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スマホをアップデートしたら、画面がガラッと変わって、お目当てのアプリや写真がどこにあるのか分からなくなった……そんな経験を思い出せば、「記憶」は「場所」と結びついていることが分かる。この特性を利用して膨大な記憶を整理・利用できるようにする技法が、かつてヨーロッパに存在した。古代ギリシアで生まれ、中世を経て、ルネサンスで隆盛を極めた記憶術の歴史を一望する書。最先端で活躍する気鋭の著者による決定版!
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Posted by ブクログ
面白かったです。 記憶術の起源から、そのもっとも盛えたルネサンス、近代に近づくにつれ衰微していく文字通りの「全史」を辿った本。 ここから、ルネサンス的な美術・建築にいくこともできるし、情動と記憶の関係を追っかけても良いし、エーコ的な記号論につなげることも可能です。
中世からの記憶術についての本、 前から気にはなっていましたが、 思った以上に具体的な精神内のロクスに イメージを配置したり消去したりは イメージ力があればできそうな気がしてきます。 催眠などで、トラウマを抱かされた相手を殺すような技法がありますが、 忘却術に似ているかもしれません。 本を閉じたら忘...続きを読むれてしまいそうな記憶力の私なので、いくら容量があったとしても、宮殿サイズはきびしく、 6LDKくらいから試してみようかな…と思いました。
紀元前からある記憶術の全史。記憶術のノウハウ本ではないし、ややオカルトっぽい内容もあったりする。今のように紙も筆記用具もパソコンも記憶媒体もcloudもない時代に、長編詩や神話や大王の物語を記憶だけで何百年も語り継いだ記憶術。著者の主張で膝を打ったのは「ルネッサンス期に人類史に残る美を生み出したのは...続きを読む、実は膨大な記憶に源泉があるのではないか」という点。確かに、現代でもイノベーションは何かと何かの組み合わせなので、それは記憶にあるものを引っ張り出してくることになる。面白い視点。
記憶術というテーマに惹かれて読んだ。なるほどと思うが、学術なので面白くはない。哲学書を読むのが苦痛でないと、読むのは辛いかもしれない。
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