愛を綴る

愛を綴る

693円 (税込)

3pt

4.0

孤独と貧困に負けることなく、けなげに生きてきた少女フェイス。17歳になり侯爵家のメイドとして働き始めるが、森で迷い途方に暮れていたところを不思議な青年ルークに助けられる。字を読むことも書くこともできなかったフェイスは、ルークに文字の手ほどきを受けながら、知らず知らずに愛に目覚めていく……身分違いゆえ禁じられた、ひたむきな純愛の行方は…!?

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愛を綴る のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    けっこう社会派で硬派な恋愛小説でした。
    19世紀末のイギリスを舞台とした恋愛小説。
    字が読めず、無知なフェイスに世界は冷たく、残酷です。
    加えてきちっとした階級社会の前に、フェイスはあまりに無力です。
    身分差ゆえの隔たり、その階級において許される振る舞いなどがご都合主義にならず、かなりきちんと書いて

    0
    2021年09月08日

    Posted by ブクログ

    私達ラブラブです!みたいな糖度や、呑気なすれ違いはない。全編を通して、ほとんどの登場人物が身分に縛られている。
    なろう小説にありそうな「貴族なんて絶対イヤ!身分差あるんだから私を好きにならないでよ~もぅ!」みたいな呑気さやラブコメはない。身分差は悲惨ですよ、という空気がひたすら流れている。
    「あれ、

    0
    2023年06月13日

    購入済み

    身分違いに翻弄されるヒーローとヒロインがすごく切ないです。途中はもうヒーローの自己満足やん!と思う場面もあるのですが、それに寄り添うヒロインは素敵です。それにしても、学がなく幼かったヒロインがとても素晴らしい女性に成長する姿がきれいに描かれた素晴らしい物語だと思いました。

    #泣ける #切ない

    0
    2021年05月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙イラストは、ほんわかした雰囲気だけど、中身は思っていたより殺伐としていた気がする。
    ある男女の復讐、執念が、結局は結ばれるはずのなかった身分違いの二人の結末を決めてしまったのが何とも皮肉。
    人生、どこでどう転がるか予想できないものだ。

    恋愛に関しては、フェイスよりルークの方が執念も未練も強く、

    1
    2020年01月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    メイドと子爵の身分差恋。結論、子爵は父親の子ではなく不義の子だったので庶民になってめでたしめでたしでした。最初らへんはマイフェアレディかなあと思いつつ読んでました。
    日記に綴られる心情によって物語が動く部分もあるので、重要な語り口になるのですが、その辺が若干第三者目線で読むことを余儀なくさせられて淡

    0
    2023年11月13日

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