あの日、僕は旅に出た

あの日、僕は旅に出た

721円 (税込)

3pt

4.4

「インドにでも行ってみたら」。親しくもない同僚の一言で、僕はインドへと旅立った。騙され、裏切られ、日記までも盗まれて。それなりに真面目に生きてきた僕の常識は、一瞬にして崩壊する。だが、この最低最悪の経験こそが、30年に及ぶ旅の始まりだった……。いい加減な決断の連続で、世界中を放浪し、旅の出版社まで立ち上げた著者の怒濤の人生。

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あの日、僕は旅に出た のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    学生の時に、季刊「旅行人」を欠かさず読んで(眺めて)いたので、蔵前さんが旅に魅せられていく過程と、旅行人の設立以降の歩みがとても興味深かった。
    旅行人はアカデミックな雑誌という印象が強かったので、バックパッカー色の強い蔵前さんの初期の著書も読んでみたくなった。

    0
    2021年05月09日

    Posted by ブクログ

    80年代の世界のあちこちを旅したような気分に。
    歴史や当時の世界情勢のことなども勉強になる。
    そして旅行人立ち上げまでとその後の紆余曲折がとにかく熱い。
    読み終わって泣いてしまった。

    0
    2020年05月03日

    Posted by ブクログ

    「ゴーゴー・インド」などのインド旅関連の著作でお馴染みの蔵前仁一氏の半生が描かれた一冊です。
    バックパッカー旅作家の元祖としてのイメージが強い蔵前仁一氏ですが、本書では「旅行人」という出版社を立ち上げた経営者としての半生が描かれていて読んでいて新鮮な発見があり面白かったです。
    小さな出版社の経営の大

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    2016年10月28日

    Posted by ブクログ

    蔵前仁一の自伝。
    蔵前仁一は、バックパッカーであり、作家であり、また、「旅行人」という会社の代表。「旅行人」は、出版社で、かつて雑誌やガイドブックや旅行記などを発行していた会社。
    以前、蔵前仁一の本を何冊か読んだことがあり、結構面白く読んだ記憶があったので、久しぶりに手にしてみた。

    筆者の若い頃の

    0
    2021年01月03日

    Posted by ブクログ

    僕が旅に出る理由はだいたい百個くらいあって
    ひとつめはここじゃどうも息も詰まりそうになった
    ふたつめは今宵の月が僕を誘っていること
    みっつめは車の免許とってもいいかな
    なんて思っていること
    ーくるり「ハイウェイ」

    大好きなくるりの曲がなぜだかふっと頭の中で流れはじめた。
    旅に出る理由なんて、いくら

    0
    2017年05月04日

    Posted by ブクログ

    バッグパッカーを対象とした雑誌『旅行人』(1993~2011年、前身の『遊星通信』は1988年~)を主宰した蔵前仁一(1956年~)の、所謂半生記である。
    本書は、蔵前氏が大学を卒業し、東京でフリーのイラストレーターをやっていた1982年、26歳のときに(沢木耕太郎が『深夜特急』の旅に出たのも26歳

    0
    2016年07月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蔵前仁一さんの自伝書。

    紀行文ではあるが、旅を中心とした2015年までの出来事が描かれている。一地域を舞台としているわけではなく、ふと始まったインドへのバックパッカー旅をきっかけに始まる旅の物語。旅に対するリアルな想いが気取らずに文に表現されているので、とても好感を持てた。自分のダサいところも隠さ

    0
    2020年03月14日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイ旅行中のゲストハウスにこの文庫が置かれていた。どこのゲストハウスか今は忘れてしまった。しかし、この本を読みながら旅を続けていた。著者の旅に対する思想がよく理解できる旅だった。

    0
    2017年10月23日

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