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ドラマ原作「傘を折る女」収録! 名探偵・御手洗潔の「遠隔推理」と追いつめられた女の行動の対比が見事な傑作中編! 異様な姿で死んでいる男が鎌倉の自宅で発見された。白いシーツを体にぐるぐる巻き、ヘルメットとゴム手袋という重装備。この男の近所に住む老女は、戦争をしている宇宙人たちを見たという。これはUFOがからんだ殺人なのか? 表題作「UFO大通り」もあわせた迫力の中編集。
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Posted by ブクログ
田荘司で次に読むのは順番で行くと「帝都衛星軌道」だけどなかったのでこちらにした。最近刊行の御手洗物にしては珍しく御手洗がまだ石岡と横浜で共同生活をしていた頃の事件です。表題作のほうは現場まで行っていますが「傘を折る女」の方は石岡からの伝聞と刑事との電話のやりとりのみで真相を暴きます。はっきり言ってす...続きを読むごいです。こういうミステリーを島田荘司には求めているんだけどね。これで長編だったらもっといいんだけどね。
中編2本からなら一冊。 いつものとおり、些細なことから御手洗潔が事件の全貌を見抜き、事件を解決していきます。 2本とも事件解決に必要な部分が同じところがあるので、敢えて揃えたのかな?と思われます。
銀色に塗られた顔、目張りした部屋、シーツを被り死んだ謎の男、雨の日に傘を折る女、奇妙な事件から鮮やかに真相(トリック自体は言われてみればなんでもない)を掴んでみせるところが安定の島田荘司。はやく結末を知りたいとページをめくる手が止まらない。1981年とか1994年とか回顧する形式である必要はあるのか...続きを読むな。(トリックが現代科学ならすぐバレるからという理由とか?)
「UFO大通り」と「傘を折る女」の2編。読み終わると題材が共通しているということに気づけるところが面白い。
中編なので以前レビューしたネジ式ザゼツキーや他の長編ほどではないがなかなかパンチのある謎がやはりのっけから登場し、我らがミタライ先生が物の見事に解決してくれる。物事の関連性をここまで見事に見付け出すことができる冷静で理知的そして天才的な閃きを併せ持つような脳みそが私にあったらなあ!傘を折る女に関して...続きを読むはかなりはんにに同情するけど。ああいう女のせいで人生狂わされたら私だって悪魔に魅入られるかもしれないや。傘で殴る程度ですまない話だし!
最近「傘を折る女」がモーニングでコミカライズされましたが、内容をほとんど忘れていたので文庫版で再読。去年の11月に読んだものをここまですっぱり忘れてしまえるのものかというくらい忘れてました。 やはり馬車道時代はいいなぁ。御手洗も石岡君も生き生きしている。わたしは「傘を折る女」より「UFO大通り」の方...続きを読むが好きなんですが。軍隊気質な猪神刑事のキャラもいいし、その猪神刑事をおちょくって楽しむ御手洗とはらはらする石岡君が面白い。御手洗のペースに巻き込まれて意味不明な啖呵切ったり最終的には涙目になってる猪神刑事が可哀想で好きです。 漫画にするなら「UFO大通り」の方が向いてたんじゃないかなと思いました。というか何故数ある御手洗短編の中で「傘を折る女」を選んだんだろう…?
御手洗シリーズ。 久々の石岡コンビでの話。二人の掛け合いが久々に見られて良かった。 表題作は、スタンダードなストーリー構成。もう一作は、犯人の心情描写も入っていて、このシリーズには珍しい構成。
久々に読んだ御手洗潔シリーズ。 やはり、面白かったです。 読みながら、何度心の中で、「流石です!」や「待ってました!」と呟いた事か。 表題作の『UFO大通り』と『傘を折る女』の二編が収録されていて、どちらも、何と言うか、事件の真相そのものは、割と地味です。 ただ、どちらも、状況の訳のわからなさは、...続きを読むかなりのもの。 それを、あっと言う間に解決してしまう御手洗さんの推理力は、読んでいて気持ち良かったです。
「UFO大通り」と「傘を折る女」の2作品を収めた中篇集。 老女が偶然見た宇宙戦争、ラジオの放送に寄せられたら傘を車に折らせる女の話。奇妙な出来事を名探偵御手洗が奇想を動かして、見事な推理により事件を解決する。 いずれもアレルギーを題材にしているところが島田荘司氏らしい。
タイトルになっている「UFO大通り」と「傘を折る女」の中編集である。御手洗シリーズの一つであるが、事件を推理する過程を途中で話すことのない御手洗が、推理の過程を見せてくれる貴重な一篇が「傘を折る女」である。 ある雨が降る日、男性が窓から外を見ると白いワンピースに派手な傘を持った女性が歩いていた。そ...続きを読むの女性は、ふと、その傘を車に轢かせようと試み始めた。そして、まがった傘を持ち、今来た道を帰っていくのである。 そんな不思議な光景を見た男性が、ラジオでその話を話したために、それが御手洗の耳に入ることになる。そして、このわずかな情報から、とてつもなく膨大な情報を引っ張りだし、「事件」があったことを推察し、さらにはその犯人まで言い当てるのである。 御手洗側の推理だけを描写するのではなく、犯人の一人称で描かれる事件の一部始終も合間に挿入されている。それはとてつもなく生々しく、呼んでいるだけでその犯人の「怒り」をひしひしと感じるほどだ。そして、その「犯人」が捕まらないことを願ってしまう。 そして、さらに事件は「犯人」も意図していない不思議な展開をみせる。 少ない情報からでも「論理的」に情報を引き出していく、という手法に少なからず感動する一遍である。
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