突きの鬼一 赤蜻

突きの鬼一 赤蜻

715円 (税込)

3pt

3.8

博打好きの殿様に襲いかかる忍び精鋭4人!

尾張徳川家の北隣、美濃北山三万石の舵取りを誤り、弟・重二郎に藩政をゆだねて出奔した殿さま・百目鬼一郎太は、博打に目がないのが玉に瑕。中山道板橋宿の手前で、江戸三大青物市場のひとつ、駒込土物店を差配する槐屋徳兵衛主従三人を危難から救ったのが縁で根津に身を落ち着けることになる。北山藩上屋敷には、時の将軍・家斉の娘で一郎太が愛して止まない正室静がいたが、表立って顔を見ることは叶わない。重二郎可愛さに、嫡男・一郎太の命を狙う実母桜香院とその腹心の国家老・黒岩監物が江戸入りしたからだ。監物と入れ替わり、国元に戻ることになった江戸家老・神酒五十八によれば、黒岩家の用人が密かに木曽御嶽山の麓にある羽摺りの隠れ里に向かったという。一郎太とともに江戸で暮らす五十八の嫡男・神酒藍蔵は力士と見紛う偉丈夫だが、無類の心配性。あれこれ気を揉む藍蔵を尻目に、江戸の賭場八十八か所巡りを企てる一郎太。一方、監物の放った羽摺りの精鋭4人は、江戸に潜入して虎視眈々と手を打っていた。四天王と異名をとる羽摺りとの死闘、そして、ついに鬼一の秘剣・滝止の由来が明らかになる!

...続きを読む

突きの鬼一 赤蜻 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    相変わらず、鈴木英治の本はいい。
    江戸に戻った一郎太は「月野鬼一」という偽名で、幼なじみでもある部下の神酒藍蔵と暮らしている。
    相変わらず、一郎太がバクチで生活費を賄っている。
    さいの目が読める特技を持っているからだ。

    実の母である桜香院はなぜか産んでからずっとこの息子に憎しみを抱かずにいられない

    0
    2020年04月01日

    Posted by ブクログ

    第三弾
    藩を弟に託し、江戸へ、飽くまでの亡きものにとする母と家老は、忍びの者を四人衆
    今回から登場の役に立つ忍びの技量を持つ若者と、危機に現れる紫頭巾は

    0
    2019年07月23日

突きの鬼一 赤蜻 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

突きの鬼一 赤蜻 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

小学館文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

鈴木英治 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す