駅・栗いくつ

駅・栗いくつ

979円 (税込)

4pt

3.0

「男と女のなかには距離がひそむ。親子のあいだにも寸法は残されている。駅も距離だし、国も距離だし、ことばも距離だし、風も著物も距離だ」(『駅』「さとがえり」)――男と女の縁、夫婦、親と子、幼な友達、嫁と姑。ささやかな日常の中に人生の機微を掬い取り、鮮やかに命を吹き込む、幸田文の強靱な感性。連作的随筆『駅』の12章と小説『栗いくつ』を収録。

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駅・栗いくつ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    少し昔の女の人が、どんな風に物事を感じて生きていたかを感じたくて、読んでみた。全体的に、暗かったり、質素なイメージで、でも今の何かとキラキラギラギラした世の中のなかでは、その雰囲気が新鮮だったりした。

    0
    2014年12月29日

駅・栗いくつ の詳細情報

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