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「目的はただひとつ、読む側にとってわかりやすい文章をかくこと、これだけである」。修飾の順序、句読点のうちかた、助詞のつかい方など、ちゃんとした日本語を書くためには技術がいる。発売以来読み継がれてきた文章術のロングセラーを、文字を大きく読みやすくした新版。
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Posted by ブクログ
2018年ころ何とか読んだ。私には読むのに根気のいる内容で、だいぶ時間を掛けて、頭に入ったのは主語の位置は術後と近付ける方がよいということだった。他にも多くのことが書かれているが、頭に入りきらない。でもこの一つが私には大きなことで、しかもとても実証的なので、しっかり身についた。 それから6年後、改行...続きを読むについてわからなくて、もう一度この本を開いた。これ以上直感的に説いてくれる本はないのではないか。手に取るたびに目からウロコ、勉強になる。勉強不足の私が述べても説得力はないだろうが、本当に深い本だと思う。
再読組です
高校の時眺めた記憶があるが、何一つ身についていなかった。 改めて読むと、これは技術の話。 読みにくい文章を例示して、いかに読みやすくするかが例示されている。 大変分かりやすい。いい買い物した。 お好みで。
日本語の文章の勉強
普段日本語を何気なく書いていますが、人から伝わりにくい、わかりにくいとご指摘受けることがあり、この本を紹介され読みました。文章の構成、「、」の位置、「は」と「が」の違いなど例文にて分析されていました。 とてもわかりやすく考えさせられました。これから文章の書き方を変えて伝わりやすい文章を書きます。あり...続きを読むがとうございました。
#タメになる #スカッとする
私達が日頃感じている悪文を悪文たらしめる原因を大量の例文を用いて言語化し、読みやすい文章になるための原則という形でまとめている。実践するのはなかなか難しそうだが…
タイトルにあるように作文能力もれっきとした技術なのである。 高校の時の世界史の先生がお薦めしていた一冊。 何も印象に残っていなかったが、今読み返してみたらハマる箇所もあった。 書く技術を学ぶことで、読むこともより豊かになる。言葉に対するアンテナをもっと鋭くしていきたい。
大変勉強になりました。仕事で文章を書く人、特に、読んでいて頭に入ってこなかったり、何を言ってるのか判らない洋書の翻訳をしている翻訳家の方にはぜひとももれなく読んでほしいなと心から思った。でも、仕事で少しでも文章を書く人って、お客さんにメールを書く人、SNSに投稿する人、ホームページを作る人と、ネット...続きを読む社会の中の人はだいたい含まれるような気がしてきた。 後半になってから、「文法のことになど私はふれたくなかった。」という前置きをした上で文法の話に突入していくのだが、むしろそこから面白くなってゆく。この本の文章自体が教材でもあり、内容は本当に面白いので、かなりおすすめします。
わかりやすい文章を書くのに必要なのはセンスではなく日本語を正しく使う技術である.本書では文章における言葉の修飾の順序や句読点の打ち方,助詞の使い分けなど一見当たり前と思われている技術をそれぞれ解説している.文章を書くことを生業にする人だけでなく,日本語を使う日本人全員に有用な本であることは間違いない...続きを読む. (名文はわかりやすいことに加えセンスが問われる.本書第9章の”リズム”がその例だろう) 個人的にグッときたところ: 「文章自体が笑ってはいけない」 落語家は客を笑わせるシーンで真剣に演じる.決して自分からは笑わない.怒りや悲しみを誘うシーンでも同様. 「紋切型の表現を使わない」: マンネリズム.菫の例え話=本質から逃げるー>ファンタジーになる.安っぽくなる. "私は、菫の黒ずんだような紫色の花を見たとき、何か不吉な不安な気持ちを抱くのである。しかしその一瞬後には、私は常識に負けて、その花を可憐なのだ、と思い込んでしまう。文章書くときに、可憐だと書きたい衝動を感じる。大抵の人は、この通年化の衝動に負けてしまって、菫と言うとすぐ「可憐な」という形容詞をつけてしまう" ======================= ・ ・:これは「ナカテン」というらしい(はじめてしった) ・():独白やつぶやきには()を使う.(なるほど) ・「」:直接話法には ・修飾と被修飾は離さない。 「横線の引かれた厚手の白い紙」 「白い横線の引かれた厚手の紙」 節(横線を引かれた→動作を含む)が句(白い、厚手の)より先に来ると"横線"に修飾ー被修飾が発生 ★節を先、句があと AがBをcに紹介した aが→主格 Bを→対格 Cに→方向格 この三つは対等な関係。どれも「紹介した」にかかる→どの順番でも成立する →読みやすさはそれぞれの資格の言葉の長さと語順で決まる。 ★長い修飾語を先に、短い修飾語を後に (主語と述語の距離が近ければよいのではない) ★格や語長が同じものは文全体に与える影響の大きいものから並べる ◯初夏の雨がもえる若葉に豊かな潤いを与えた △燃える若葉に豊かな潤いを初夏の雨が与えた →初夏の雨が全体に与える影響大→先に並べる ★さらに言葉同士の親和度をみて適宜並び替え →緑の若葉、燃える夕日→ 親密的 ”燃える”と”緑の”も親密→適切には離す →バカな若葉、三角の夕日→ 非親密的 ==================== ・大状況を先に ・長い方を先に ========= ・「、」テン ★長い修飾語が2つ以上ある時に,その境界にテンを打つ ★原則的語順が逆順の場合にテンを打つ ・テンは思想の最小単位を示す. ・先の入れ替えをあえて見出したいときにテンを打つ ・理由なきテンはうたない.(多ければ良いというものではない) 天気の良い週末に買ったばかりの車で父はドライブに行こうとした → 父は,天気の良い週末に買ったばかりの車でドライブに行こうとした =========== ★漢字とカナは文章が視覚的に読みやすくなるように使い分ける. いまご飯を食べる.今ご飯を食べる 今勉強する.いま勉強する ーーーーーーー 三上章 主語廃止論 →西洋文法の枠組みで日本語文法の解釈話や試みたことによる無理 →これは文法以外にも当てはまる。建築、音楽等等 →ある文化をそれのは異なった文化を物差しにすること。 (法定通貨とビットコイン、価値とは何かのコペルニクス的転回に近しいものを感じる。) 「熱いコーヒーが飲みたい」→主語はないが主題はある 日本語には主語はないが主格はある。 ★主格=他の格と平等 ★助詞の「ハ」は多義 →複数の解釈が生まれる →たくさん使わない方が良い。 ============= 並列 英語 : a, b, c … "and" d 日本語: a "と" b, c, …. d ============= ★段落=思想のまとまり ======== ★紋切型: 誰かが使いだし、それが広まった、公約数的な、便利なよー。ただし、表現が古臭く、手垢で汚れている言葉。 領収書で使用すれば表現に悩むことも苦しむこともなく思考と時間の節約が可能になるそれゆえに愛に使われやすい。しかし紋切り型を使った文章はマンネリズムの見本みたいになる。 伊藤整 "菫の花を見ると、「可憐だ」と私たちは感じる。それはそういう感じ方の通年があるからである。しかし本当は私は、菫の黒ずんだような紫色の花を見たとき、何か不吉な不安な気持ちを抱くのである。しかしその一瞬後には、私は常識に負けて、その花を可憐なのだ、と思い込んでしまう。文章書くときに、可憐だと書きたい衝動を感じる。大抵の人は、この通年化の衝動に負けてしまって、菫と言うとすぐ「可憐な」という形容詞をつけてしまう" 文末の繰り返しは鼻につく だった。 です。 と思われる。 など ★文章自体が笑っていてはいけない。 "落語の場合〜聞き手が笑う場面であればあるほど、落語家は真剣に、まじめ顔で演ずると言うことだ。観客が笑いころげるような舞台では、落語家は、表情のどんな微細な部分においても、絶対に笑ってはならない。目じり一つ、口元一つの動きにも「笑」に通じるものがあってはならない。" "チャップリンはおかしな動作をクソ真面目にやるからこそおかしい。" "全く同じことが文章についても言えるのだ。面白いと読者が思うのは、描かれている内容自体が面白い時であって、書く人はいかに面白く思っているかを知って面白がるのではない。" "読者を怒らせたい時、泣かせたい時、感動させたい時も「笑い」と同様である。筆者自身の辺が起こってはならず、泣いてはならず、感動してはならない。" ルポタージュなのに過去形→机の上で書いてますよ感。臨場感が失われる.→現在系で書こう 第9章 リズム→ 感覚的なもの?
読みやすい日本語作文の唯一のマニュアル本 抽象的な心構えや、部分的な作法ではなく、まとまりのある具体的なマニュアル本は今もこの本しかない。 例文こそ古く、著者が元朝日新聞の記者というだけあって、左寄りの話もたまに出てきて、香ばしくもあるが、現在でも問題なく通用する内容で、唯一無二の価値がある。
伝わる日本語をロジカルに書きたければさっと通読をおすすめする。私は国語的な文法などはよくわからないが、この本を読んだおかげで作文をするときの簡単な指針は持てるようになった。
「日本語」を普段使っている分、いろいろと疎かにしがちである、ということが身につまされてわかる本。 この本の価値は、著者の実践を背景に「なぜこうなるのか」を網羅的に分析し、きちんと理論をもって説明していくところにある。ここまで細かく分析した書籍はほかには見当たらず、初版が1982年であるにも関わらず...続きを読む、未だに売れ続けているのも頷ける。 ものを説明する文章を書く人間なら「日本語スタイルガイド」とともに、常に机の上においておきたい一冊である。
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