資治通鑑

資治通鑑

1,540円 (税込)

7pt

4.0

『資治通鑑』は11世紀なかば、北宋の皇帝英宗の詔により編纂された編年体の歴史書である。中国の戦国時代から北宋建国前年に至るまで1362年間にわたる歴代君臣の事績をまとめた本書は、「治を資(たす)く」という書名の示す通り統治者が参照すべき書として、『貞観政要』と並び政治家や学者の読むべきものとされた。294巻にのぼるこの膨大な『通鑑』のなかから、本文庫では後漢の「党錮の禁」、南北朝時代に勃発した「侯景の乱」、そして大唐帝国を揺るがした「安史(安禄山)の乱」を綴った巻を収録。権力者たちのたくらみが交錯するドラマが流麗な訳文で蘇る。

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資治通鑑 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    宋は遼(契丹人)に攻め込まれるが、反撃する力がない。そこで、宋は遼に銀・絹布を貢ぐことで許してもらった。屈辱でしかないが、兄である宋が弟である遼に「支援してあげている」という建前にして面子を保った。澶淵の盟(1004)。

    高度な文化をもつ漢人は、憐れな周辺蛮族に施しを恵んであげているのだ。あくまで

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    2024年05月22日

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