エンジェライト文庫作品一覧

  • 転生したら、「残虐皇帝」の愛妻として求められました
    4.1
    両親を亡くしたもの同士、幼いときからともに生きてきたミアとクレト。 少し年の離れた姉弟のように暮らしてきたふたりだったが、 年を重ねるとともに、クレトはミアに異性としての想いを寄せていく。 それを知りながらも、クレトの幸せを願う心から、彼の気持ちを拒絶するミア。 心からお互いを想いあうふたりであったが、とある出来事をきっかけにミアは皇女に目をつけられ、非業の死を遂げるだった――。 その後、地方の男爵令嬢のタリサとして転生したミアは、貴族の付き合いで帝都へ出向いたことをきっかけに転生前の記憶を思い出す。 クレトのことを探すタリサだったが、帝国内にクレトに関する情報は残されていなかった……。 地元にもどったタリサであったが、彼女が十五歳のときに帝都で皇位をめぐり激変が起こる。 第一皇子ながらも冷遇されていたフェリクスが帝位を簒奪したのである。 権力を得るために親族にすら手にかける新皇帝のフェリクスは、「残虐皇帝」の異名で恐れられる存在となる。 フェリクスの治世となり数年――弟の付き添いとして再び帝城へむかったタリサは、 庭園を鼻歌を歌い散策していたところ、その鼻歌に過剰に反応する人物に出くわす。 タリサのことをミアの生まれ変わりだと見抜いたその人物こそ、 残虐皇帝のフェリクスだった――
  • 転生姫は砂漠の王の108番目の王妃になりました
    3.2
    警察官から異世界の大国の姫アイシャに転生した主人公。そこは、蝶よ花よの生活かと思いきや…… 王位継承権を巡り骨肉の争いが絶えない修羅の国だった。 転生前の運動神経の良さもあり、数々の刺客を返り討ちにして18歳まで生き延びることができたアイシャ。 そんな彼女の元に、十年来の文通相手である砂漠の国の王子イブラヒムが訪問してきた。 初めて対面した文通相手であるイブラヒムから求婚されるアイシャだったが、その条件は108番目の妃になって欲しいというものだった……。 108番目!と聞いて戸惑うアイシャだったが、王位継承を巡る争いに嫌気のさしていた彼女は結婚話をうけることにする。 困難な旅を経て王宮に到着したアイシャたち一行を待っていたものは……。 ※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
  • 嫁いでみつけた!異世界ポツンな一軒家~灰かぶりな旦那様との快適DIYライフ~
    3.7
    継母に冷遇されてきた男爵令嬢のエイラ・クレシャスは、18歳になり厄介払いのように嫁へ出されることになる。 嫁ぐ相手のことも詳しく知らされず父親から渡された嫁ぎ先の地図には、 大きな湖の近くの山のど真ん中に赤いバツ印がされ、『赤い屋根』としか書かれていない。 周りには町や村どころか、道さえ通っていない場所が目的地のようだった。 侍女のジナとともに地図に従い悪路を進んでは、断崖絶壁を危機一髪で切り抜けて、獣が潜む藪を越える。 そうして山頂にたどり着いたエイラたちを待っていたのは……古びた一軒家。 そこに住む夫となる人は、腰の曲がったお爺さん!? 灰かぶりな青年ウィルのもとで暮らしはじめたエイラとジナは、日々の生活を快適にするために、 大工仕事をしてみたり、畑に種を撒いた野菜の世話をしたりと大奮闘。 色々とやることがある充実した毎日のなかで、気がつけばエイラはウィルに想いを寄せるのであったが……
  • 虎の威を借る狐になって復讐がしたい 1
    3.5
    『小説家になろう』月間総合ランキング2位(2023年2月21日時点)の超人気作がついに電子書籍化! 高貴な貴族令息や令嬢ばかりが通う、プラトルボ学園特待生・ベルタ。 なぜか彼女は放課後になると、公爵令嬢や第二王子、彼らの側近や、次期宰相に囲まれ、甘いお菓子やジュースを振る舞われていた。 尊い方々たちに囲まれ、頭を撫でられお菓子を差し出され、まるで仔猫のように可愛がられるベルタ。 甘くて楽しい学園生活を送っていた彼女だが、本当の目的は別にあり──。 「この恨み、はらさでおくべきか」 3年前に姉を殺した犯人に復讐するため、ベルタは虎の威を借る狐のように、 権力者の力を借りようと、猛勉強の末この学園に入学していたのだ。 しかし、彼らと仲良くなるにつれ、彼らを利用することに迷いが生じるようになり……。 そんなベルタに魔の手が迫る──! Web版から大幅加筆!待望のハンネス視点など豪華書き下ろしが盛りだくさん! 目的のため一人突っ走るベルタと、それを見守る令息令嬢たちの予測不可能な学園ファンタジー!
