ソーニャ文庫作品一覧

  • スパダリは猫耳CEO
    4.0
    二本の尻尾を持つ珍しい黒猫を救った和音。表情が乏しく話し下手なのに、その黒猫とは不思議と気持ちが通じ合う。ずっと一緒にいたいと思う和音だが、黒猫は突然姿を消す。ところが、入れ代わるようにして、極上のイケメンが現れた!!「俺は、君に助けてもらった猫なんだ」と、強引に恩返しを始める彼。「こういうのを望んでるんだね」巧みなキスと愛撫で淫らな欲望を引き出され、和音は彼に溺れていく。けれど彼の秘密が、二人の甘い日々に影を落とし……!?
  • 聖女は鳥籠に囚われる
    3.9
    その純白の容姿から、女神の祝福を受けた者“白雪の姫”として崇められているシルヴィア。彼女は、隣国の王で幼馴染みのオスカーに恋心を抱いていた。だが聖女に恋は許されない。その現実に苛まれ、彼女は彼と距離を置こうとする。そんな中、シルヴィアの暮らす大聖堂に火の手があがる。目を覚ました彼女は、なぜかオスカーに囚われていた。酷薄な笑みを浮かべる彼に、無理やり純潔を奪われたシルヴィアは、それから毎夜、繰り返し欲を注がれて――。
  • 清廉騎士は乙女を奪う
    3.5
    騎士団の任務を終えて王都へ戻る途中、嵐に遭遇したカイン。 しばらく滞在することになった村で、美しい娘ヴェルと出会う。 初対面のはずなのに、なぜか無邪気な好意を向けてくる彼女にはじめは戸惑うカインだったが、 その純粋さと優しさに触れ、急速に惹かれていく。 だが彼女が“水神の花嫁”として、生贄になる運命と知り――!? それでも互いの思いは溢れ、確かめるように熱く切ない一夜を過ごす二人。 カインは因習に囚われる彼女を解き放とうとするが……。 若き騎士団長×純真な水神の花嫁、因習を打ち破るひたむきな愛!
  • 世界で一番危険なごちそう
    4.4
    料理じゃなくて俺を食え! 食べることが何よりも大好きな商家の娘レイリアは、伯爵家の嫡男ウィルフレッドのことが大の苦手だった。幼い頃、彼にさんざん意地悪をされて泣かされて、なにより「世界一のごちそう」を横取りされた恨みはまだ消えていないのだ。その彼と二年ぶりに再会したレイリアだが、宝石泥棒と疑われたあげく、淫らな身体検査までされてしまい――!? 彼はそれから毎日のように、濃密なキスと愛撫でレイリアに「嫌がらせ」をしてくるのだが……。
  • その傷痕に愛を乞う
    4.5
    きみは誰よりも美しい。 田舎で暮らすセラフィーナは、療養に訪れていた王子・エリオットと物語のような恋をし、デビュタントで踊る約束を交わす。夢心地の日々だったが、ある日二人の逢瀬に猛犬が。彼を庇い醜い傷を負ってしまうセラフィーナ。治療の間に約束の日は過ぎ、傷物と見限ってか彼は姿を見せなくなった。悲しみに暮れていると突然、エリオットに攫われ監禁される。昏い目をした彼から醜い傷への賛美と快楽を何度も教え込まれ、セラフィーナの理性はやがて崩れていき…… 手段を選ばぬ知略の王子×健気な令嬢、 歪な世界の愛の行方は――。 【目次】 第一章 白日夢 第二章 楽園追放 第三章 瀕死の白鳥 第四章 夢の囚われ人 第五章 残酷な愛 第六章 繭ごもり 第七章 蠱惑の絆 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • ソーニャ文庫アンソロジー 化け物の恋
    3.6
    大好評、ソーニャ文庫アンソロジー第2弾! 極限の愛、届かぬ気持ち、絶望の中の恋…… 人の世に拒絶された者たちは、唯一の愛にすべてを捧げる。 人気作家陣が描く、ひたむきで切ない異端の純愛! 4編収録! ◆おやすみ、愛しい人(山野辺りり)◆ 英雄として戦地から戻ったものの別人のようになっていた幼馴染。 エマは必死に彼の笑顔を取り戻そうとするが……。 ◆バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは)◆ 大学生の莉緒は引きこもり御曹司(32歳)の世話係。 ダメすぎる大人だけれど放っておけない理由があって!? ◆恋廓あやし絵図(葉月エリカ)◆ 吉原に売られた音羽は、純朴な絵師と心を通わせる。 愚かなことと知りつつも彼との将来を夢想するが……。 ◆灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ)◆ 火事により容姿を損なった王子は声を失った娘と惹かれ合う。 その恋がもたらす騒乱を知らず――。 カバーイラスト&扉絵:Ciel 【目次】 おやすみ、愛しい人(山野辺りり) バケモノと恋を影にひそませて(八巻にのは) 恋廓あやし絵図(葉月エリカ) 灰の王と歌えぬ春告げ鳥の話(藤波ちなこ)
  • ためらいの代償
    3.7
    愛という名の甘美な罰。 身寄りのないマリアは、国でも指折りの資産家であるハインツのもとへ嫁ぐことに。二十歳以上も年の離れた彼に快楽を教え込まれ、甘やかされ、妻として精一杯尽くすマリア。しかし、ハインツの息子マクシミリアンが初恋の青年だとわかり……。許されない想いを押し隠すマリアだったが、やがてハインツに気づかれてしまう。夫からの淫らなお仕置き、息子からの情熱的な求愛。二人の独占欲に絡めとられたマリアは、身動きがとれなくなって――?
  • 抱いてください、ご主人様!
    4.4
    父親の借金のせいで娼婦になったサラ。知識ゼロの見習いなのに、いきなり大貿易商チェスターの専任に!? 与えられた役目は、彼の“女嫌い”を治すこと。彼が女を抱けるようになれば、莫大な報酬が支払われる。無い知恵を絞り、必死に彼を誘惑するサラ。けれどいつも軽くあしらわれ、余裕の彼に翻弄されてしまう。最後までは抱かないくせに、濃厚なキスと優しい愛撫でサラに快楽を教え込むチェスター。彼はサラの誘い方を「不正解」と言うのだが……?
