漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件

825円 (税込)

4pt

英国へ留学した夏目漱石は、下宿先で夜毎、亡霊の声に悩まされ、思い余ってシャーロック・ホームズに相談した。このことがきっかけで、彼はホームズが抱える難事件の解決に一役買うことになる。それは、呪いをかけられた男が、一夜にしてミイラになってしまったという、世にも奇怪な事件であった!? 著者が、自信を持って読者に贈る、本格ミステリーの力作。【本電子版は、ルビは総ルビではなく、旧版に基づいています】

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漱石と倫敦(ロンドン)ミイラ殺人事件 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    吉敷シリーズを数冊読み、緻密な謎解きを堪能してからこの作品に来た。
    面白い!構成が楽しい!
    こんなにユーモアあふれる作風だとは、開いてみるまで分からなかったから、ものすごく得した気分。
    ホームズも漱石も、大満足だろう。
    巻末の特別エッセイは、島田荘司ファンのみならず、小説を愛する老若男女にとって、こ

    0
    2022年04月23日

    Posted by ブクログ

    『漱石から見たホームズ、ワトソン君』と『ワトソン君から見たホームズ、漱石』の対比が面白かった
    全体的に良かったと思う
    島田荘司で一二番目に好きかもしれない

    0
    2012年10月29日

    Posted by ブクログ

    ホームズにドップリハマっていた中学時代に読んで、いい意味で度肝を抜かれた作品^^

    漱石視点で見る新しいホームズ像と、お馴染みワトソン君の伝記スタイルで描かれる旧来のホームズ像の落差が、面白おかしく描かれています。


    英国留学中の漱石が、宿で夜な夜な「出ていけ〜」と亡霊に囁かれたことをホームズに相

    0
    2011年06月04日

    Posted by ブクログ

    漱石先生とワトソンさんの交互の視点で書いているところが実に楽しい。そしてホームズがどうしても御手洗さんと重なって。これはミステリー好きもそしてミステリー初心者もふむふむと言いながら読むことが出来るんじゃあないだろうか。流石、島田さんだなあと思いました。

    0
    2011年02月24日

    Posted by ブクログ

    英国に留学中の漱石がホームズに協力して難事件を解決するというワクワクする伝奇推理小説。奇数章を漱石、偶数章をワトソンが執筆するという形式で、ホームズの人物像が両者で若干違うのが面白い。漱石好きも楽しめて娯楽度も高い傑作

    0
    2023年10月20日

    Posted by ブクログ

    漱石のターンとワトソンのターンで同じことを書いているはずなのに微妙に違っているのがとてもおもしろかった。わたしがホームズ未履修だったのでよく知ってたらもっと面白かっただろうなーー。

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    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    初版の時の 表紙がよくて→中も見ずに買ったけど おもしろかった!ホームズを見守るワトソン さらに見守る日本人漱石の目線。

    0
    2021年09月01日

    Posted by ブクログ

    ニコラス・メイヤー(ほんとうはマイヤー)の"7 percent solution" (『シャーロック・ホームズ氏の素敵な冒険』)と、ちょっと設定が似たところがあって、初めのうち漱石パートは、え、そこまで行っちゃう?……と、ちょっと居心地の悪い思いをした。

    謎解きのあたりは、正典

    0
    2020年03月17日

    Posted by ブクログ

    大逆転裁判からの流れで読んでみた
    おかげでキャラのイメージが大逆転裁判の彼らになってしまったけども。

    話はロンドンで起きた事件をホームズと漱石が解くのを、ワトスン先生と漱石視点交互で見ていく形式。
    一つのシーンを両側から見るというより、シーンAをワトスン先生で見て、続くシーンBを漱石視点で・・・と

    0
    2017年05月27日

    Posted by ブクログ

    もし、夏目漱石がロンドン滞在中にシャーロック・ホームズに出会っていたら、、、。

    ワトソン目線と漱石目線でホームズ像が交互に描かれる。漱石目線のホームズがかなりトリッキーではあるんだけれど、これはこれでアリ、と思わせてくれるのが凄い。むしろ、ワトソンが描いたホームズ像の方が実は脚色付きなんじゃないか

    0
    2015年10月13日

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