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中学1年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1-4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった――。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する14歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
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Posted by ブクログ
娘の読んだ本を読んでみた。進研ゼミ中学生向けで連載されていたらしい。 これぞ青春!登場人物皆に好感が持て、さわやかな涙が流れるシーンがいくつもあった。懐かしい気持ちにさせてくれた。
はじめて読んだのは中学生の時だったと思います。メインの4人の視点が切り替わりながら進んでいく形式。ひとりひとりが抱える思いが青くて痛くてしんどかった。杏里と一真の関係性がとてもすき。思えばこの本から私の「絵を描く男性とモデルになる女子」という性癖が生まれた気がします。
カーテンが風をはらんで揺れる光景と、暖かくてやわらかな春の陽光。夏のギラギラした日差しと、太陽に照らされて汗がにじむ健康的な肌。朝の冷え切った空気に溶けていく白い息と、澄み切った青い空。同じ町の出来事なのに、季節の移り変わりとその情景が目に浮かんでくる。 . 友達との距離感、恋愛、葛藤、決心…心に自...続きを読む然と湧き上がるいろんな感情と自分自身に、14歳の男女が向き合って、選択して、迷ったり後悔したりしながら、道を切り開いていく。青春に恋愛は絡まりがちだけど、これはすごくあっさりしていて、青春=恋愛じゃないところがいい。結果を出さなくてもハッピー感が伝わる終末も魅力的。 . 窓、すき。 窓を考えた人、作った人、天才。
転校してきた主人公の井嶋杏里。馴染めない中学校の校舎で使われなくなっていた「1-4」の教室で市居一真と出会います。一真は父親に反対されながらも絵を描いていて、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼みます。かけがえのない友達や家族との成長物語です。中学生にも読みやすいように大きな文字で、行間も広くなってい...続きを読むます。
とにかく甘酸っぱかった。片思いとか、それぞれの道に進んでいくことの寂しさとか。私がとっくに失ってしまった感情ばかりだ。この4人にはどんな未来が待っているのかなぁ。余韻にひたれる終わり方だった。
2023.09.12 ★3.2 中学生、ローティーン特有の友だちへの気遣いや、ちょっとした意地悪、将来への不安。 ほの甘いようなほろ苦いような空気。 そういった当時の気持ちがたくさん詰まった作品だった。 すごく感動する、とか、泣ける、とかでは無いが心がほんのり温かくなる。 このまま続刊に進もう...続きを読むと思う。 ↓↓↓内容↓↓↓ 中学一年の夏に引っ越すことになった井嶋杏里。転校でなじめない中学の校舎で、使われなくなった教室『1‐4』に入った杏里は、市居一真と出会う。杏里に出会った一真は、杏里に絵のモデルになって欲しいと頼む。そこから物語は始まった―。杏里、一真、そして、かけがえのない友だちと家族。悩みながらも成長する十四歳を描いた、あさのあつこの青春傑作小説。
4月、新しい人との出会いが多い月だから読んでみた。私も転入生という立場にたったことがあるが、杏里たちのようないつメンがいたらいいなと思う。いろいろなことが学べるからこそ、友達ってやっぱり必要なんだと感じる。「気を使わなくても断れる」友達が、本当の友達なんだという途中の記述は、本当にそうだと思う。
「市居くんは、絵を描くの?」 はい、描きます。 何より描くことが好きです。 井嶋さん、 あなたを描かせてもらえませんか。 心の中でしか言えない感じが 14歳らしくてもどかしい 漫画のようにすらすら読めました だいすきなあさのあつこさんの作品 自分が14歳の頃は、毎日朝から夜まで 部...続きを読む活をしてた思い出ばっかだなぁ 勉強もかなりしてたな〜
14歳の複雑な心境や人間関係が描かれている 心温まる青春ストーリー 友情、恋、進路、家族、何もかもが課題に直面していたあの頃を思い出させてくれる
前作『13歳のシーズン』の続編かな~?って思いましたが、 仕切り直して、再び、新たな4人の中学1年生のお話でした。 ただ、前作と異なり、 中学2年生までといぅことで、何でかな~?と思いましたら、 進研ゼミの「中一講座」→「中二講座」にかけての企画もの、 といぅことで…、でも、続編として中学3年編が...続きを読む出るんなら、 1冊にまとめてくれてもよかったよぅな…。 内容は、 ごくごくふつぅ?の、ごくごく等身大の中学生を描かせたら、 さすがの安定感?のあさのさん!?、といぅ感じでしたが…、 1年分のボリュームに2年分を描いたため、各章が中途半端で、 前作の「年表作り」といったお話の軸になるテーマもないため、 本作品に、意外なドラマチックな展開は求めてはいませんが、 それでも、何となく物足りなさ?を感じたかもしれません…。 本作が、新たな出会い編とするならば、 続編は、別れと旅立ち編となるのでそぅが…、 評価は、合せ技1本が妥当なのかな~とも…。 なので、本作の評価は、ふつぅといぅことで。
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