  • 断罪者は恋に惑う
    4.3
    逃がさない。俺の……俺だけの……聖域だ。 義兄の罠に嵌り投獄されたアンジェロ。 憎悪を胸に牢獄で十二年間を耐え抜き脱獄に成功したが、 逃亡中の怪我で死にかけてしまう。 そんな彼を救ったのはダイクロイック・アイを持つ少女アリーナだった。 六年後、アンジェロはファルコと名を変えマフィアの首領に、 アリーナは派手な衣装を身に纏う踊り子になっていた。 姉のため薬を求めるアリーナを ドラッグで身を持ち崩したと誤解したファルコは、 絶望と怒りから彼女の純潔を奪い蹂躙してしまうが──。 死神と異名を持つマフィアの首領×清廉な踊り子、激しい憎悪に囚われ見失った愛の行く末は──!? 【目次】 プロローグ 1 パレルモの踊り子 2 シチリアマフィアの暴君 3 愛人はテアトロに祈る 4 天使は堕ちゆく 5 死神は聖女に焦がれる 6 運命の歯車はかくも回りき 7 聖女は死神に恋をする エピローグ あとがき
  • 旦那さまの異常な愛情
    3.9
    側室としての十年間、王から一度も愛されず、忘れ去られた存在としてひっそり暮らしていたジャニス。後宮解散の際に次の嫁ぎ先を告げられるのだが…なんとお相手は、十歳年下の才気溢れる青年子爵マリスだった。公爵家嫡男で社交界の寵児である彼がなぜ私と――?裏があるに違いないと訝しむが、問うたびに押し倒されてうやむやにされてしまう。そんなある日、マリスと王が過去にとある取引きをしていたことを知り――。
  • 旦那様は溺愛依存症
    4.3
    もっとあなたに与えたいのです。 子爵令嬢のティアは、美貌の侯爵リクハルトにとつぜん求婚される。初対面でいきなりキスされて思わず引っぱたいたら、なぜか猛烈に好かれてしまったのだ。彼の策にはまり結婚することになったティアだが、毎夜情熱的に求められ、しだいにほだされていく。けれど、彼からの贈り物が日に日に高額になっていくのが気になって……。なぜかリクハルトは贈り物をすることでしか、ティアを繋ぎとめていられないと思っているようで!?
  • 致死量の恋情
    3.8
    君への愛が、僕を殺す。 辺境伯の娘アマーリエは、初恋の人エリクをずっと想い続けていた。幼いころに出会い、家族同然に育った彼は、ある日、謎の病に倒れたアマーリエを救うため、どこからか特効薬を持ち帰ったあとで突然姿を消したのだ。それから六年、彼女の前にエリクとそっくりな騎士コンラートが現れる。彼をエリクだと確信して詰め寄るアマーリエだが、彼は迷惑そうに否定すると「よほど男が欲しいのですね」と嘲り、淫らなキスを仕掛けてきて……。
  • 寵愛の枷
    4.0
    元首の座に就く者を一心に敬愛してきた純真無垢な細工師ルーカは、戒律により、若き元首アルトゥーロへ嫁ぐことに。毎夜、執拗に愛されて彼しか見えなくなっていくルーカ。だが、抱かれるたびに両手の自由を奪われること、そしてそれに安堵する彼の姿が気がかりだった。清廉でありながらどこか壊れそうな彼を気遣うルーカは、ある日、自分がいることでアルトゥーロの立場が危うくなると知り、苦渋の決断をするのだが…。
  • つまさきに甘い罠
    3.5
    僕はきみを愛しすぎている。 戦争で国を失った王女クレアは、奴隷市場で謎の青年に買われることに。彼の正体はなんと、敵国の王子シルヴァだった。ドレスを脱ぐように命令され、執拗な愛撫に蕩かされていく身体。強引な情事でクレアを翻弄するシルヴァだが、普段の彼はとても紳士で優しくて……。私のことを奴隷だと言いながら、どうして大事に扱うの? 困惑するクレアに、なぜかシルヴァはきつい靴を履かせ、不敵に微笑んできて――?
  • 諦観の皇帝は密偵宮女を寵愛する
    1.0
    何かを強く欲することなどなかったのに 帝位簒奪を目論む一族の璃々は、密偵として後宮入りし、悪政を敷く現帝・獅苑と対面を果たす。だが彼は皇太后に陥れられ後宮に追いやられたお飾りの皇帝であった。民を想い、外の話を楽しそうに聞く姿はまるで賢帝そのもの。彼に一族の刃を向けまいと、璃々は説得のため帰郷を決める。そのとき、「璃々を手放せない」――そう獅苑が苦渋の囁きを漏らす。強く抱きしめられての口づけに璃々の理性は抑え込まれ、そして獅苑の瞳には、ある決意が宿り……? 希望を捨てていた皇帝×健気な宮女、 後宮に戦火が迫る時、真の望みが希望を生む。 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき
  • 天才教授の懸命な求婚
    4.1
    「では、役所へ行きましょう」 両親に呼び出された先で、突然プロポーズ(?)をされた松永夕。 お相手は有名企業の御曹司で大学教授の名城四朗。 スーツは一流品なのに、髪はぼさぼさ、ひげも伸び放題の変わり者。 だが、直球すぎる愛の言葉は、恋を知らない夕の心を震わせる。 夕のためにと髪を整え、ひげを剃り、ますます魅力的になった彼。 「止まらないが、いいか」 四朗の劣情に煽られて、情熱的な一夜を過ごす夕だったが、 その後、ある事実を知ってしまい――!? 恋愛初心者の天才教授×恋を知らない地味OL、遺言をめぐる政略結婚!?
  • 咎の楽園
    3.4
    穢して、ただの女にしてあげる。 傷付けてでも貴女が欲しい――。閉ざされた島、そこに建つ教会で、聖女として決められた役割をこなすだけだったルーチェの日常は、年下の若き伯爵フォリーに抱かれた夜から一変する。十三年振りに再会した彼に無理やり純潔を奪われ、快楽を教えられ、聖女の資格は失われた。そのうえ気絶している間に、島の外に連れ出され……。逃げることを許されず、狂おしいまでにフォリーに求められ、ルーチェの心は乱されていくのだが――。
  • 咎人の花
    4.3
    貴女に憎まれたい。 この世の誰よりも強く、深く。 幼い頃大怪我を負ったせいで屋敷に軟禁されていたアレクシアは、ある夜、家族を殺されてしまう。 血濡れの刃を手に殺戮現場に佇む男は、淡い恋心を抱いていたセオドアだった。 十年前、彼女の父に濡れ衣を着せられたセオドアの両親は処刑され、 彼は生きるために裏社会に身を投じたと知ったアレクシアは愕然とする。 セオドアが彼女の家族を殺めたのは依頼された仕事でしかなく彼個人の復讐は果たされていないと、 アレクシアの身体を強引に暴いて純潔を奪い――。 冷酷な暗殺者×生き残った令嬢。 嵐の夜に引き裂かれた幼い恋は、血塗れ囚われ堕ちていく――。 【目次】 プロローグ 1 惨劇の夜 2 花は堕ちる 3 深淵の楽園 4 罪人の独白 5 手を伸ばした先に エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 年下王子の恋の策略
    3.0
    逃げないで、素直になってよ。 複雑な生い立ちのセルマは、年老いた貴族との政略結婚を若くして受け入れ、男女の行為を知らぬまま過ごしてきた。その夫も亡くなり、王妃の勧めで王宮の侍女として働いていたところ、第一王子のライナスが熱烈に迫ってきて……。抗いきれずに一夜を過ごし、弟のように思っていた彼を一人の男性として意識し始めてしまう。けれど、一度結婚した身では王子の相手にふさわしくない。離れなければと逃げるセルマだが、ライナスは執拗に追いかけてきて――?