  • とりかえ後宮造華伝
    -
    琇家に仕える元孤児の使用人・彩花は、ひょんなことから瓜二つのお嬢さまである静花の代わりに後宮に行くことになる。 後宮といっても、皇帝陛下にほとんど会うことはない末端の下級妃であったため、役割である祭典用の花や献上用の野菜を栽培しながら穏やかな暮らしをしていた。 しかし突然、彩花の部屋に皇帝がやってきて……?  聞けば、数百年に一度咲く宝花を切った犯人として、彩花が容疑にかけられているという。 疑い自体はすぐに晴れたが、彩花は平穏な生活を守るため、皇帝陛下に宝花を造花することを提案し──? 元孤児生まれの彩花が後宮の謎を解いていく、謎と陰謀とほのかな恋が紡ぐ中華ファンタジー!
  • 取り憑かれたら、目が覚めた。DV婚約者とはさよならです!
    5.0
    伯爵家の令嬢であるアイリーンは自信がなくなっていた。なぜなら、彼女の婚約者であるケネスに、いつも否定されていたからだ。今日も古典詩に関する解釈が違うことで怒られ、謝ろうとしたその瞬間──とある声が聞こえてきた。 『今日も安定のクズっぷり。いっそ清々しいね! なーにが教養だよ。まずその鼻毛を整えてから言えよ、このハゲが』 声の主は、レン。日本という国で生きていたが死んでしまい、いつの間にかアイリーンの中にいた幽霊らしい。 彼と話すことで、どんどんケネスの異常性に気づくアイリーン。ケネスの洗脳と支配から解放され、自分らしい人生を歩みだす!! さらに変わっていく彼女の前にユージーンという男性が現れ……? アイリーンは、今度こそ幸せを掴めるのか!? 幽霊の言葉でDV婚約者から離れ、幸せを掴んでいく令嬢の物語。
  • 人形令嬢、イケオジ魔族にほだされる
    1.0
    「魔女」と呼ばれた侯爵家令嬢セシリティナは、ある事件をきっかけに魔国最強の軟弱者と謳われるディロス・アポテフロスィアに嫁ぐこととなる。 事件以後、生きることにも虚無感を持ってしまったセシリティナ。 そんな彼女に魔族であるディロスは優しく接していく。 はじめこそ慣れない環境の中無気力に生活していたセシリティナだが、個性豊かな魔族たちとそしてディロスと接する中で徐々に感情を取り戻していき、本来の自分を取り戻していった。 しかしそんな幸せとも呼べる生活を過ごすセシリティナのもとに、彼女を「魔女」と呼ぶ人物が再び現れ——。 さらにセシリティナの身に起こった事件の真相も明らかになり——!? 種族も歳の差も越えた愛が心を救う、そんな優しい恋物語。
  • 農業令嬢は氷の騎士様を溶かしたい。(上)
    4.8
    農家の娘として、農村で父たちとつましやかな生活を送るララ。 ある日彼女は、借金まみれの領主から男爵家を買い取ることになった。 こうして女男爵となったララに、貴族との婚約話が舞い込んでくる。 その相手は、伯爵家の子息で王都で近衛騎士をしているクロードであった。 生まれ育ったベラージュ村を離れたくないララは、この婚約話を破棄しようと考えていた。 一方のクロードも、婚約破棄を決意していた――なぜなら彼は女嫌いだったからである。 意を決してクロードは、直々にベラージュ村へ婚約破棄を伝えに向かう。 そこで彼は、働きもので芯をしっかり持った女性であるララに惹かれていく。 ララも、優しく実直なクロードに恋心を抱くのだった。 ともに相手へ婚約破棄を告げようとしていたふたりだったが、 いまでは互いに結ばれることを望むようになる。 だが、ベラージュ村を離れることができないララと 近衛騎士として王都を離れることのできないクロードの恋は、ともに住む世界の距離という壁があった。 これを乗り越えようとする二人の前には、 王妃のクロードへの執心という、さらに険しい障壁が待っていて――。
  • 花嫁に逃げられた王子
    5.0
    ザンダー王子の結婚式当日、なんと花嫁が忽然と姿を消してしまった。 結婚と同時に立太子される予定だったため、重臣たちはうろたえてしまう。 そんな中、女性秘書官ウィズがとある提案をした。 それは身代わりの花嫁を立てるものだった。 ウィズはザンダーの幼馴染みでもあり、なんとか結婚式を遂行しようと奮闘する。 そんなウィズを見ていたザンダーは身代わりを彼女にすることに決める。 はたして結婚式は無事に上手くいくのか……? そして消えた花嫁は一体どこに……? 謎がうずめく中それぞれの想いが交差していく……!
