最期(鶴見京介弁護士シリーズ)

最期(鶴見京介弁護士シリーズ)

627円 (税込)

3pt

3.5

ホームレスの岩田貞夫は、荒川で仲間の男性を撲殺したとして逮捕されたが、無罪を主張。弁護にあたる鶴見は、被告の無実を信じ裁判に臨む。だが、裁判員のなかに、四日市で被告を知っていたという人物が現れ、身分詐称疑惑が浮上。岩田は否定するが、不審を抱いた鶴見は彼が何者かを突き止めようと、調査を始め……。そこには男が隠し続けた半世紀前の悲劇が!? 壮絶な人生を描くミステリー。

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最期(鶴見京介弁護士シリーズ) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    四日市と聞いてまず思い浮かぶのが「公害」。
    水俣市の水俣病、新潟の新潟水俣病、富山のイタイイタイ病、そして四日市の四日市ぜんそく。教科書に載ってあり、当時身近でなかったネットを使ってまで調べた記憶がある。この国にそんな時代があったのかと幼いながら衝撃を受けた。発生時期や原因物質、症状もバラバラだが、

    0
    2021年03月09日

    Posted by ブクログ

    裁判員制度で法廷に参加した貝原にとって、容疑者の岩田はかつて、自分が中学生時代に故郷の四日市で公害裁判で先導した英雄だった。

    鶴見京介弁護士シリーズらしい。
    続編や関連小説があれば読んでみたいと思いました。

    0
    2018年10月05日

    Posted by ブクログ

    鶴見弁護士シリーズ9作目。
    四日市の公害訴訟が絡みます。

    仲間の男性を撲殺したとして逮捕されたホームレスの岩田。
    無罪を主張するも、状況証拠、目撃証言から起訴されますが、鶴見はその目撃証言を崩します。
    その岩田を知っていた人物からの岩田の身分査証疑惑。

    岩田を名乗る人物は、かつて四日市の公害訴訟

    0
    2023年05月20日

    Posted by ブクログ

    自分にとっての英雄が、殺人犯かもしれない。読みすすめて行くにつれ、容疑は深まるばかり。
    どうなるのかと読み進めたが……、なんだろう、最後はなぜか盛り上がりに欠けているような。
    何が足りないのかと言われるとよくわからないのだが。

    0
    2018年11月10日

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