  • 年下御曹司の執愛
    4.5
    とろとろに甘やかして、ぐずぐずになるまで愛してあげる。 祖母との生活のためにバイトを掛け持ちしている津田朱里。 ある日、浪費家の両親に人身売買オークションに出され、見知らぬ青年に助けられる。 極上の美貌を持つ青年は朱里が高校生の頃に勤めていた杠葉家の御曹司・冬季哉で!?  媚薬を飲まされていた朱里は冬季哉に触れられ、初めて経験する快楽に翻弄されてしまう。 翌朝「嫌いにならないで!」と冬季哉に土下座されたあげく側にいてと懇願され、 朱里を守るためだと軟禁されて……。 一途な年下御曹司×アラサー清純派美女、溺れるほど極甘な愛を刻み込む独占欲――。 【目次】 第一章「再会」 第二章「結婚するって決まってるんだ」 第三章「冬季哉という男」 第四章「君の理想になりたい」 第五章「七夕の夜」 エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 鳥籠の狂詩曲
    4.8
    マリシュカは、町の収穫祭でフィドルを弾くラーシュと出会う。 二人はすぐに惹かれあうが、 侯爵家の娘と流浪の民、許されない恋だった。 そして、別れは突然訪れた。 ラーシュはマリシュカを助けるために貴族を傷つけ、獄中で死んでしまう。 悲嘆に暮れるマリシュカ。 しかし数年後、ラーシュにそっくりなレヴェンテ侯爵が現れる。 まるで初対面のように振る舞う彼だが、 二人きりになった途端、 「貴族なら、誰でもいいのでしょう?」 と、獰猛な欲望をぶつけてきて――!? 謎めいた美貌の侯爵×家に縛られた令嬢、フィドルが繋ぐ運命の恋。
  • 毒皇子の求婚
    3.3
    ――大丈夫。邪魔者は、すべて俺が取り除くよ。 父が大罪を犯したために両親を処刑されたエルナは、 得意の薬づくりで民を助けながら、 修道院でつつましく暮らしていた。 だがある日、自分のつくった薬のせいで、 皇太子ユリアンの具合が悪くなってしまう。 彼はエルナにとって、元婚約者の弟で、大切な幼なじみ。 責任を感じるエルナにユリアンは、 自分が回復するまで専属の薬師になるよう命じるのだが……。 「俺と結婚してくれ」 深夜、寝室に忍んできた彼に、 まっすぐな言葉で求婚されて熱烈に求められ――!? 腹黒策士な皇太子×健気な令嬢、“無邪気な幼なじみ”の仮面に隠した獰猛な執着愛! 【目次】 序章 一章 都への召喚 二章 皇太子の求婚 三章 薬酒の誘い 四章 愛の証明 五章 真実の姿 終章 あとがき
  • 奈落の純愛
    4.1
    おまえは俺と別れられない。 暴君と呼ばれる男との結婚を命じられた公主・蘭花。輿入れの際の護衛は、蘭花の幼い頃からの想い人、将軍・楚興だった。結婚したらもう楚興とは会えない――。彼への恋心が抑えきれなくなったとき、ふたりはがけ崩れに巻き込まれる。楚興と少しでも長くいたい蘭花は、とっさに記憶を失ったフリをしてしまい……。そんな蘭花に楚興は「俺はおまえの夫だ」と静かに微笑むと、甘い口づけと熱い愛撫で蘭花の身体を蕩かし、純潔を奪ってしまうのだが――。
  • 成り上がり陛下に閨の手ほどき
    4.6
    ――俺の俺はまだ一人前ではない。“虐殺王”と恐れられる若き国王レオンの、 夜の教育係を任されたエゼル。 「閨事に関して右に出る者はいない」 という噂から白羽の矢が立ったのだが、 実際のエゼルは亡き夫と夫婦関係がなく、 ただの耳年増なだけであった。 困り果てたエゼルは酒の力を借りることに。 だが泥酔した結果、女王様のようにレオンを跪かせ、 彼のあそこを踏んづけるという暴挙に出てしまう。 翌朝青くなるエゼルだが、 罰を受けるどころか、引き続き“指南”をお願いされて……? 童貞“虐殺王”×耳年増な純潔未亡人、閨事指南は恋の始まり……!? 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 終章 あとがき
  • 逃げそこね
    3.6
    乗馬が大好きな子爵令嬢マリアンナは、名門貴族のレオナルドに「馬にまたがる田舎者」と揶揄され、社交界から爪はじきにされてしまう。 傷つき、王都から逃げるようにして故郷へ帰るが、何故かそこにレオナルドが現れ、結婚を強要される。 あんな仕打ちをしておきながら、どういうつもり? 涙を堪えて睨みつけるマリアンナを恍惚の表情で見つめるレオナルド。 逃げようとするマリアンナだが、捕えられ、無理やり身体を開かれてしまい――。
  • 呪いの王女の幸せな結婚
    3.6
    周囲の人が次々と不幸になることから “呪いの王女”と呼ばれるリューディアは、 大国の王子アンブロシウスと結婚することに。 「僕は絶対不幸にならない」と自信満々な彼。 会うたびに甘い言葉を囁かれて戸惑うが、 たわいない話をし、彼の優しさと前向きさに救われ、次第に惹かれていく。だがある日、彼が落馬して怪我をしてしまう。 自分のせいだと別れを切り出すリューディアだが……。 「絶対に逃がさない」豹変した彼に押し倒されて、淫らな愛撫を施され――!? 自信満々な“幸運の王子”が“呪いの王女”に一目惚れ!?