  • バッドエンド確定したけど悪役令嬢はオネエ系魔王に愛されながら悠々自適に満喫します 上
    4.0
    「エステル、君とは結婚できない。僕は──真実の愛に目覚めてしまった!」 公爵令嬢エステルはパーティー会場で婚約者である王太子に婚約破棄をされるが、エステルは動揺していなかった。 なぜなら、彼女には前世の記憶がありこの世界が乙女ゲーム《歌姫の終幕の夜が明けるまで》通称《ウタアケ》の世界だと気づいていたから。 悪役令嬢であるエステルは、〝予定通り〟断罪イベントである婚約破棄がシナリオ通りに進んだので死んだように偽装をして、隣国ノードリヒト国に亡命。 その亡命先で笑顔でエステルを待っていたのは、シリーズ3のラスボスとなる元魔王ギルフォードで…!? 見た目は美しくかっこいいギルフォードだがその中身は……なんと可愛いものが大好きなオネエ系魔王!? そして、そんなギルフォードも実は…… そんな二人はひとつ屋根の下のんびり悠々自適にセカンドライフを満喫中! エステルは前世の知識を活かして料理をつくり、それを幸せそうにたべるギルフォード。 しかし、そんな幸せ生活に暗雲が!ゲームの攻略キャラたちが現れはじめ問題発生!! その一方、エステルの生まれ育ったハイヒメル大国ではエステルが死亡フラグ回避のためにしてきた『料理』や『大手商業ギルドへの納品』がストップしたことで攻略キャラたちはーーぶっこわれ!? お互いに好きなのに、今の生活を崩したくなく一歩踏み出せない甘々両片思いなふたりの同棲生活の先に待ち受けるものはーー
  • 一目惚れしたので、グイグイ行きます!
    3.5
    伯爵令嬢のデマリーザ・ブドーシアは兄に連れられやってきた武術大会で 騎士オーレミー・ホワイトンを一目見た瞬間、デマリーザは恋に落ちる。 デマリーザはオーレミーにまっすぐにその思いを告げるが、オーレミーはその思いを信じてくれない。 それには女性からの告白を信じられなくなってしまったある過去があって…… オーレミーの過去を知ったデマリーザは諦めずに信じてもらえるように好きだと言い続ける。 そんな明るくまっすぐに自分に向き合うデマリーザの思いにだんだんオーレミーも心をほどき始めるが―― まっすぐに愛を伝える令嬢×心に傷を負った騎士のドタバタラブコメディ!! その後の二人も大幅書き下ろし! ※本作はアスブックスより刊行していた同名作品を大幅に加筆、修正したものです。
  • 秘密の王女は異国で呪われ皇子に溺愛される~ドワーフの国で異形と呼ばれた娘が幸せになるまで~
    4.0
    ドワーフが住んでいる島・ジャモン王国で育った人間のクロエは「異形の娘」として蔑まれていて暮らしていた。 しかしある日、人間が住む国・シャリオン帝国から使者が来る。彼らはクロエを姫様と呼び、本当の故郷であるシャリオン帝国へ戻ることを提案した。 一方、シャリオン帝国には孤独な皇子がいた――彼の名は「アドルフ」。 人の心が読めるという力と、ドワーフのような呪われた体のせいで周囲からは恐れられていた。 だが、ドワーフに育てられたクロエは彼に好意を持つ。 それはアドルフにとって初めての出来事だった。 「君じゃないとだめなんだ、クロエ」 アドルフの呪いが解け、容姿が戻っても彼の溺愛は止まらなくてーー?
