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観測隊員といっしょに南極へ行ったカラフト犬。かれらは、荷物や人をのせたそりをひく「はたらき犬」だ。がんばりやの犬、すぐにサボる犬、あまえんぼうの犬……。性格はいろいろでも、みんな大事な仲間だった。ところが1年後、15頭の犬たちに悲しい運命が待っていた――。第一次南極観測越冬隊員とカラフト犬の強い絆をえがく感動の物語。
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Posted by ブクログ
タロとジロがぶじに人間と会えたところで、タロとジロがしあわせそうでした。読んでいる人はかんどうします。とてもおもしろかったです。
2014年の59冊目です。 「南極物語」~タロ・ジロ奇跡の生還~ という自費出版本を読みました。自費出版なので本を検索しても出てこなかったので、ダミーでこの絵柄の本を選んでいます。 私がよく参加する自己啓発セミナーで一緒になる会社の方から、ある日のセミナーで「この本、読んでみてください。進呈します...続きを読むよ」と手渡された。私は頂戴した時、少し古い時代に書かれた本で、あの映画「南極物語」のベースになっている本だと思いました。しかし、帰宅してその本を開いたら、著者の苗字が、本を下さった方と同じで、名前の感じも一文字いっしょでした。この本はセミナーでよく同席するかたのお父様が書かれた本だったんです。しかも、ご自身が第2次から第5次までの南極観測隊隊員として「宗谷」に乗り組まれた経験を記録されたノンフィクションでした。身近にそんな貴重な経験をした方がいらしたなんてびっくりです。出港から、第2次越冬隊の断念に至るまでの事実を詳細に著者自身の視点で書き記されています。私たちは、映画「南極物語」の印象がとても強く、カラフト犬を置き去りにしてきた行為に薄情さを強く感じます。第二次観測隊が越冬を断念して時、子犬8匹と母犬1匹を昭和基地から連れ帰り、成犬15匹を残してきたそうです。後日、このことは第二次南極観測隊越冬失敗よりも、強く多くの人の非難を受けることになるとは、当時は想像もされていなかったようです。著者自身は、その後地元広島の放送局に勤務されていたとのことです。
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タロとジロ 南極で生きぬいた犬
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東多江子
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