  • 背徳騎士の深愛
    3.9
    ――今はまだ、あの男の代わりでいいから……。 憧れの騎士と政略結婚をしたレティーシャ。 だが彼はレティーシャを抱く気になれないと、 初夜の契りを交わさぬまま赴任地に戻ってしまう。 夫の無事を祈り、待ち続ける彼女だが、 ある日、彼の部下シーザーに夫の訃報を届けられる。 さらには、夫の愛人を名乗る女とその息子も現れて……。 「俺なら、あなたを悲しませたりしないのに」 傷つき自暴自棄になったレティーシャは、 女としての自分を必要としてくれるシーザーに縋り、 ついには一線を越えてしまい――。 一途な騎士×薄幸の未亡人、逃れられない背徳愛。 【目次】 プロローグ 第一章 嵐の夜に 第二章 夫の裏切り 第三章 愛人と隠し子 第四章 絶望の淵で 第五章 刹那の慰め 第六章 溺れる身体、移りゆく心 第七章 新たな約束を、あなたと 第八章 幽霊の来訪 第九章 決着の時 エピローグ あとがき
  • 背徳の接吻
    5.0
    幼馴染みと弟が森に消えたのを、自分のせいだと思い続けていたグレース。 サーカスの見世物になっていた“人狼”が、 幼馴染みのアランだと直感した彼女は、彼の世話をすることに。 痩せ細り、精神的なショックで人語も記憶も失っていたアラン。 けれど、次第に記憶を取り戻し、完璧な紳士に成長していく。 彼からまっすぐな愛を向けられて戸惑うグレース。 情熱的なキスに抗えず、淫らな夜を過ごすのだが、 彼が弟かもしれないと知らされて――!? 記憶喪失の美しき“人狼”×十字架を背負う令嬢、一途過ぎる愛の行方は……!?
  • 背徳の恋の旋律
    3.9
    ――俺は欲しくない。欲しがってはいけない。 家族のため、親子ほど歳の離れた伯爵に嫁いだナーシャは、 夫とは夫婦関係がないばかりか 王太子の愛妾として差し出されてしまう。 物のように扱われ、自分の存在を虚ろに感じるが、 国王の庶子ギュンターとの出会いがナーシャを変えていく。 一方ギュンターは、 夫のいる身でありながら、王太子の愛妾になったナーシャを苦々しく思っていた。 だが、ナーシャの純朴さを知るにつれ、惹かれる気持ちを抑えきれず、 ついには背徳の一夜を過ごしてしまい――!? 恋愛に潔癖な軍人×薄幸の伯爵夫人、不貞を憎む男は背徳の愛に溺れて……。 【目次】 プロローグ 第一章 不幸な結婚 第二章 涙のわけ 第三章 葛藤 第四章 初夜 第五章 非情 第六章 誓いのキスと旅立ち エピローグ あとがき
  • 匣庭の恋人
    3.0
    ずっと君に触れたかった。 十八年ごとに島を襲う謎の病。それは、かつて島で恋人を殺された男の呪いと言われている。織江は、その呪いを鎮めるための生贄として育てられた。だが儀式の直前、祭司の家の長男・君彦によって連れ去られる。彼は、次から次へと女に手を出す性質ゆえに、祭司の資格を剥奪されたと噂されていた。織江はその彼に小屋に閉じ込められ、乱暴に純潔を奪われるのだが……。「ぼくを憎め」と言いながら、切なそうに何度も身体を重ねてくる彼の真意は?
  • はじめまして、僕の花嫁さん
    4.0
    祖父の決めた婚約者が失踪したため、その弟リオンと結婚することになったユーニス。式の当日、初めて対面した2歳年下の彼は、つかみどころのない雰囲気を持つ美青年だった! ウブで不器用だけれど、誠実で優しい彼。たどたどしくも情熱的な愛撫に乱され、ユーニスは幸せな初夜に溺れる。母性本能をくすぐるかわいい旦那様に、毎日のように“おねだり”されて、甘い新婚生活を送るユーニスだったが、突然、元婚約者であるリオンの兄が帰ってきて……!?
  • 腹黒策士の溺愛ご隠居計画
    4.2
    ――勉強不足の悪い子には実習が必要だろう? 2年間、なぜか離宮に幽閉されていたアシュリー。 落ちこぼれの33番目の皇女とはいえ、どうして自分だけ? 父皇帝に直談判すると、初めて任務を与えられる。 「田舎に引きこもっている宰相候補のレーニエを、帝都に連れ戻せ」というものだ。 レーニエはアシュリーのかつての個人教師で、ずっと会いたかった大好きな人。 喜び勇んで彼の説得に向かうアシュリーだったが……。 にこやかに微笑む彼に突然求婚され、“淫らなお勉強”までさせられて――!? 隠居中の若き宰相候補×みそっかす皇女、天才策士の執愛の罠!? 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 エピローグ あとがき
  • 薔薇色の駆け落ち
    4.0
    男爵家の長男ルカのお世話係になった侍女ニーナ。ぶっきらぼうで人を寄せつけないと噂の彼だが、ニーナだけは彼の不器用な優しさを知っていた。そんな彼とひょんなことから逃避行をすることに! 二人きりで過ごすうち、ますます彼を好きになるニーナ。一方ルカも、これまでのそっけない態度から一変、ニーナに熱い眼差しを向けてくる。「君は無防備過ぎる」呻くように呟くルカに、淫らな愛撫を施され、蕩かされていくニーナだったが……。
  • 薔薇は偽りの花嫁
    3.8
    俺の妻になる覚悟はできたか? 由緒ある伯爵家の令嬢フローラは、父の借金が原因で、野蛮な実業家セオドアに嫁ぐことに。だが、彼はフローラの姉との結婚を望んでいた。姉の身代わりであることに悩み、愛されることはないと思っていたフローラだったが、セオドアは余裕の表情で彼女を翻弄し、執拗に抱いてくる。強引で情熱的、それでいて優しい――そんな彼に次第に惹かれていくフローラ。しかし、ある夜をきっかけにセオドアはフローラを抱かなくなって……?