  • フェンリル王子は勝手に番を見つけたようです!(上)
    4.0
    ある日、傷ついた銀狼(フェンリル)を見つけ癒しの力で介抱した子爵令嬢のミア。 するとフェンリルから突然「未来の番(つがい)」と呼ばれるのだった。 「番」とは何かわからないままも、その日からミアの運命は一変する。 一方、王宮では第一王子と第二王子の王位継承争いが勃発し、 ミアはなぜか、第一王子に命を狙われるのだった。 それを助けてくれたのは、「未来の番」と言ったフェンリルで――。
  • ふきだしで愛を語るにも程がありますよ、大魔導士殿 (上)
    -
    ある日、魔獣の大量発生によって生死の境を彷徨うほどの傷を負った女騎士であるレイリンは 目を覚ますと他人の心の声が「ふきだし」として見えるようになっていた。 そんなレイリンの元へ見舞いに幼い頃は仲の良かった幼馴染の大魔道士ハウエルがやってきた。 レイリンが女騎士になってからハウエルは顔を合わせるたびに嫌味を言ってきて最近では関係は険悪となっていた。 ハウエルは見舞いに来ても「騎士なんて辞めろ」などといつもどおり嫌味を口にするが、 彼の「ふきだし」の本音にはレイリンへの心配ばかり!? そして、レイリンが生死の境を彷徨うことになった魔獣の大量発生が 意図的に発生したことがわかり、レイリンは国を守る障壁を張るハウエルを他国からの刺客から護衛することになり、二人は同居することに!? ――この幼馴染は素直じゃないだけで、実は嫌われていなかったのかもしれない。 むしろ、それどころか……。 ハウエルのレイリンへの思いとは……?
  • ミリア令嬢の使用人生活と溺愛奮闘記~公爵様から求愛されていても、ミリアは気がつかない~1
    4.0
    ミリアは生まれてからずっと使用人として働いている子爵令嬢。 メイド長からは仕事が遅いと怒られる日々を過ごしていた。 ある日、主人の伯爵当主はミリアにこう宣告する。 「公爵家で使用人の修行を一年間してくるのだ。もう戻ってこなくとも良い」と。 自分がダメダメだと思っていたミリアだが公爵家にいくと褒められることばかりで……? さらに伯爵家ではミリアがいなくなったことで大変なことに……!? ダメダメなんかじゃないミリア令嬢の使用人物語第一弾!
  • 【魅了の魔眼】は危険だからと国外追放された伯爵霊嬢は招き人とともに魔族の国に拾われました(上)
    5.0
    伯爵家令嬢のコニッシュ・スウは、生まれつき体が弱いこともあり引き篭りがちな少女である。 社交の場ではもちろんのこと、家族からも蔑ろにされる彼女は、存在感のなさから伯爵“霊”嬢と揶揄されていた。 そんな目立たないスウの持つ赤と青の瞳は、じつは人を魅了する力を秘めた魔眼であり、 このことから「魔瞳を使って王子殿下を籠絡しようとしている」という嫌疑をかけられ、 家人たちにより遠い魔人の国の森に捨てられてしまう。 見知らぬ森の川辺で自らの行く末を悲嘆していたスウは、意識を失い流されてきた青年を助けることになる。 青年を探していた魔人の国の住人・ミゲルに連れられ、魔人の国へ行くことになったスウ。 彼女はそこで、人間の国で教えられきたものとはまったく違う魔人の国の実情に驚きながらも、 スウを奇異な目で見る者がいない居心地の良さを感じはじめる。 ミゲルや川辺で助けた上坂心たちとともに魔人の国で暮らすなかで、 スウはここで生きていくことを決意するが……。 下巻は2022年5月5日発売です。
  • 無口だった婚約者は美声(イケボ)騎士でした~この恋は耳から始まった~
    4.1
