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戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された白骨死体。かつての女中や使用人たちが語る、屋敷の主人と三姉妹たちの華やかな生活と、忍び寄る軍靴の響き、突然起きた不穏な事件。二転三転する証言と嘘、やがて戦時下に埋もれた真実が明らかになっていく――。
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Posted by ブクログ
久しぶりに泣きながら読みました。 この館の方々は皆、心優しく、それが原因でもある… 切なく胸が痛くなる、最後に感動の涙。 これはもうオススメ過ぎる。 ――説明抜粋―― 2001年、長らく手付かずだった戦前の名家・旧紫峰邸の敷地内から発見された二つの白骨死体。 紫峰家は、すみれの花で彩られた美しい館に...続きを読む暮らす一族だった。 当主の太一郎と、葵・桜・茜の美しい三人の姉妹たち。四人は終戦間近、東京大空襲によって亡くなったはずだったが……。 白骨死体は、いったい誰の死体なのか? その身元について、かつての関係者に話を聞いて回る謎の男が現れる。 かつての女中や使用人たちの語る、館の主人と三姉妹たちの華やかな生活と日常、そして忍び寄る軍靴の響き。 突然起きた、不穏な事件。彼らの証言は二転三転し、やがて戦時下に埋もれた意外な真実が明らかになり――。
戦前の名家から発掘された白骨死体。死体は誰なのか探るため、青年はかつての女中や使用人に話を聞いていく。 二転三転する証言から真実が明らかになっていく。 たまにはこういうミステリもいいなぁ、なんて思わせてくれる小説だった。 面白かった!
個人的にはすごく好きな作品だった!あるお屋敷から白骨遺体が見つかり、その謎について1人の男性が依頼を受けて調査を始める。調査対象が過去の出来事を語るのを読んでいく形なのだけど、少しずつそれぞれの語り手に隠し事があることが分かってきて不審に思ったりして、最後には全貌が分かるってストーリー。真相が分かる...続きを読むと、登場人物に真の悪人はいなくて、各々の正義や守りたいものがあってそれがぶつかってしまった結果なんだと思ったり。無闇に過去を暴くことは意味のあることなのかと思ったり。でもこの話の終わり方はとても良かった。現代ではあまりない、主人への忠誠心に感動したな。
どうしよう...めっちゃ面白くて 私の歴代(読書)の2位や‼️と思ったのに 他の人のレビューはそこまでじゃなかった。 この話は2001年頃なんだけど、 最近出版されたのになんで?と思ったら やはり戦時中に年頃の人の話だと 現代では無理なんだろうな。 登場人物に102歳とかいたから 今だと120歳だ...続きを読むもんね。 そこがある意味衝撃だった。 戦争経験者が少なくなってきてる。 私はオバサンだけど、両親でさえ戦後生まれ。 戦争を実体験した人の話を生で聞けなくなってきてるのは大きな損失だ。 ちょっと脱線した。 こういう感想ばかり書くから あとでこのお話ってどんなんだっけと自分の感想見てもよくわからないんだよね。 なんしか面白かった! 時代も環境も容姿も才能も なにもかも自分と違ったから 全てが未知の世界で1ページ1ページ退屈せずに読めた。面白かった。 ありがとうです。
【隠された真実に、涙、涙、涙 心に染み入る傑作ミステリー】 屋敷後から発見された複数の白骨死体。二転三転する元使用人達の証言と嘘。隠された真実とは… 各証言者はそれぞれ何かを隠しており、真実が徐々に明らかになっていく構成でとても読みやすい。 証言の終わりにはレポートが挟まれ、現在わかっている部...続きを読む分と新たな謎がわかりやすく、一緒に謎解きをしているように楽しめる。 オチは予想できたものの、救いもあり後味もいい。 各章の締めの文章が気になる終わり方で締まっており、どんどん読み進めてしまう。 “このミス”大賞シリーズであり、実写化になりそう。 戦前から戦後にかけての時代背景と、今ではなかなかないであろう主人と使用人の関係性に現代の私たちはピンとこないかもしれないが、昔は他人と深い絆で結ばれていた。コロナで他人と距離を置くことが当たり前となった今だからこそ読みたい一冊である。 こんなひとにおすすめ.ᐟ.ᐟ ・登場人物の証言で進んでいく物語が好きなひと ・湊かなえ「Nのために」が好きなひと ・救いのある話が好きなひと ・ミステリーを普段読まないひと ・読みやすい文章が好きなひと ・感動ミステリーが好きなひと
あたたかなミステリー
人からおすすめされて読みました。 ミステリーはそこまで得意ではなく普段あまり読まないため、この本も読めるかな、と思っていましたが、読み始めると続きが気になり、一息に読んでしまいました。 ミステリーですが、それだけではない、あたたかなお話しだと思います。
屋敷跡から見つかった白骨をきっかけに、関係者の証言から50年以上前に何が起こったのかを解き明かすミステリー。 華やかな描写から始まる紫峰家が、どんどんドス黒く染まっていく様が美しく悲しい。 タイトルが「殺人」でなく「罪人」なのは、最後まで読むと納得。
いつ買ったのか全然覚えてないけど、タイトルが罪人なのが気になって買ったか装丁が綺麗だったからかなんかで買ったような気がする お屋敷の使用人たちの証言ですすんでいくから伏線があったり記憶違いがあったりして読んでて混乱したけど最後はすごくいい終わり方で別の作品も読みたくなった。
旧紫峰邸で発見された白骨死体。かつての女中や使用人達の証言により徐々にその真相が明らかになっていく。 証言により、そこでの出来事はガラリと印象が変わって伝わってくる。
面白かった!戦前の名家、紫峰家の屋敷跡から見つかった白骨死体の謎を探る物語。関係者の証言から徐々に浮かび上がっていく真相は哀しくて切ない。巧みな構成と美しい描写で読み応え抜群。長さも中編なので読みやすい。こういうミステリは大好物!
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