  • 引きこもり侯爵のメイド花嫁
    4.1
    ――もっと構って、俺を見て! 思いがけず、辺境の侯爵邸でメイドとして働くことになったアイラ。 屋敷の主人は、顔が見えないほど伸び放題の髪に、 貴族らしからぬラフな格好をした、変わり者の若き侯爵ルーカスだった。 普段は領地に引きこもり、社交界にも顔を出さない彼。 人嫌いで誰とも結婚するつもりはないと渋っていたが、 アイラに気づいた途端、態度が一変!  突然、結婚するとまで言い出して――!?  戸惑うアイラをよそに結婚話は強引に進み、初夜を迎えることになるのだが……? 人嫌いの変わり者侯爵×世話焼き没落令嬢、身代わり花嫁の溺愛新婚生活! 【目次】 序章 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 終章 あとがき
  • 秘された遊戯
    4.0
    三年前、領地と家族を一度に失った青年ヴァレリーは、きっかけとなる事件を引き起こしたジャルハラール伯爵を憎み、復讐を心に誓っていた。 そんなある日、伯爵の開く仮面舞踏会に潜りこんだ彼は、男たちに襲われかけていた美しい少女を助け、心惹かれる。偶然にも彼女は伯爵の愛娘シルビアだった。 複雑な思いを抱えながらも、彼女を復讐に利用すると決めたヴァレリーは、結婚を控えた彼女に甘く淫らな誘いをかけるのだが――。
  • 復讐者は愛に堕ちる
    3.9
    俺に貴女を殺させないでくれ 国を滅ぼす災厄という汚名を着せられ、 一族を粛清された辺境伯の息子アーレスト。 苛烈な復讐心を滾らせ屈辱の二十年を耐え抜いた彼は、 効果的な復讐方法として国にとって最も重要である 『祝福の儀式』を担う“聖女”を奪い殺すことを計画する。 しかし、聖女として過酷な役目に殉じようとするセーラの健気さに心揺さぶられてしまう。 儀式の重要性を忘れ果てた人々がセーラを嘲り蔑むことに苛立ち、 憎しみをますます募らせていくアーレストだったが――。 復讐心を滾らす辺境伯×純粋培養の聖女、ふたりの出会いは滅びの始まりだった――。 【目次】 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 あとがき
  • 復讐者は純白に溺れる
    3.6
    憎らしくて、愛おしい。 孤児だったビアンカは自分を引き取り育ててくれたノエルに、恋心を抱いていた。 ノエルから『妹』へ甘い慈しみを向けられるたび胸が苦しくなってしまう。 想いが叶わなくてもそばにいられたら、そう思っていたのにノエルに縁談が。 焦ったビアンカが気持ちを告げた途端、 憎しみに満ちた眼差しで「忌まわしい姦婦」と罵られ、無慈悲に身体を押し拓かれてしまう。 甘やかで平穏な日々は、欲望をぶつけられるものに変貌し――!? 闇を抱えた大富豪×復讐のために買われた少女、 ねじれた執着愛は深く堕ちて――。 【目次】 序章 第一章 秘めた想い 第二章 堕ちた小鳥 第三章 凍りついた過去 第四章 殉愛の迷路 第五章 揺らめく真実 第六章 死の天使が羽ばたくとき 終章 あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 復讐の獣は愛に焦がれる
    4.2
    俺はお前を、愛するつもりはなかった。 実の父に幽閉され抜け殻のように生きてきた令嬢アリアは、 輿入れの途中で豹型獣人エルガーに攫われ、 彼と、彼の弟によって純潔を奪われてしまう。 一度は激しい憎しみを抱くものの、 かつて自分の父がエルガーに与えた壮絶な仕打ちを知り動揺する。 彼は自分と同じ、いやそれ以上の“過去の痛み”を持つ人――。 それを悟ったアリアは己の憎しみを忘れ、エルガーに寄り添いたいと願う。 その純粋な想いはやがて彼の復讐心も溶かし始め……。 復讐に生きる豹型獣人×攫われた花嫁、憎しみから生まれた愛の行方は……? 【目次】 プロローグ 第一章 狩られた花嫁 第二章 傲慢な獣たち 第三章 過去に降る涙 第四章 発情の季節 第五章 萌芽薫る 第六章 雪涙 第七章 愛おしき未来へ エピローグ あとがき 【関連ワード】 ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫
  • 服従のくちづけ
    2.0
    ご褒美に、快楽をあげよう。 事故により両親と兄を亡くした伯爵令嬢ルーシアは、叔父に家を追い出され途方にくれていたところを、青年子爵アイザックに助けられる。彼と出会ったのは2年前の王宮舞踏会。優しく紳士的なアイザックに初めての恋をした。だが今、彼はかつてと異なる冷たい瞳で「服従を誓え」と要求してきて――? 恋心を忘れられないまま、昼夜を問わず執拗に身体を弄ばれ、胸が張り裂けそうになるルーシア。でも、彼のその行動にはとある理由があって……?
  • 藤平くんは溺愛したい!
    4.1
    池松縄文乃は、華やかな見た目とは裏腹に 運命の“理想の人”を探し求める夢見がちな乙女。 そんな彼女が一目で恋に落ちたのは、 オネエ口調のイケメン税理士・藤平成海だった。 惹かれ合っているはずなのに、何故か文乃を拒む彼。 けれど、やがて想いは伝わって……。 「僕を諦めないでくれて、ありがとう」 蕩けるような愛撫で何度も絶頂に追い込まれ、情熱的な一夜を過ごした文乃。 だが彼には、“女の子デストロイヤー”という異名があって――!? 過保護なオカン系税理士×恋愛下手な残念美女、スパダリの重すぎる愛! 【目次】 序章 諸行無常 第一章 邪智暴虐 第二章 寸善尺魔 第三章 乾坤一擲 第四章 尽善尽美 第五章 絶体絶命 第六章 蚤寝晏起 第七章 同害報復 第八章 危機一髪 第九章 愛執染着 終章 愛及屋烏 あとがき
  • 変人作曲家の強引な求婚
    4.6
    天才作曲家ジーノの屋敷でメイドとして働くことになったセレナ。 精悍な顔つきに逞しい体躯の彼は、作曲家というより舞台役者のよう。 けれどその中身は声フェチの変人だった!? 病で目が見えない彼は、セレナの声を聞くなりひどく興奮! 強引に婚約者にしてしまう。 巧みな愛撫に蕩かされ、情熱を注がれる日々。 彼のひたむきな愛情に包まれて、自身の恋心に気づくセレナだが……。 「彼が好きなのはこの声だけ」その思い込みが波乱を巻き起こし――!? 盲目の天才作曲家×地味なメイド、まっすぐ過ぎて危険な愛情!?
  • 放蕩貴族の結婚
    4.2
    とある事情から、仮面をつけて人目を避けるように暮らしていたジョアンナ。 だが父が亡くなり、遺言に従い結婚することに。 相手は、遊び人として有名な公爵家の嫡男ディレストだった。 困惑するジョアンナだが、家のために受け入れる。 一方ディレストは、結婚式でも仮面を取らず、そっけないジョアンナに苛立ちを覚えていた。 式の後、すぐに領地へ戻ろうとする彼女に、初夜を要求する彼。 巧みな愛撫でジョアンナを翻弄し、彼女の感情を引きだそうとするが……。 女好きの貴公子×仮面の令嬢、結婚から始まる恋の攻防戦!?