    子爵令嬢のカティーナは人より優れた聴力を持って生まれてきた。 そのため、遠くで話されている聞きたくない会話まで拾ってしまい、若くして人間の裏表を知ってしまうことになる。 おかげで人付き合いが苦手になり、地味な自分にも自信が持てなかった。 そんな彼女は勉学に励み、優秀な成績から王女様の御側付きに選ばれる。 王女様の横には勤勉で優秀な美貌の騎士ヴィリアスがいた。 その美貌の騎士は実はカティーナの婚約者なのだけど、 婚約してから一度も声を聞いたことがなかった。 しかし、あることをきっかけに初めて彼の声を聞く。 その声は耳の良すぎるカティーナが嫌悪感のわかない素敵な声だった。 初めて言葉を交わした時から二人の距離はゆっくりと縮まっていき――
  • 幽霊殿下とわたしの秘密のおしゃべり
    4.7
    伯爵令嬢のノアンは父の死をきっかけに、伯爵家を継いだ叔父と実の母親と妹に悪質な嫌がらせをされていた。 つらい生活を一人で耐え、すべてを諦め生きてきたノアンだったが、ついには学園での舞踏会で妹に婚約者まで奪われてしまう。 すべてを失ったその日の夜、部屋の窓から外を眺めていたノアンは不思議な出会いをする。 明るい金髪に真昼のような綺麗な青い瞳。そして、半透明のからだ…… そのときから、ノアンと、幽霊さんこと彼の秘密のおしゃべりが始まる。 記憶をなくした幽霊と、居場所のない少女。 ふたりでのおしゃべりの時間を楽しむなかで、ノアンは優しい彼に心が惹かれていく。 だけど、彼とのお別れのときは迫っていて――
  • 用済み聖女の(不)自由きままな田舎暮らし 1
    -
    穢れを払い清め、幼い頃から国に尽くしてきた聖女フィレーネは ある日、新たな聖女の誕生によって用済みとなり教会から追い出されてしまう。 また、教会内の政争のためフィレーネが戻ってこられないように、 見ず知らずの相手を夫として充てがわれ、縁もゆかりもない土地で暮らすことになってしまい……!? 体の良い厄介払いをされたフィレーネだったが、しかし用意された土地と新居は住みやすく、 夫となった元修道騎士だというヴィジランスに最初は近づきにくい雰囲気を感じていたが、 優しくて働き者で…… 慣れない暮らしに四苦八苦しながらも、夫婦ふたりで日々をのんびりと暮らしていく物語。
  • 竜騎士様のお世話係あるいはペット枠に納まったようです
    2.6
    竜とともに生きる竜人のライラは唯一の肉親である父と共に暮らしていたが、 竜騎士である父・べリアは国を護る戦いなかで命を落としてしまう。 身寄りのないライラを不憫に思ったべリアの部下であるアルベルトのはからいにより、 ライラは竜騎士団の宿舎で働くことになる。 お世話係として頑張るライラだったが、 ある事情によりアルベルトからは可愛いペットだと思われている模様。 さらには、アルベルトの兄である国王もライラに興味を抱きはじめ…… ※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
  • リリーフ令嬢、心配ご無用
    3.2
    “前世還り”といわれる、現世の肉体に前世の魂が宿る現象により、侯爵令嬢フォルテとなった主人公。 前世還り前までの記憶を失い、人格が完全に変わってしまったフォルテだったが……なぜか周りからは大好評!! それもそのはず、フォルテは傲慢でわがまま、皆からの嫌われ者で、王太子のレオンにしつこく迫るいわゆる悪役令嬢だったのだ。 王太子に対しても歯に衣着せぬもの言いをするフォルテだが、巻き込まれ体質のレオンと意外に気が合って、行動を共にするようになる。 そのうちに、レオンの婚約者候補が次々に不審な最期を遂げていることを知り―― 悪ノリ侯爵令嬢が大活躍するラブコメディ! ※電子書籍版だけの書き下ろし番外編を収録しています。
  • 冷徹宰相に溺愛された錬金術師はのんびりと暮らしたい~婚約破棄された令嬢でしたがグルメ生活で幸せです~
    4.0
