青い壺

青い壺

693円 (税込)

3pt

読めばハマる有吉佐和子。幻の名作長篇
無名の陶芸家が生んだ青磁の壺が売られ贈られ盗まれ、十余年後に作者と再会した時。人生の数奇な断面を描き出す名作、復刊!

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青い壺 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み出したら止まりません!映画「東京物語」のようなシーンが続きます。日本語が綺麗で、とても読み易いです。ラスト最高です!

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    2024年05月25日

    Posted by ブクログ

    私が初めて有吉佐和子さんの著作に手を触れることとなった作品。
    青い壺が陶芸家の元を離れ、渡っていく人々にまつわる13編の物語。とにかく、各話に登場する人々の描写が秀悦で、まるでその場にいるように感じられる。読書の魅力の1つは、自らが生きえない人生を体験できることにあると思っているが、この本ではそれが

    0
    2024年05月14日

    Posted by ブクログ

    ちょっと面白すぎた!
    名作をナチュラルに読んでしまった!て思ったくらい面白かった。

    青い壺がキーの連作短編集。ただ色んな人間模様話を繋ぐバトンとして青い壺が存在しているのかと思ってたら全然違った。
    うつくしい青磁だからこそ、映す生活や人間模様の様々だった。この小説は初出が昭和51年で、なんで当分経

    0
    2024年05月13日

    Posted by ブクログ

    派手な展開ではなく淡々とつづられる物語だが
    じわりじわりと胸の中で大きくなる
    100万回生きた猫が脳内に浮かんできた笑
    登場人物一人ひとりの生き様と心理描写が素敵
    昭和の作品の良さにハマってる今日この頃

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    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    とても素晴らしい群像劇。何回も読みたい名品。
    文章が簡潔で、露悪的でなく、現実の中のドラマを活写している。一話一話が絵画のよう。

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    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    有吉佐和子さんの短編は初めて読んだ。どの話もごくごく短いものだが流石に読ませる。昭和の作品なので時代背景が各所に窺える。派手さはない。描かれているのは登場人物達の日常とそれにともなう細やかな喜怒哀楽である。そしてそこに青い壺がある。第一話で生み出された壺が様々な人の手を経て最後の第十三話で生み出した

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    2023年10月05日

    Posted by ブクログ

    いやー面白かった。有吉佐和子の小説、初めて読んだけどこんなに面白いんだ。他の小説も読みたくなった。
    青磁の壺の変遷を巡る物語。
    様々な人の手に渡って、果てはスペインまで旅して?また日本に戻ってその青磁の壺を作った本人の前に姿(壺)を現したのが最終章。
    構成が上手い!そしてこの時代の風習みたいなものが

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    壺の人生(壷生?)を通して、垣間見れるそれぞれの人生に思いを馳せられるような作品。
    登場人物が基本社会的地位がある程度高く、品の良い人で、嫌な場面はほぼなく、スルスルと読めます。
    ただ、最後の終わり方が少しもやもやしてしまったかなと思いましたが、凄く昔の話(物語の中では)ですのでしょうがないところと

    0
    2024年05月05日

    Posted by ブクログ

    近年再評価される作家の1人有吉佐和子。本作もその流れでまた売れているらしい。流行に乗って読んでみました。

    「舞踏会の手帖」方式だったかグランドホテル形式だったか、小道具が引っ張る群像劇。奇跡的に上手く焼き上がった青磁の壺の持ち主の変転を連作で描いていく。「恍惚の人」の作者だけあって、老後の問題なん

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    昭和50年の作品だけど、どこかで紹介されたのか今、売れているらしいと知り読んでみた。

    型ものや古色加工を手掛けている無名の陶芸家が作った青磁の壺。その出色の出来栄えゆえに常ならぬルートで売りに出され、壺が辿る数奇な運命。
    デパートで贈り物として買われ、お礼として贈られ、遺産として相続され、空き巣に

    0
    2024年04月22日

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