  • 僕だけのシュガードール
    3.5
    本物はこんなに熱くて柔らかいんだね。 人形のように愛らしいと評判のクリスティーナの初恋は、芸術にしか興味のない変わり者のギルバート。伯爵家の次男である彼は正体を隠し、謎の人形師として人気を博していた。しかしある日、彼女はギルバートの弟と婚約するよう父から命じられてしまう。家のために初恋を忘れようとするが、ギルバートは会うたびにキスをして口説いてきて……。彼の情熱的なアプローチに翻弄されて、身も心も蕩けるような熱い一夜を過ごしてしまうクリスティーナだが……。
  • 僕の可愛いセレーナ
    3.9
    何重もの鎖で閉ざされた部屋の中、毎夜のごとく嬲られ、快楽に溺れていく身体。セレーナは囚われていた。仔犬のように無邪気で、飢えた獣のように危険な夫・ライアンに…。美貌の伯爵ライアンに見初められた町娘のセレーナは、身分差を乗り越えて結婚することに。隙あらばじゃれつき、愛の言葉を囁いてくるライアン。しかし幸せな結婚生活は、ある出来事をきっかけに歪んでいき――?
  • 没落貴公子は難攻不落!?
    3.9
    ――おまえ、毎日毎日、僕になんの用がある? 没落した侯爵家の嫡男、ヴァレリに恋をしていた伯爵令嬢のルチアは、 いつの間にか仲間になっていたごろつきたちの力を借りて、 行方不明だった彼を旧市街で見つけ出す。 だがヴァレリは貴族嫌いなのだという。 ルチアはそんな彼に好かれようと、町娘を装い奮闘するが、すべてが空回り。 焦った彼女はごろつきたちの助言に従い、 言葉の意味をよく知らぬまま“既成事実”をつくろうとするが……? ヴァレリはルチアを娼婦だと思いこみ、事態は思わぬ方向へ!? 生真面目な没落貴公子×ごろつきを従える箱入り令嬢、恋の追いかけっこの行く末は……? 【目次】 1章 2章 3章 4章 5章 6章 7章 8章 9章 10章 11章 あとがき
  • 魔術師と鳥籠の花嫁
    3.5
    家族を守るため、望まぬ結婚を決意したリリアナ。だが、式を3日後に控えた彼女の前に、突然、淡い初恋の相手ラーフィンが現れる。国一番の魔術師で、一度しか会ったことのない彼がなぜここに? ラーフィンは、戸惑うリリアナに微笑みかけると、そのまま連れ去り、屋敷に閉じ込める。さらには、無理やり純潔を奪うと、何度も執拗に抱き、欲望を注いできて……。リリアナは、優しかった彼の変貌と狂気じみた執着に慄くが、やがて彼の孤独と心の傷を知り――!?
  • 魔女は紳士の腕の中
    3.6
    ――君が魔女なら、僕は喜んで堕落する。 幼い弟を庇い、継母からの虐待を一身に受けるクリスティナは、 不貞を働く継母と司祭に嵌められ、 魔女として地下牢に囚われてしまう。 だがそこへ、初恋の人・イシュトヴァーンが現れる。 かつて突然、連絡を絶った彼。 7年ぶりの再会に、 クリスティナは継母たちの罠ではないかと訝しみ、 彼を拒絶するのだが――。 「君の身体を確かめて、魔女じゃないことを証明してあげる」 妖艶に微笑むイシュトヴァーンに牢から連れ出され、 強引に純潔を奪われて……!? 誠実な伯爵令息×囚われた令嬢、失われた初恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 1 魔女と契約 2 魔女に再会 3 魔女を誘拐 4 魔女は虜囚 5 魔女へ恋文 6 魔女の受難 エピローグ あとがき
  • マフィアの愛は獣のように
    3.5
    【ソーニャ文庫のメルマガ会員限定で公開している番外編を特別に収録!】 おまえは今から、俺の情婦だ。 兄の借金のせいで望まぬ結婚をすることになったセシリータ。そんな彼女の前に、初恋の人イサークが現れる。三年前、セシリータに裏切られたと誤解したまま、戦地で亡くなったはずの彼は、アルゼンチンでマフィアのボスになっていた。再会を喜ぶセシリータだが、彼は憎しみの眼差しを向け、彼女を連れ去り陵辱し続ける。だがある日、病に倒れたセシリータのうわごとから、三年前の真実と彼女の一途な想いに気づき――。
  • みせもの淫戯
    4.3
    貴女を絶対に、救ってみせる。 困窮する実家を救うため、子爵令嬢の小夜子は新興の商家・東雲家の長男と結婚することに。だが迎えた初夜、夫から「別の男に抱かれるのを見せろ」と命じられ、義弟となった甲斐に純潔を散らされてしまう。夫の目の前で甲斐に繰り返し身体を開かれ、淫らに弄ばれる日々。しかし閨以外での甲斐は、不器用ながらも小夜子をいたわってくれて……。夜とは違う甲斐の優しい一面を知るたびに、彼に惹かれる気持ちは大きくなっていき――。
  • 蜜夜語り
    3.7
    今宵のことは二人だけの秘密… 両親の死後、困窮する家を守ろうと、宮家の姫でありながら女房の仕事を手伝う鈴音。見かねた女房は、鈴音の亡き母と縁のある大納言家に助けを求めていた。使者として現れたのは、絵物語から出てきたような雅な男・朔夜。大納言の従者という彼は、探るような目で鈴音を見つめ、唇まで奪ってきて――。どこか陰のある朔夜にいつしか惹かれていく鈴音。しかし彼にはある目的が……。
  • 蜜牢の海
    3.0
    どこまでも共に沈もう。 婚約者を亡くした瑠璃子のもとに現れたのは、小田切伯爵家の鈴一郎と春隆の兄弟。二人は瑠璃子の従兄弟で、兄のような存在でもあった。そんな彼らから、同時に結婚を申し込まれて……? どちらかを選べない瑠璃子に、鈴一郎と春隆は三人で交わる背徳の関係を提案する。息もつかせぬほどの愛撫、ささやかれる情熱的な愛の言葉――。繰り返される彼らとの淫蕩な時間は、無垢だった瑠璃子の心に変化をもたらし、やがて官能の海へと溺れさせてゆく。
  • 蜜惑の首飾り
    3.5
    君はもう、私のものだ。 没落した伯爵家の令嬢ユーリアは、ある日、初恋の青年エリアスと再会する。成長した彼は侯爵家を継ぎ、軍人としても名を馳せていた。そんなエリアスが突然求婚してきて……? でも、自分では彼に釣り合わない。断るユーリアだったが、彼から贈られた首飾りをつけたとたん、不思議な感覚にとらわれる。「それをつけている限り、君は私の言いなりだよ」首飾りの力に支配されたユーリアは、情熱的に抱かれ、身も心も蕩かされていき――。
  • 水底の花嫁
    4.3
    今度こそ、結ばれよう。 事故で記憶を失ったニアは、優しい老夫婦に助けられ、貧しくも穏やかに暮らしていた。だがある日、突然訪れた子爵アレクセイに「君は私の妻セシリアだ」と告げられ、彼の屋敷へと連れて行かれてしまう。戸惑いつつも夫婦として暮らすなか、離れていた時間を埋めるように愛を注ぐアレクセイに、心も身体も満たされていく。しかし、その想いに応えたいセシリアが記憶を取り戻そうとすると、彼は「今のままでいい」と苦しげな表情を浮かべて――?
