完全な真空

完全な真空

「新しい宇宙創造説」「ロビンソン物語」「誤謬としての文化」など、名作『ソラリス』の巨人が文学、SF、文化論、宇宙論を換骨奪胎。パロディやパスティーシュも満載の、知的刺激に満ちた<書評集>。

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完全な真空 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    レムの生誕100年の年だとのことなので、レム祭り再開。
    とはいうものの、レムを読むには知力、気力、体力が必要でお酒を飲みながら気楽に流して読むことはできないのです。仕事で疲弊していたころは気力がなくて読めなかった作品群も今ならば!と取り組んだ次第。いや〜、さすがレム。架空の本の批評を作ってそれをまと

    0
    2021年03月19日

    Posted by ブクログ

    やっと読み終わった…たいへんだった。
    「生の不可能性について/予知の不可能性について」のふざけぶりは印象的。

    0
    2021年03月06日

    Posted by ブクログ

     非常に新鮮な読書体験だった。周知の通り、本書は「存在しない本に対する書評集」という、一風変わった内容である。そのコンセプトに惹かれて手に取ったが、架空の書評というアイデアのみならず、一編一編の書評も読み物として大変興味深かった。物語を書くということに対して、「そういうアプローチがあったか!」と膝を

    0
    2021年02月11日

    Posted by ブクログ

    短編集
    SFらしく、学者のこころに満ちている

    ● 「新しい宇宙創造説」

    “教養のある人ならばこの著作の題名くらいは知っているでしょうし、著者の名前も聞いたことくらいはあるでしょう。しかし、それだけのことです。

    0
    2022年10月31日

    Posted by ブクログ

    いやー、脳みそ疲れたー。(※鴨注:心地よい疲れヽ( ´ー`)ノ)
    「架空の書籍を対象とした書評集」という、何をどうしたらそんな発想が出るのかというぐらいメッタメタにメタな作品なわけですが、ボルヘスが先鞭を付けているそうですね。文学の世界は奥深いよ・・・。

    架空の書籍の構成を考え、さらにそれを評価す

    0
    2020年12月10日

    Posted by ブクログ

    文庫化されて飛びついた、
    架空の本の書評群という体裁のメタフィクション短編集
    『完全な真空』(1971年)。
    順序が逆で、後から刊行されていた《実在しない未来の本の序文集》
    『虚数』(1973年)を先に読んだので、
    多分ついていけるだろうと思って(笑)。
    収録は全16題。

    ■完全な真空
     ワルシャ

    0
    2020年01月29日

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