    公爵令嬢のフィリアは宮廷錬金術師になるための勉強に熱中していたある日、 婚約者に突然婚約破棄を告げられてしまう。 理由はフィリアが勉強ばかりで自分との時間をないがしろにしているから…… と言っているが、婚約者からは女性物の香水の香りがしていて。 女好きの婚約者との婚約破棄を素直に受け入れたフィリアだが、 しかし、元婚約者がフィリアの夢を邪魔してくることは避けられない。 そんなフィリアに支援するため仮初めの婚約を提案してくれたのは フィリアの元家庭教師で宰相のジウス!? 冷徹な宰相だと言われるジウスだがフィリアにはなぜか優しくて、 そんな二人の距離は錬金術で作るご飯でより近づいていき――。 クールで不器用な錬金術師とそんな彼女が愛しくてたまらない冷徹宰相のとの お仕事とグルメと恋の物語。
  • 若さに頼らない充実のセカンドライフ!~騎士物語のモブ悪女に転生してしまいました~
    4.0
    30代半ばのOL美咲は、飲み会から目覚めると異世界の侯爵令嬢セリナ・クレッツェンに転生していた。 少しずつ事態を飲み込んできた美咲は、セリナが自分が愛読していた戦記ファンタジー小説『白の騎士と薔薇の姫』に 登場するキャラクターだったことを思い出す。 しかし、セリナはメインキャラクターではなく、モブもモブの悪女キャラ!! 破滅ルートを回避しようにも、情報がなさすぎてどうすればいいかわからない。 地位と若さだけに頼っていては危ないと悟った彼女は、自身の安全のためにも侯爵家の領地立て直しに励む。 事務職だった経験を活かして財政を再建させ、王国内で有数の領地へと発展していくなか、謎の青年エイリアスが現れて――。
  • わたしが殿下に溺愛されるのはいつか誰か教えてください
    3.0
    貴族令嬢であるリリアーヌは病の母親に代わって自分と弟ユベールを育ててくれた美しい姉フェリシテの幸せを願っていた。 自分たちのせいで婚約相手を探し損ねたお姉さまのために、今日もパーティでお相手を探していたが、お姉さまに声を掛けるのはクズ男ばかり。 そんなクズ男たちをいつも通り蹴散らしていると、突然王太子殿下であるシルヴァン殿下の婚約破棄がパーティーで行われ!? お姉さま第一のリリアーヌは考えた。 シルヴァン殿下のお相手にお姉さまはお似合いではないか? この婚約破棄はお姉さまにとって大きなチャンスではないか? 偶然落とし物を拾ってくれたシルヴァン殿下と話す機会を得たリリアーヌは、シルヴァン殿下とお姉さまをくっつけるために奮闘する! シルヴァン殿下も、フェリシテと結ばれるため、リリアーヌに賄賂(?)を送ってくるのだが…… このネックレス、賄賂っていうレベルじゃないんですけど!? そしてなんで私をダンスに誘うの!? リリアーヌはシルヴァン殿下とフェリシテお姉さまを無事ゴールインさせることはできるのか? それとも……
  • ヴァンパイア公爵と生贄妻~貧乏令嬢の就職先は吸血鬼公爵の花嫁~
    5.0
    貧乏男爵家のラリサは弟妹達のために仕事を探していた。 そんなある日偶然会った国王からある仕事を持ちかけられる。 それは求人募集というより縁談に近い、『ドラキュール公爵の花嫁』だった。 一億ゴールドをもらえることに目を輝かせ、花嫁になることを決意するラリサ。 何も知らずにそのまま彼の家にいくとそこは怪異の集まりだった。 彼女はこうしてヴァンパイア公爵の花嫁となったのである。 しかしそんなことを物ともせず、ラリサは普通に公爵と生活していく。 優しい公爵とそんな彼を愛しく思うラリサの夫婦生活の幕開けの一方、彼女の旧友たちに何やら不穏な空気が漂い始め……。 ほんわか天然な吸血鬼公爵と、同じくほんわか天然な嫁の、この上なく幸せほのぼの吸血ハートフル新婚ラブコメディ!

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