  • 魅惑の王子の無自覚な溺愛
    3.6
    うっかり者の伯爵令嬢リリアナは、何かにつけて間が悪く、 第二王子のデイモンが女性を押し倒している場面に遭遇してしまう。 だがそこで突然、彼に猫耳の髪飾りをつけられ、いたく気に入られ……? 以来、日に何度も彼と会うようになり、いつの間にか結婚することに。 戸惑いつつも、甘く蕩けるような初夜に溺れるリリアナ。 はしたない自分を知られたくなくて夫婦の営みを控えたいと相談するが、 デイモンは奇抜な方法でリリアナを誘惑してきて……!? 猫耳好き(?)の残念王子×ドジッ子令嬢、甘美で奇妙な新婚生活!?
  • 妄執の恋
    3.8
    誰にも触らせてないよな? 侯爵家の嫡男で騎士団に所属するエリアスには、三年前までの記憶がない。しかし任務で赴いた田舎町で、とある娘を目にした途端、なぜか涙が流れ出す。俺は彼女を知っている? 過去を知りたいエリアスは、ラナと名乗るその娘に話を聞こうとするが、彼女は強張った顔でエリアスを拒絶する。そんな中エリアスは、自分が血まみれで苦しむ夢と、彼女と幸せな一夜を過ごす夢を見て……。 三年前、いったい何が――?
  • モフモフ悪魔の献身愛
    4.0
    ――あなたは私の獲物です。誰にも渡しません。 幼い頃に両親を失ったオリア。 そんな彼女を育ててくれたのは悪魔のノワールだった。 人間姿の時は恐ろしいほどの美形だが、普段は黒いモフモフ狼姿の彼。 対価を払えば何でも叶えてくれる、兄のような存在だ。 契約なんて関係なく、ずっと傍にいてくれたらいいのに……。 そう願いつつも、オリアは幼い頃に交わした契約の内容を思い出せずにいた。 「待てません。そろそろ私も限界です」 けれど、あるきっかけで二人の関係は淫らなものに変わっていき――!? オカン系悪魔×お人好しの町娘、無自覚な独占愛! 【目次】 プロローグ 1 モフモフ悪魔と乙女の日常 2 乙女はそのモフモフに跨がりたい 3 悪魔は食事を所望する 4 乙女の願いは平凡な日々 5 悪魔と乙女が紡ぐ夢 エピローグ あとがき
  • 夜叉王様は貢ぎ物花嫁を溺愛したい
    5.0
    「そなたは俺を困らせる天才だな」 幽鬼の国を統べる月華は『夜叉王』と呼ばれ、恐れられている。 そんな彼の元へ同盟を結ぶための“貢ぎ物花嫁”として、イーシン国の美姫・春蘭が贈られてきた。 悪鬼とも化け物とも噂される彼を春蘭は恐れず、ただ無邪気に花が綻ぶような笑みを向けてくる。 自分のような男なんかに……と怯むが彼女を突き放すこともできない。 実は二人ともある理由からお互いの為人を知る機会があり、 密かに想いを募らせているのだが、初心すぎてなかなか進展しなくて……。 人間嫌いの王×傾国の美姫、初心な恋を育む中華風ロマンス。
  • 野獣騎士の運命の恋人
    4.4
    ティナの白い足を 愛でていいのは俺だけだ! 『野獣騎士』と恐れられる騎士団長クレドは女性が大の苦手。 副官ティナはそんなクレドに想いを寄せていた。 しかし“ある夜”をきっかけに彼を諦めて騎士団を去り、 結婚相手を探すことを決意する。 男だと思っていた副官が実は女性だったと知りクレドはパニックに陥るが、 『隠れてティナの絵を描き散らす癖』は彼女への恋心によるものだと自覚する。 ティナの妹ルルの手助けで、 なんとかティナと二人で出掛けるようになれたものの、 初心すぎてキスすらできない有様で――。 女性が苦手な騎士団長×小柄で凛々しい(元)女騎士、純情こじらせ体格差ラブコメディ! 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章 エピローグ あとがき
  • 闇に飼われた王子
    4.0
    君は、この暗闇を照らす光。 「今日も君が大好きだ!」幼い頃に一目惚れされて以来、王子カイルから何度も求愛されてきた子爵令嬢エマ。優しく朗らかな彼とゆっくり愛を育て、やがて心も体も結ばれる。だがその翌日から急に彼と会えなくなり、彼の放蕩三昧な噂まで耳にして……。1年ぶりに再会した彼は、享楽的で横暴――まるで別人のように変わってしまっていた。茫然自失のまま連れ込まれたカイルの自室でエマが見たものは、おぞましい真実だった──!?
  • 誘拐結婚
    3.8
    初恋の幼馴染み・ノランにひどい言葉で傷つけられて以来、 人間不信になっていたシンシア。 それから5年、憎むことも忘れることもできなかった恋は、 シンシアをずっと苛んでいた。 一方、ノランは軍部で功績をあげ、社交界の寵児となっていた。 彼はシンシアと再会するやいなや、 過去のことなど忘れた様子で独占欲を露にし、他の男を牽制する。 さらには、半ば強引に彼女を連れ去り、無垢な身体に快楽を刻みこむと、 結婚まで強要してきて……!?
  • ゆりかごの秘めごと
    2.8
    この腕の中で啼いていろ。 家が破産し、親に売られた伯爵令嬢のリリーは、彼女を買った若き実業家レオンハルトから愛人になるよう命じられ、純潔を奪われてしまう。しかし昼夜を分かたず繰り返される交合は、従順な人形として育てられたリリーに変化をもたらしていく。普段は鋭いレオンハルトの眼差しが情欲に濡れることに喜びを覚え、彼の不器用な優しさに惹かれていくリリー。ところが、二人の甘い生活は、とある人物によって引き裂かれ――!?
