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幼い時から愛されて成長した人は、愛し方が自然であり、生き方が自然である。それに比べて、愛されなかった人は、幸せを求めながらなぜか幸せに背を向けてしまうのである……。親子、恋人、友人など人間関係をよりよいものにするためにはどうすればよいか、自分にとっての本当の人生を歩むにはどうしたらよいか、本書は生きる勇気と自信を与えてくれる一冊である。
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Posted by ブクログ
学生時代の自分にとっては、ここに描かれるメランコリー親和型の神経症的人物像は鏡を見せられているようで衝撃だった。今の自分はかなり改善されたと思うが、それは人格の陶冶によるものか、それとも人生に対する一種の諦めによるものかは不明。
結局は、自分を信じる。自分を愛する、これが大事だという本である。 実践方法の記載は少ない。理由、原因は良く理解できる。 --- 『もし与えられた状況で何かをおこなおうと、次にあなたがその状況に置かれた時は同じことをくり返す。』
その恋を終わらせたのは自分の利己主義、打算、もったいないという気持ちであるとの文章に、これまでの恋愛を思い返した。 最近は与える喜びを痛感している。自分のやりたいことをして、自然にふるまうことが心地よい。そして生かされていることを実感している。 「自己実現している人」にあてはまることが多いことを心地...続きを読むよく感じつつ、「神経症の人」にも当てはまることは多く、そう簡単に変われないしいろんな自分が混ざっていると感じた。 愛情飢餓感の強さに負けて安易にそれを満たそうとしてはならない。安易に満たそうとすればより大きな悲劇が待ち受けているだけであるという文章にギクリとした。冷静になれ、自分を磨けといわれているようだ。 人間は不思議なもので、時に自分に最も尽くす人に最も不満になるそうだ。私の知る90歳の寝たきりの女性が、献身的に介護する息子の不満をいっていて驚いたことを思い出した。慣れって恐ろしい。どんなケースにも当てはまることだから、これは覚えておいた方が良いと思った。 昔の私は、自分を防衛しようと熱心なあまりに孤立していったのだとわかった。そして嫉妬により、正義や真理を叫んでいたのかと気づいた。笑いが不安の処置方法になっていることにも感心した。 この本を読んで、自分の心の中の神経症的部分への理解が深まった他、他人のことを理解して、周りに優しい人であるようつとめていきたいと思った。解説に共感。オズの魔法使いも読みたくなった。自分にゆとりが出来、人に興味をもつことで、どんどん人間が好きになっている。
親に愛情をもらえなかった人の、行動を内面から解説したはなし。 愛情に餓えてるから人に利用されやすい。 いまその状態なら、付き合う人を変えろという内容。 どうやって?どうすれば餓えた状況から抜け出せるのかについては解説なし。 自力で変わる他ない。
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