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美濃(岐阜県)の明智家の当主・光秀は知将として聞こえ、すぐれた戦闘能力、政治力で、出世の階段を駆けのぼりました。さまざまな難しい判断を正しくこなし、時の天下人・信長の家臣となります。しかし、信長の支配のスタイルに違和感を抱き続け、ついには大きな決断をする光秀。彼が生涯こだわった「美しい生き方」とは、ほんとうに願ったのは何だったのかに迫る、小沢章友さんの「戦国武将シリーズ」第10巻です。<伝記 小学中級から すべての漢字にふりがなつき>
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Posted by ブクログ
数年前の大河ドラマ「麒麟がくる」がきっかけで、明智光秀の人柄に興味はあった。最近、本能寺の変をめぐる歴史小説を読んいて、人名などいろいろとこんがらがってしまったので、こちらを読んだ。 戦乱の世の、「なんでもあり」の風潮で、己の力だけであすこまで出世した光秀はとてもバランスのとれた才能の持ち主であ...続きを読むるとわかった。光秀は自分の生きていく信条を「器」にたとえ、周囲の武将を観察しながら「自分はどんな器になりたいのだろう」と模索しながら生きていく。結果、ずるいことを好まず、人への慈悲を大切にする「美しい器」の持った人間になりたいと思う様になる。 信長の理不尽な命令にも「背いたら殺す」の一言でやむを得ず従い、持って生まれた才能と、コツコツ積み上げてきた教養のおかげで、確固たる地位を築いた光秀であったが、「美しい器」になりたいという信条がアダとなり?信長を「悪」と思う様になってしまう。 信長亡き後、与力たちが、次々に光秀から離れて行ってしまったのは、人の心はうつろいやすいものだと感じた。 最愛の妻を亡くしたあとの光秀は、信長の暗殺というとてつもない「やばいこと」をしてしまっても、もはや失うものはなかったと思う。 光秀が天下をとることなく、この世をあっけなく去ってしまったのは残念であるが、信長を殺してしまったことは、これからも永遠に語り継がれる大事件だったと思う。とても大きなことをしでかした人だと思う。 本書では、光秀は秀吉を最大のライバルだと思っていて、自分にはない「器」を秀吉に感じていた。秀吉の伝記も読んでみたい。
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