  • 夜から始まる恋人契約
    4.0
    さあ、恋人らしいことをしよう。 淑女の鑑として慕われるオーレリアには、誰にも言えない秘密があった。三か月前、酒に酔い意識を失った彼女は、見知らぬ男と一夜をともにしてしまったのだ。全身に燻る快楽の痕跡に愕然としながらも、男が目覚める前に逃げ帰ったオーレリア。だがある日、その男、ヴィクトールと再会してしまい……。貴族でありながら貸金業を営む彼は、伯父の借金のせいで困窮していたオーレリアに、金を貸す代わりに自分の恋人となるよう取引を持ちかけてきて――!?
  • 略奪王の淫愛
    4.0
    贅沢を好まない控えめな性格の皇女アリーセは、 権威を重んじる帝国で周囲に軽んじられていた。 心の支えは、婚約者である隣国の王子ヨーゼフからの手紙。 だが、結婚のために隣国へ赴くと、 夫になるのはヨーゼフの弟クラウスだと告げられる。 王となり圧政を敷いたヨーゼフは、 民からの襲撃を恐れて逃亡したのだという。 戸惑いを隠せず抵抗するアリーセだったが、 不満げに眉を寄せるクラウスに淫らな愛撫を施され、 恥辱と快楽の極みを味わわされて――!? 腹黒な賢王×敬虔で一途な皇女、甘く淫らな略奪愛!
  • 竜王様は愛と首輪をご所望です!
    4.1
    ――好きな女に飼われるのって、ぞくぞくするだろ? 「俺の姿は気にいったか?」 恐ろしいほどの美丈夫(全裸!)を前に、カルディアは唖然としていた。 魔女の血を引く彼女は、 小さくて不格好な竜のオルテウスと『番の儀式』をした。 番になれば絆が強まりずっと一緒にいられるからだ。 けれど、初めて人の姿に変身した彼は予想外のイケメン!  「俺はお前だけに触れたいんだ」 熱い眼差しを向けられ、優しい愛撫で蕩かされ、 彼と甘い一夜を過ごすカルディア。 だが彼は、亡くなったはずの前竜王かもしれなくて――!? オレ様ワンコな(元)竜王×落ちこぼれ魔女、異種間ラブコメディ! 【目次】 プロローグ 第一章 第二章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 エピローグ あとがき
  • 龍王の寵花
    3.8
    両親を早くに亡くし、王城で働く兄と二人きりで生きてきた蓮花。しかしある日、兄が王に毒を盛ったと疑われ共に捕らえられてしまう。兄を信じて庇う蓮花は、王である真龍に「兄の命を救いたければ、俺に一生を捧げろ」と後宮に閉じ込められ……。冷酷な真龍に服従を強いられ、蹂躙される日々。だが、蓮花を支配しようとする彼の胸には消えることのない悲しみが隠されていた。真龍の傷ついた心を知って、寄り添いたいと思い始める蓮花だったが――。
  • 冷酷公爵の歪な寵愛
    4.2
    伯父から提示された資金援助の条件は、 “冷酷非道な妻殺し”と噂される公爵・ライデンの子を身籠ること。 ジュリアは、困窮する家族を助けるために、覚悟を決めて彼のもとへ向かう。 だがライデンはそんな彼女を、「誰にそそのかされた」と、淫らに責め立ててきて――!? 初心な身体に快楽を刻み込まれ、恐怖を感じるジュリア。 それでも、ともに過ごすうちに、彼のわかりにくい優しさに触れ、次第に惹かれていき……。 人嫌いな公爵×秘密を抱えた勝気な娘、互いの傷が結ぶ愛!
  • 令嬢は花籠に囚われる
    3.0
    両親をなくし、叔父の策略によって財産を奪われてしまったエリタは、身ひとつで繁華街をさまよっていたところを高級娼館で働く青年・セスに助けられる。 優しく紳士的なセスに恋心を抱き始めるエリタだったが、エリタのとある発言がきっかけでセスの態度が豹変してしまい…… 詰られ、快楽に翻弄されるエリタ。ひどいことをされているのは自分のはずなのに、ふと辛そうな表情をするセスが気になって――。
  • 煉獄の恋
    3.8
    幼い頃、山火事で両親を失い男爵家の養女となったマリーは、男爵の息子で、大火の中から自分を救い出してくれたアドリアンを本当の兄のように慕っていた。しかし社交界デビューをした日の帰り道、彼に突然唇を奪われてしまう。さらに、「他の男に触れさせた罰」と、淫らな行為はエスカレートしていって…。そんな中、マリーは不穏な噂を耳にする。過去の山火事を起こした犯人は、ほかでもないアドリアンであるのだと――。
  • ワケあり執事の策略愛
    3.5
    ――これ以上なにもしないと思っているのか? 伯爵令嬢のライラは、森で倒れていた美少年サイラスを拾う。 執事として働くことになった彼は、ライラにだけはなぜか横柄で意地悪。 けれど嫌みを言いつつも、いつも彼女の支えになってくれていた。 だがある日、ライラは第二王子の婚約者選びの審査を受けることに。 同行したサイラスはどこか不満げな様子で、 二人はあるきっかけで喧嘩をしてしまい……。 「時間をかけるつもりでいたのにな」 情欲を孕んだ声でそう言うと、彼は突然ライラを押し倒し――!? 謎を秘めた俺様執事×お人好しな令嬢、素直になれない二人の恋の行方は――!? 【目次】 プロローグ 少年、拾いました 1章 バーネット伯爵家 2章 招待状 3章 プレマリアージュ 4章 修道院 5章 嵐の夜 6章 性技指南 7章 密約 8章 舞踏会 9章 最終審査 10章 王宮 エピローグ マリアージュ あとがき
  • ワケあり紳士は初恋に溺れる
    4.2
    その日、シャロンがいつものように夕飯の支度をしていると、 ひどい怪我を負った男が家にやってきた。 男は『ラン』という名前以外、自分が何者か覚えていない様子。 シャロンは反対する家族を説得し、彼の面倒を見ることに。 急速に惹かれ合う二人。一線を越えるのに時間はかからなかった。 熱い眼差しに優しい愛撫、何度も絶頂に導かれ、幸せな一夜を過ごすシャロン。 彼が何者でもずっと一緒にいたい。 そう思った矢先、ランの過去を知る者が現れて――!? 記憶を失った美貌の紳士×お人好しな町娘、純愛からの執着愛!

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