が断然面白くなった!是非、二冊用意して読んで欲しい。一冊目は登場人物や世界観を把握するのが難しくてなかなか読み進められないイメージが残っているが、今回は神と王というタイトル通り、これまでの世界観をうけて、具体的な国の在り方が提起される。神に選ばれるべき王が、誰も決まった方式に

    0
    2023年04月26日

    Posted by ブクログ

    神とはどんな存在ですか?
    祈りは通じてますか?祈れば変わりますか?

    人種が違うと野蛮ですか?血は汚いですか?

    価値観の違い、気持ちの持ち方、
    王とは何をすべきか。神とは崇める存在か。
    伝統とは必ず守るべきものか。考える事ができました。

    大切なのは、できることをやる。

    0
    2023年02月21日

    Posted by ブクログ

    「祈るな、動け!」本書を象徴する言葉。
    今回も若い女性の成長譚と共に、神とは何か、どのように神にかかわるのか、が問い続けられる。何かに目覚めるのも、考えが変わるのも、人とのつながりを通じてしか起こらない。複数の視点が不可欠であると思い出させてくれる。若き王も関わりの中でゆっくりとその姿を変えてゆく。

    0
    2023年08月19日

    Posted by ブクログ

    今回色んな部分の比較が多く、視点が固定されない分それぞれの考え方、過去がわかりやすく、それぞれの人物像を互いに引き立てあっていて面白かった。

    0
    2023年04月27日

    Posted by ブクログ

    神と王シリーズの2作め。
    王が統治する国々があり、各国では基本的に信仰する神がいる。
    古くから伝えられている神話や伝説があり、神と人々の信仰の度合い、接する距離感は、その国それぞれ。
    1作目からの登場したキャラクター達と共に、本作では、小国、丈国が舞台の物語。
    神は何故、存在するのか、人は何故、神に

    0
    2023年01月22日

    Posted by ブクログ

    重要な決定は女神の神託でなされる小国・丈
    都市部の人々からは蛮族と言われる杜人の住む闇戸

    両者では神に対する思いが随分違う

    神託の儀式の結果が本当に神託なのかどうか分からないと思うんだけど
    これは私がその世界にいないからかも

    若い子達の言葉が胸に突き刺さる
    偏見って怖いね

    今回も面白かったで

    0
    2023年01月07日

    Posted by ブクログ

    1巻よりは登場人物が馴染んでて面白かった。個人的には巻頭の登場人物一覧はイラストはいらないからもう少し人数を増やしてほしい。ターゲット層が中高生でいれているのかもしれないけれど、根衣ぐらいまではいれてほしい。もっと希望を言うと地図ももうちょっと詳細になってほしい。
    次巻はもっと馴染んできそうなので、

    0
    2022年12月24日

    Posted by ブクログ

    人名、国名、出てくる漢字の読みが難しくて、なかなか頭に入ってこなかった(全部に最後までふりがな希望)が、物語が動き始めると止まらなくなった。目の前の出来事を、自分以外のせいにするのか、まず、自分にできること、すべきことを考えるのかで人の生き方や未来は全く違ったものになる。
    虐げられる立場の者が、虐げ

    0
    2022年12月11日

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