日本人の死生観

日本人の死生観

1,155円 (税込)

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日本人は生きることと死ぬことをどのように考えてきたのだろうか。長明、芭蕉、千代女、馬琴、良寛など代表的な古典の中に日本人の死生観を辿り、「死」を前提に生き方を考え、「死」の意味をあらためて見つめなおす。日本人の心性の基層に今日も生きている伝統的な死生観を現代に生きる私たち自身の問題として考える指針の書。「死」の偉大な先達から「終い方」の極意を学んでみたい。

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    Posted by ブクログ

    「カミ」と「ほとけ」――日本人の宗教観
    「あの世」と「この世」――日本人の死後観
    「いのち」と「たましい」――日本人の生命観
    などを概観しながら、著者は西行から日本人の根源的な答えを求めた。
    花のしたにて――西行
    憂へ悲しむ――鴨長明
    ただ今の一念――吉田兼好
    旅を栖とす――松尾芭蕉
    老いの楽しみ―

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    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    日本人の死生観 立川昭二 筑摩書房

    文学史を学び北里大学と言う医者の環境に身を置き
    死や老いに関する哲学を覗き見た人なのか?
    西行の死生観に始まり鴨長明・吉田兼好・松尾芭蕉
    最後に良寛へと12人の詩と生き様を通して
    ニホンに根付いてきた死生観を掘り起こすと同時に
    現代人の死生観と比較して見るた

    0
    2022年01月17日

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