ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
日本人は生きることと死ぬことをどのように考えてきたのだろうか。長明、芭蕉、千代女、馬琴、良寛など代表的な古典の中に日本人の死生観を辿り、「死」を前提に生き方を考え、「死」の意味をあらためて見つめなおす。日本人の心性の基層に今日も生きている伝統的な死生観を現代に生きる私たち自身の問題として考える指針の書。「死」の偉大な先達から「終い方」の極意を学んでみたい。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
「カミ」と「ほとけ」――日本人の宗教観 「あの世」と「この世」――日本人の死後観 「いのち」と「たましい」――日本人の生命観 などを概観しながら、著者は西行から日本人の根源的な答えを求めた。 花のしたにて――西行 憂へ悲しむ――鴨長明 ただ今の一念――吉田兼好 旅を栖とす――松尾芭蕉 老いの楽しみ―...続きを読む―井原西鶴 気をめぐらす――貝原益軒 足を知る――神沢杜口 闇はながれて――千代女 あなた任せ――小林一茶 天地に羞る――滝沢馬琴 時を待たむ――良寛 おわりに 日本人の死生観 といった内容ですが、先人が書き置いた詩、歌、文章からそれぞれの死生観を導き出していたのだが、まず、西行の生き様、死生観に後の人間は一定の影響を受けていたことが窺えた。 あとがきに書かれているが、西行から良寛にいたる十二人が語ってくれたことばのなかに日本人の死生観を読み解き、彼らの生き方死に方にふれながら、できるだけ現代の私たちが直面している問題にむすびつけ、今日の日本人のメンタリティ(心性)の基層に生きている死生観を照らし出してみることを意図したものだったということで、私なりに死生観の示唆を見つけられるいいきっかけとなるほんでした。
日本人の死生観 立川昭二 筑摩書房 文学史を学び北里大学と言う医者の環境に身を置き 死や老いに関する哲学を覗き見た人なのか? 西行の死生観に始まり鴨長明・吉田兼好・松尾芭蕉 最後に良寛へと12人の詩と生き様を通して ニホンに根付いてきた死生観を掘り起こすと同時に 現代人の死生観と比較して見るた...続きを読むめに 自らアンケートを集めて分析する この極東列島と言う吹き溜まりである 有史以前からの多民族国家でありながら あるいはだからこそ生まれた 執着のないあの世とこの世を行き交う 根深くも静かな死生観を生み出したのだろうか 死の恐怖というよりも 流れに参加する旅の冒険で 知ることの楽しみを分かち合う 有って無い無手勝流の 満たされ感に浸る心地よさ
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
日本人の死生観
新刊情報をお知らせします。
立川昭二
フォロー機能について
「ちくま学芸文庫」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
生きて死ぬことのヒント(小学館文庫)
えんぴつでいきいき養生訓-読んで、なぞって、健康になる!
試し読み
からくり
すらすら読める養生訓
明治医事往来
病むこと死ぬこと生きること
養生訓に学ぶ
「立川昭二」のこれもおすすめ一覧へ
▲日本人の死生観 ページトップヘ